メディアで何かと話題の「港区女子」。インスタ上では見かけるけれど、具体的にはどんな女子を指しているのか気になるという人も多いのでは? 職業は? 年収は? そもそも現実に存在しているの? そして、最後は一体何になるの?
…そんな、あらゆる疑問にお答えします。これさえ読めばあなたも港区女子ツウ! 飲み屋で話題になること間違いなし!!
港区女子っていったい何者?職業は?知られざるその実態に迫る!!
1. 港区女子とは

「港区女子」、なにそれ、食べられるもの? 硬いもの?
そう思った庶民の皆さん(私もです)、港区女子とは読んで字のごとく、東京都港区を拠点にしている女子のことです。
若い女性が圧倒的に多いのですが、渋谷や原宿など若者向けの街には目もくれず、六本木や西麻布など港区の「芸能人御用達」感あふれるおしゃれスポットが大好き。
どこから湧いてきたのか夜な夜な集まり、バブル時代の再来!?と思うようなド派手なイベントを繰り広げているというのがおおまかな定義です。
そしてその眩しすぎる日常を惜しげもなく、というか全力でInstagramで公開しているという習性もあります。
インスタ上では#港区女子というハッシュタグは2019年5月現在、5万5千のポストが挙がっていて、まあ玉石混交ではありますが美人系20代女子のセルフィー、夜景、シャンパン、ゴルフ、ジュエリーなどが目につきます。セルフィー多い!
■港区女子の職業は?
さて、そんな「港区女子」の職業ですが、インスタの投稿が物語っているように、容姿や収入などで一般女性より「格上」とされる仕事に就いている方が多いようです。
モデルや読モ、タレントの卵といったビジュアル売りを筆頭に、OLといってもマーケティングや代理店など華やかな業種にお勤めの、明らかに一般人とは違う感じのキラキラ女子。
その他、学生さんの場合は実家がお金持ちといったパターンも。
それから見逃せないのは投資家です。インスタをやっている方なら、ただの自分の茶色い飯の写真に「素敵ですね」と絡んでくる美女がいると思ったら「スマホ1台で年収○○万」みたいなアカウントだったことはありませんか?
釣りも大量にいるでしょうが、なんだかそんなんで稼いでいる人も港区女子を自称していることが多いように思います。
2. 眩しすぎる!! 港区女子の特徴10+α選

そんな港区女子ですがあまりの眩しさに最近メディアでも話題になっています。
どんな特徴があるのかひたすら追ってみました。
■港区女子の特徴①: 行動範囲は基本的に港区のみ
港区女子と名乗るぐらいですから、生息地は基本的に港区です。
六本木や西麻布、乃木坂といった、本来であれば芸能人やVIPが楽しむような「高くてオシャレで大人っぽくて高くて小粋で洗練されていてラグジュアリーで高い」、そんなお店に出没します。
さすがに仕事中は港区外に出ることもあるでしょうが、彼女たちを「港区女子」たらしめているのはもっぱら夜。
新宿や渋谷といった代表的な繁華街も港区女子にとっては「格下」なのです。
だって港区じゃないから。
住所が港区だとさらにヒエラルキーが上がります。
練馬区に住んでいても絶対に口にしない、それが港区女子のマインドです。いやそれもう港区女子じゃないかも。(ちなみに私は練馬区出身です)
■港区女子の特徴②: とにかくキラキラしている
港区女子のひと目でわかる特徴としては、とにかくキラキラしています。
出没するお店がまずキラキラしている。そこにバルーンやらなんやらを飾り付けてまたキラキラさせる。
ひところ流行った森ガールが視界に入らなくなるほど、まばゆいばかりのジュエリーで自らもキラキラさせている。
もちろんラグジュアリーブランドなので、お値段だってキラキラです。
メイク、ネイルもバッチリなので、顔面から指先までもキラッキラ。
シャンパンやたっかいワインも大好きなので、こちらもやっぱりキラッキラ。バカラのグラスで輝いています。
ちなみにシャンパーニュ地方のものしかシャンパンといいませんので、スペイン産のカヴァを「シャンパンだよ」と港区女子に飲ませようものなら、マノロのヒールで踏み潰されます(嘘です)。
セルフィーもアプリでガンガンに盛りますので、インスタ画面もキラッキラ。
おまけに中身もキラキラで、常に前向き。ゆるふわ系な港区女子もいますが、だいたいみんな、出会いに感謝しています。
■港区女子の特徴③: 主に20代前半
港区女子はそのキラキラっぷりが特徴ゆえか、お肌も輝く20代が中心です。
毎晩パーリーしても翌朝バッチリメイクで出社できる体力は、若さゆえのものと思えば納得ですね。
30も過ぎると疲れは顔に出てくるし、ヒールで足が痛くなることの無意味さを、固くなったかかとを眺めつつじっと考えたりしてしまいますからね。
ここは華やかさに価値を見出し、うぇーいする勢いがある年齢層が多いのもうなずけるものでしょう。
あ、もちろん30代の港区女子もいますよ。ただしだいたい周囲からは「30代には全然みえなーい!」と言われています。それだけの努力もしているはずです。おつかれさまです!
■港区女子の特徴④: 美意識が高い
そんな港区女子ですから、当然美意識はエベレストのように高いです。
美容院、まつエク、ネイル、エステ通いはもちろんのこと、コスメもラグジュアリーブランドやオーガニック系などこだわりの逸品揃い。
新商品発表会などに港区女子が招集されることもしばしばです。
コスメもドラッグストアなんかじゃ買いませんし、ブランドバックは必須どころかそれ以外の携行を許されないレベル。
足元もルブタンやマノロでがっつり決めて、あらゆるアクセサリーがゴージャスです。
洋服代だけで一般のサラリーマンなら破産するとも言われています。
個人的には長い髪の女性が多いように見受けられ、多分に「女性性」を打ち出したファッション。長い髪の毛を美しく保つのにはお金も手間もかかりますからね。かきあげ系のセルフィーめっちゃ多い。あ、「かきあげ」って天ぷらのことではありませんよ!
