うまくいかない恋愛の相談をしているうちに、その相談相手のことを好きになってしまった…そんな経験はありませんか?好きになったあとどうすべきか、実際のエピソードも気になるはず。
実は、相談相手を好きになるのは心理学的な理由が関係しているんです!
今回は、相談相手を好きになった場合の対処法やアプローチ術を解説します!
相談相手を好きになりやすいのには理由があった。相手に誤解されないアプローチ方法とは?
1. 「恋人より好きかも…?」相談相手を好きになったらまず確認しておくべきこと3つ

相談相手に対する感情が、「信頼」から「愛情」に変わってもひとまずストップ!
そのままその気持ちに従って突き進むのは危険です。一度踏みとどまって、以下の3つのポイントを今一度考えてみましょう。
■ 一時的な気持ちじゃないか?
もともと相談していたのは、現在の恋人や好きな人に関する悩みだったはず。悩みがある=精神的に弱っている状態。
身近にいて頼りになる相手を一時的に好きになっているだけなのかもしれません。
あとから、「あれ、やっぱり錯覚だったのかも…」と気づいてからでは遅い!相手にも失礼です。そうならないように一度しっかり考えましょう!
■ 今の恋人と別れても後悔しないか?
すでに付き合っている相手のことで相談していた場合はここをチェック。
今の恋人が大好きだったからこそ、人に相談するくらい悩んでいたのではないでしょうか?
そこまで思いが強かった恋人よりも相談相手のことが好きなのか、自分の気持ちをはっきりさせましょう。
別れるにしろ、自分の気持ちの整理はマストです。
■ 相談相手に好きな人はいるか?
相談相手の気持ちももちろん大切。あなたの恋愛の相談に乗っているつもりが、自分もその関係のなかに入っていくのは多少ためらいがあるはず。
まず、相談相手の恋愛事情はどうなのか、アプローチしても大丈夫そうな状況なのかどうか確認しましょう。
2. 恋愛の相談相手を好きになるのは”ザイオンス効果”が関係していた!?

「恋愛の相談をしているうちに、その人を好きになる」というのは、実はよくあること。
なぜなら、いくつかの心理学が働いているからなんです!
無意識に恋愛感情が芽生えているわけではなかった…ではどんな効果が働いているの?
■「ザイオンス効果」= 会う回数が増えるほど相手に好意を持つようになること
ザイオンス効果は1968年にアメリカの心理学者が広めた言葉。マーケティング用語として知られています。
日本語だと「単純接触効果」。接触回数が増えるほど、その人を信用したり好感を持ったり
することです。
例えば、最初はなんとなく嫌だな…と思っていたテレビCM。でも何度も繰り返し聞いているうちに、いつしか癖になってしまったという経験はありませんか?
これを活用する場合、恋愛相談の相手とたくさん会う機会を作りましょう。相談だけでなく、「いつもの相談のお礼に、ご飯おごるよ!」などと理由をつけて呼び出すのです。
何度も会ううちに、だんだん意識してくれるかも。
■ 悩みを打ち明けて”自己開示”をすると、距離がグッと縮まる
自己開示とは、自分のプライベートな情報を包み隠さずにありのまま伝えること。
自己開示を行うことで、相手の自分に対する信頼や好感度はぐんと高まります。
また、自己開示をされた受け手側も同じように自己開示をしたくなるという法則があります。
こちらが素直になることで、相手もあなたに対して心を開いてくれるのです。
お互い秘密がなくなれば信頼関係も深まって、距離が縮まりますよね。
■ 同じ秘密を共有すると”クロージング効果”で2人だけの絆が出来る
クロージング効果には、 2人以外の人間を近くに寄せ付けないようにする働きがあります。
同じ秘密を共有し「2人だけの秘密」にすること。
決して他言できないような、きわどい内容だとより効果があります。
■ 恋愛の相談相手を好きになるのはよくあること!【筆者体験談】
筆者の以前付き合っていた恋人がまさに、もともと“相談相手”でした(笑)。
悩みを打ち明け「自己開示」をすることで、自分自身も相手に対して “大事な秘密を打ち明けた人” という特別感を抱いていた気がします。
彼の方も、私の相談に乗っているうちに「守ってあげなきゃ!」と思ってくれるようになり、自然な流れで付き合うことに。
お互いに秘密を共有している、弱みを見せている…という条件のもとだと、恋愛感情が起こりやすいような気がします。
恋愛に応用できる心理学は多数▽
相談相手のことを本気で好きに!この先どうアプローチしていくべき?
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