風疹抗体検査を無料で受けることができるのを知っていますか？
しかし誰でも無料で受けられるというわけではなく、ある条件が…！風疹抗体検査を無料で受けられるのは一体どんな人たちなんでしょうか？
妊活中の人も、妊娠希望の人も知っておいてほしい『風疹
』についてまとめました！
妊活歴、かれこれ2年くらいの筆者がしっかりと風疹抗体検査の必要性や、男性にこそ気を付けてほしいポイントを解説していきます。
風疹抗体検査を無料で受ける条件は？男性こそ読むべき風疹ガイド
1. 風疹抗体検査が無料で出来るのは誰？
風疹の抗体検査を無料で受けられるなら無料で受けたいですよね！
自治体で助成していて無料で出来るパターン、対象者について詳しく解説していきます。
■風疹抗体検査が無料で出来るパターン①: 妊娠希望の場合
妊娠を希望する女性および周囲の人は、予防接種を受けて風疹への免疫を備えておく必要があり、無料で行えることが多いです。
具体的な対象者は下記の通り。
・妊娠を希望する女性
・妊娠を希望する女性の配偶者（夫）
自分が住んでいる市区町村や自治体で無料実施しているのかどうかネットで検索してみましょう！その自治体に居住する人ならば、無料（または一部助成）で風疹抗体検査を受けることができますよ。
年齢の制限が違ったり、条件があったりするので各自治体で確認してみてくださいね。
■風疹抗体検査が無料で出来るパターン②: 追加的対策として
特に風疹抗体保有率が低い年代の男性たちに対して、追加的に無料での抗体検査が受けられるようになりました。
具体的な対象者は、昭和37年4月2日生まれ～昭和54年4月1日生まれの男性。
※2022年3月31日まで全国で原則無料です。
■風疹抗体検査が有料になってしまう場合って？
風疹抗体検査が無料で受けられる場合もあれば、有料になってしまう場合もあるので注意しましょう！
たとえば、通院している産婦人科などで風疹だけじゃなく、麻疹その他感染症など他の検査と一緒に受けてしまうと有料（普通の病院会計として支払うこと）になります。
わたしは無料で出来るはずの「妊娠希望の20代女性」でしたが、有料で抗体検査することになりました…。みなさんは気を付けてくださいね！
2. 風疹抗体検査（無料）を絶対に受けるべき理由とは
面倒だから受けないなんて絶対ダメ!!
そもそも何で妊娠希望、妊娠すると風疹抗体がないとマズいのか知っていますか？
風疹抗体検査は受けなければならない絶対的な理由があります。
「なんとなく必要っぽい…？」ではなく、生まれてくる赤ちゃんを守るために、しっかり知っておきましょう！
■風疹とは
まずは、風疹について。風疹とは風疹ウイルスによって引き起こされる感染症のこと。
症状としては高熱や発疹、関節痛などが主。しかし、脳炎など重篤な合併症を併発することもあり大変危険な感染症と言えます。
さらに、上記のような感染戦症状を示さない「無症状」でも実は感染していた…という場合もあることから感染が広がりやすい危険性も。
感染経路は、飛沫感染＆接触感染で、せきやくしゃみ、会話や接触という些細なことでも感染します。※感染力も強い病気です！
■先天性風疹症候群について
そんな恐ろしい風疹ですが、妊婦さんに感染するとさらに恐ろしいことが…。
風疹で忘れていけないのが、「先天性風疹症候群」です。なんとなく聞いたことがある人も多いでしょう。
先天性風疹症候群とは、妊婦さんが風疹にかかることによりお腹の中の赤ちゃんにも感染してしまう病気のこと。
先天性風疹症候群では、下記のような症状が出ます。
・緑内障、白内障
・難聴
・先天性心疾患（心臓の異常）
・発達のおくれ
さらにこれだけでなく、網膜症・血小板減少・糖尿病・精神発達遅滞など多岐にわたる症状が出る可能性もあり、大変危険なんです。
■妻（女性）だけでなく夫（男性）も絶対受けるべき理由
そして勘違いしないでほしいのが、風疹は妊婦さんだけが気を付ければいいというものではありません！
妊婦さんの夫はもちろん、一緒に住む家族や、世の中の風疹抗体ない人、誰もが風疹抗体検査を受けて、予防接種をする必要があるんです。
そして、その風疹抗体が無い人というのは、【20代後半～50代の男性たち】。
この成人男性たちは風疹予防接種を子供のころに受けていない可能性があり、風疹に対する免疫のない人が多くいます。
風疹免疫のない集団（例えば職場とか…）で、誰か一人でも風疹にかかってしまったら、瞬く間に感染が蔓延してしまいます。
そうなると、職場にいる妊婦さんや自宅にいる妊婦の奥様、はたまた通勤時に近くにいた妊婦さん…世の中の妊婦さんを危険にさらすことになってしまうんです！
そんな恐ろしいことが起こらないように必ず予防してください。
妊婦さんや赤ちゃんを守るためにも、男性たちが風疹予防をしていく必要があるんですよ！
男性こそ注意すべき風疹の危険性を徹底解説！▽
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