みなさん、帰省する準備はできていますか?帰省する日程が決まったら、次に決めるべきは交通手段。もちろん家族での帰省ともなれば子供もいるし、お金や時間だけでなく快適さや楽しさなど、総合的に考えなくてはなりませんよね。車を持っていればこそ選択肢で迷うところ。
今回は、車と新幹線、それぞれの交通手段のメリット・デメリットや、帰省の交通手段オススメの決め方などを徹底解説します!
時間や家族…優先順位で変わる。帰省の交通手段は車と新幹線どちらを使うべき?
1. 帰省の交通手段は何を優先させるかで選択しよう
東京=大阪間でLet’s シュミレーション!
どの交通手段にも、それぞれメリット・デメリットがあります。大事なのは優先順位で何を1番にするのか?
ここでは、選ぶポイント別でおすすめの交通機関を簡単にご紹介していきます。
【東京-大阪間】片道移動にかかる時間と予算の目安
最初に、各交通機関の特徴を比較してみましょう。
例として、東京- 大阪間の片道移動にかかる相場の目安を以下の表でご紹介します。
※ 予算は1人あたりの目安とします
自動車
<予算> 15,000円前後(高速道路代11,200円+ガソリン代4000~円)※休日や深夜なら高速料金30%OFF
<時間> 6~7時間
新幹線
<予算> 13,620円(のぞみ自由席の場合、運賃+自由席特急料金)
<時間> 2時間30分
夜行バス
<予算> 3,500~5,000円(4列並び通常シートの場合)
<時間> 8〜9時間
飛行機
<予算> 5,000円~13,000円(格安航空利用の場合)
<時間> 1時間半
1名では車は割高ですが人数が4名以上では最安になりえます。
【選ぶポイント①】 時間
“新幹線や電車” なら、ほとんど遅延せず、とにかくスムーズに移動できます。
帰省場所によっては “飛行機” もおすすめ。(飛行機は天候に左右されやすく、欠航になるリスクもありますが…)
逆にオンシーズンでもあるお盆帰省を車でと考えている人は時間帯次第では悲惨な目にあうことも…。
【選ぶポイント②】 家族(子連れ)
家族での移動ならやっぱり “車” がおすすめ。移動中にコミュニケーションがとりやすく、車での移動そのものを大切な思い出にできます。
また、小さい子供にとって「長い移動時間」は苦痛そのもの。新幹線は公共の場なので、大きな声で騒いだり眠ったりするのには向きませんよね。
【選ぶポイント③】 快適さ
新幹線や高速バス、飛行機は「座席」によって快適さが異なります。ある程度グレードの高い席を予約しないと、長時間狭いスペースで我慢することに…。
ここでも一番快適なのは、やっぱり車。プライベートな空間ですし、人数によってはある程度ゆったり座れてくつろげます。
【選ぶポイント④】 お金
お金の優先度を考えるときは、「何人でいくか」が重要になります。
複数人で行くなら、ダントツで“車”が安いです。各交通機関のうち、車だけは何人で行っても「一人当たりの料金」のまま。
LCCなど格安航空券となるとかなり事前に予約しなければなりません。その点車なら予約いらずというのも◎
◆「時間」をとるなら新幹線、「安さ」をとるなら車が正解?
帰省での交通手段で選びやすいのは「新幹線」か「車」。
時間とお金のことだけで考えれば、どちらを優先させるかだけで選べます。
しかし、新幹線と車、それぞれのメリット・デメリットは時間とお金だけではありません!
結局、総合的にメリットが大きいのはどちらなのか、詳しく解説していきます!!
▼ 移動時間の暇つぶしに「帰省あるある」を
【参考記事】『思わず声を出して共感!面白い&ほっこりする帰省あるある&エピソード20選』
2. 帰省の交通手段「車」のメリット・デメリット
車=安い、楽しい
さて、まずは帰省するのに車を選ぶメリット・デメリットから見ていきましょう。
■ 車で行くメリット
ここで、改めて車で行くメリットをリストにまとめました。
以下をチェック!!