■港区女子の特徴⑤: 仕事もプライベートも充実
そんな港区女子ですが、ただ飲み会ばっかりしているような自分アピールはいたしません。
社会人なら「仕事も充実」していることが、インスタ上からびしばし伝わってきます。
モデルやタレント系なら撮影にいそしみ、OLさんならプレゼンしたり、発表会に行っています。アジェンダとかバッファとか、そういう言葉が好きなのはIT系の意識高い男子ですが、港区女子と相性いいかも。
少し前にはスタバのグランデ片手に闊歩する「デキる女」風の姿が都内のあちこちで見受けられたものですが、港区女子はその他投資やコンサルなどでも頑張っていらっしゃるようです!
■港区女子の特徴⑥: スクールカーストの頂点
そもそも学生時代からスクールカーストの頂点にいたことが多いのも港区女子の特徴です。
そのため自尊感情が強かったり自信があったり、人から見られることが好きだったり、端的に言って目立ちたがりだったりします。「私なんて」というマインドは港区女子にはふさわしくありません。
そんなマインドあったら港区女子にはなれません。
逆に言えば、スクールカースト下位だった女子が港区女子になる確率はかなり低いと言えましょう。
ただし、コンプレックスの裏返しで港区女子になるケースもまれにあるようです。
■港区女子の特徴⑦: ハイスペック男子が好き
かようにキラキラで目立ってなんぼの港区女子ですから、当然ハイスペック男子を求めます。
「私が稼いで支えるから…」なんて考えていては、ルブタンもシャネルも手に入りません!
むしろそうしたキラキラした世界を共有してくれる、なんなら提供してくれるハイスペック男子が港区女子は大好きです。
だから経営者やプロデューサーなどと夜な夜な飲み会を開いているのです@港区。
そう、彼女たちを「港区女子」たらしめている重要な存在が、このハイスペック男子たち。
というより、もはや男子ではなくおじさん。そう「港区おじさん」の存在です。
■港区女子の特徴⑧: SNSの投稿が非日常的
SNS(とくにインスタ)が港区女子の自己発信の最重要ツールであることはすでにおわかりかと思いますが、そのようなわけで彼女たちの投稿は毎日が夏休み状態でとにかく非日常的。
夏休みといっても、「おばあちゃんちに帰省」みたいなほっこりするやつではなく、セレブの休日。
リムジン貸し切り、ナイトプール、会員限定の夜景が見えるバーを貸し切ってパーリナイッはお手の物。
バッグやジュエリー類のあらゆる「新作」モノ、港区の外に出たかと思えばゴルフやビーチ、果てはモルディブ旅など、その資金源はどこから!?と思ってしまうようなものばかり。
■港区女子の特徴⑨: パパ活しがち
はい、そのようなわけで港区女子とパパ活は深い関係にあります。
さきほど「資金源はどこから!?」と書きましたが、資金源は主に港区おじさんと呼ばれる富裕層。
経営者やプロデューサーなど、港区女子と夜な夜な集っているこのおじさんたちが、港区女子にブランド物をプレゼントしたり、旅行に連れて行ったりしているわけです。
もはや「港区女子は財布を持って来ていない」というまことしやかな噂も…。
そう、港区女子は仕事も充実しがちですが、キラキラな日常の多くはこうした港区おじさんからの拠出によるものです。
え、じゃあ自分で稼いだ金は? というと、美容院やネイルなど、港区おじさんと一緒に行けない場所で消えるんでしょうね。自分磨きを怠ると、おじさんたちから嫌われちゃいますもんね。
■港区女子の特徴⑩: オフの日も意識が高い
港区女子はオフの日だって意識が高いそうです。
そりゃそうですよね、大事な資金…おっと、いつも一緒に楽しく過ごしてくれる港区おじさんたちは超絶ハイスペック男子(男子という年齢じゃないけど)。彼らに気に入られるためには、頭の回転の速さや豊富な趣味、多彩な何か(←)が必要なはず。
具体的には「朝活」や「パーソナルジム」、「英会話」といった自分磨き系でしょうか。
もちろんこれらもInstagramで発信されます。知性やポジティブさも訴求できる上、ヘルシーな美ボディ(w)も披露できます。合わせ技としては、頑張ったあとの「自分のご褒美」として高級なランチを食ったりしている写真も一緒に投稿すること。
このとき、ランチの写真を見せているようで手元のハイブランドジュエリーやハイクラスのホテルを写り込ませていたりするわけです。
そんで「やっぱり○○ホテルのランチ最高」とか「新作出たよ」とかキャプションにつけちゃうわけです。
ハッシュタグにブランド名が入っていたりするわけです。ぬかりねえな!
■港区女子の特徴おまけ:勘違いが垣間見えて、結果、気持ち悪い(ことも)
港区女子を自称する方が見ていたら、すいません。だってみんなこのワードが気になっているみたいなんですもの。
冒頭で触れた通り、そもそも港区女子には美形や高収入などハイスペ女子が多いようですが、自己顕示欲が暴走してしまうパターンも時々いるようです。
インフィニティプールでサングラスかけてカッコつけている写真など、どこのスーパーモデルだよ! と突っ込まずにはいられない投稿があるのも事実。一周回って面白いのですが、港区女子ってつければなんでも許されると思ってるんじゃねえぞ、と言いたくなるのも人情ってもんです。
今一度自分を客観視してみましょう…▽
次ページでは意外とシビア!?な港区女子の未来をご紹介します
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