Vol.03「役満ボディー」の女流プロ雀士、岡田紗佳ちゃんのフリートーク連載です。男を麻雀役に例え、モテる男、モテない男、サラリーマンタイプ、実業家タイプと時には辛口にレッテルを貼るという、どこまでも岡田ちゃんカラーが全面に出ている企画です。編集部員が投げるキーワードを、麻雀にからめて即座に打ちかえしてくれる頭の回転の速さ、注目です。
国士無双は芸人に多いタイプ! 逆境に打ち勝った叩き上げ!【岡田紗佳連載】
逆境に負けない、叩き上げタイプの男性は……

――前回、国士無双を男性に例えると「叩き上げって感じ」とおっしゃってましたが、そのへんもう少し詳しく……
いやなんかもうほんと、貧乏な家に生まれて、でも頑張ってお母さんを養おうと思って一生懸命勉強しようとするけどお金が無くて……すごい図書館とか通ってっていう。本を買えずに。苦労人タイプですかね。
■前回の記事はコチラ▽
国士無双タイプは奨学金で大学へ

勉強するための本は図書館で借りて、コツコツ、コツコツ勉強して、奨学金で大学に通って最後はお金持ちになる、みたいな。
麻雀で言うと配牌がね、もらったものがね、ダメすぎるんですよ。国士って何もすることがないから国士に向かうものだと思ってるんで。
ひとことで言うと、環境として何もないんですよ。大体バラバラの手配から始まって、もう何も、ない。スピード感も無いし。
麻雀は不条理なゲーム、人生もそう

並べた瞬間にもう負けが予想されるときがある。麻雀ってほんと不条理なゲームで、人生とほんとに一緒なんですよね。
生まれって自分で決められないじゃないですか。見た目とか環境とかって。それは配牌と一緒で。配牌悪ければ明らかにこう劣勢からのスタートになっちゃうので。
国士上がるってことは「あ、よっぽど劣勢だったんだな」って思うから、ひとの場合だといわゆるイケメンじゃなかったり、家が貧しかったり。だから勉強するし、努力してのし上がるしかない! 成功してようやく女性とつきあうようになる男性というイメージ。
国士無双タイプは、ちやほやされるとドツボ

最初が劣勢だったから、なんだろう、成功すると急にちやほやされちゃってっていうタイプが多いですよね。落差が激しい。そういうときに、昔の自分のように努力することができるひとが最高ですね。
次回も麻雀役を男に例えて辛口トーク! お楽しみに!
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