・大人数で行くほど1人あたりの料金が安い
・快適にくつろげる
・プライベートな空間なので、子供がどんなに泣いてもOK!好きな音楽を聞いたり大声でしゃべったりしても大丈夫
・途中SAに立ち寄って買い物や食事を楽しめる
車は安さだけでなくドライブを含めたレジャー感覚を味わえるのが最大の魅力。
高速道路で立ち寄るサービスエリアも最高ですよね!
■ 車で行くデメリット
・混雑する可能性が非常に高い
・長時間同じ体勢なので、体が痛くなる
・駐車場が見つからず立往生する可能性がある
・事故のリスクがある
・運転の疲労が溜まる
・車内でケンカすると逃げ場がない(笑)
一方で最大のデメリットは“渋滞”。到着時間を予測しにくいのも難点です。
思わぬ渋滞にはまり、長時間車内の密室にいるとだんだんみんな不機嫌に。恋人とケンカしても高速なら途中で降りるわけにもいかず…(涙)
また、なにより事故のリスクも。体の疲れからドライバーの注意力が散漫になり、交通事故に発展するケースも長期休みにはありがち。
■ 2019年お盆シーズン(8/10~8/18)の混雑回避術
事故や体の疲れを少しでも軽減するために、そもそもの原因となる「混雑」を回避することが大切。
帰省ラッシュになる日程を避ける
※ 今年の帰省ラッシュのピークは、
下り(帰省)⇒8月10日の7:00~15:00頃
上り(Uターン)⇒8月17日、18日の17:00頃
と予想されています。この時期を避けた日程に調節しましょう。
国土交通省の高速渋滞情報をチェックする
国土交通省のサイトでは、高速ドライバーに向けた渋滞情報を随時更新しています。
ラジオなどでも渋滞に関する情報が放送されるので、逐一チェックしてみましょう。
ハイウェイラジオを聞く
高速道路の道路交通情報専門ラジオを聞きながら運転しましょう。5分に1度更新され、「ハイウェイラジオ ここから」という標識を過ぎてから「ハイウェイラジオ ここまで」という標識がある地点まで聞くことができます。
そのほかの混雑回避術
・出発時間を深夜から朝6時ごろにする
・渋滞回避に慣れているトラックについていく
・高速出口に近い左車線を選ぶ
自分なりの方法で上手に渋滞を回避しちゃいましょう!
▼ マイカが無くてもシェアで!話題の「カーシェアリング」について知っておこう!
【参考記事】『カーシェアの最新版Anycaとは?この夏、ドライブデートはカーシェアリングで決まり!』
3. 帰省の交通手段「新幹線」のメリット・デメリット
新幹線=早い
一方、新幹線で向かうメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
■ 新幹線で行くメリット
・移動時間が少ない&時刻通りに到着する
・体力を消耗しない
・事故のリスクが少ない
時間のメリットだけでなく、体力の消耗や事故のリスクを防ぐことができるのは新幹線です。
早く安全に帰りたいという人におすすめ。
■ 新幹線で行くデメリット
・料金が高い
・帰省ラッシュ時は座席予約が困難
・公共の空間なので、車に比べて自由度が低い
・家族での思い出を作りにくい
・深夜の便がないので、帰るタイミングを自由に決められない
デメリットはやはり自由度の低さ、そしてコストの高さです。家族連れなら、人数も多いの
でその分チケット代がかさみます。
また、公共の空間なので、ある程度気を使ったり子供が楽しく過ごしにくかったりするデメリットも。
■ 新幹線で帰省する際の注意点
・早めの座席予約で、いい席を安く購入しておく
・公共の場で子供を退屈させず、騒がせない工夫を
新幹線で注意すべきは、座席やチケットの手配をとにかく早めに行う必要があること。
予約には、格安サイトがおすすめです。
うまく探せば、通常よりも2000~4000円割引かれたチケットを購入することも可能です◎
【東海道・山陽新幹線】スマートEXの“EX早特21”
出発日の1カ月前から21日前の購入で、20~30%程度の割引を受けることができます。スマートEXの会員登録は無料。
早めの準備ができている人におすすめ。
【JR東日本・北海道の新幹線】えきねっとの“お先にトクだ値”
13日前までの購入で約25%〜35%の割引。東北、北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線が対象になります。
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結局、どっちのほうがおすすめ?
結論は次のページで!!
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