ダイエットのため、ぽっこりお腹解消のために腹筋に励んでいる皆様に悲報。
腹筋の消費カロリーは、残念ながら思っているよりも少ないんです…。
ですが、消費カロリーが少ないからってやる意味がないわけではないのです!腹筋はお腹周りの引き締めだけでなく体幹まで鍛えられ、 ダイエットにも効果的な万能筋トレーニング。やり方次第では、消費カロリーを劇的にアップさせ、効率的に痩せることができるのです。
今回は腹筋の消費カロリーをアップさせる方法や、組み合わせて行うべき運動を詳しく解説していきます!
腹筋の消費カロリーは意外にも少ない!? それでもダイエットに効果的な理由とは?
1. 腹筋の消費カロリーは少ない

腹筋はお腹周りを鍛える万能トレーニングではありますが、悲しいことに腹筋の消費カロリーは結構少ないんです。
でも、だからといってダイエットに無意味だと思ってしまうのは違いますよ。その理由を解説していきますね。
◆腹筋の消費カロリー
消費カロリーは基本的に回数ではなく、時間で計算していきます。
そして、年齢や性別、体重などによっても消費カロリーは変わってくるのです。分かりやすく例をだしてみます。
・30代男性65㎏だと、1分間で約10㎉。
・30代女性55㎏だと、1分間で約7㎉。
たとえ腹筋を15分間みっちりやり続けたとしても消費カロリーは100~150㎉前後。
100㎉なんて食事換算すると、ごはんお茶碗の半分ほど。
「え、そんな少ないの?」とびっくりした人も多いのではないでしょうか?
このように、腹筋はほんのわずかしかカロリーを燃焼してくれないんです。
ダイエットに効果的とは思えない…そんな風に感じてしまうのも無理ありません。
しかも腹筋を1時間2時間と長時間することは大変ですし、負荷を増やすことで消費カロリーは増えますが、その分、負荷が強すぎると怪我を招く危険もあります。
◆腹筋はカロリー消費量が少ないけど効果あるの?
腹筋の消費カロリーは思ったよりも少なかったと思いますが、ダイエットに効果がないと決めつけないでください。
消費カロリーという点においては頼りないかもしれませんが、ボディメイクやダイエットにおいて不可欠なトレーニングなのです。
その理由を次で解説していきますね。
2. 消費カロリーが少なくても腹筋がダイエットに効果的な理由

ひたすら腹筋に励んでもあんまりカロリーが消費されない悲しい現実…。
ではなぜダイエットに腹筋が効果的なんでしょうか?
◎ 基礎代謝を高めて痩せやすい体に
腹筋自体ではカロリーはあまり消費できませんが、腹筋で筋肉をつけることによって基礎代謝がアップ。
基礎代謝とは、何もしていない状態でも生命活動を行うために身体が消費する最低限のエネルギーのこと。
つまり基礎代謝が上がれば、その分普段の生活での消費カロリーが増え、脂肪が燃えやすい痩せやすい体へと変化するのです!
◎ 内臓の位置を整える!
ポッコリお腹は単に脂肪がついているだけでなく、胃下垂など内臓の不調が原因の場合もあります。
胃下垂の原因は腹筋(腹横筋)をはじめとしたお腹周りのインナーマッスルの衰え。内臓の位置を支える筋肉が弱まることで内臓が重力に負けて下げってきている状態です。
腹筋でインナーマッスルが鍛えられることで胃下垂が改善しますよ!
◎ 便秘やお腹の冷えを改善!
内臓の位置が正され、お腹周りの筋肉が刺激されることで内臓の働きも改善されていきます。さらに筋肉の熱によって冷え性も改善!
太りやすいのは腸内環境の悪化が原因の場合も多々あります。腹筋を行うことで体の外側だけでなく内側からも整えて痩せやすくしてくれるのです!
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【注目記事】『腹筋不足が便秘の原因に?便秘解消できる腹筋の鍛え方ガイド』
◎ 姿勢を正してスッキリした見た目に!
腹筋を行うことで体幹が鍛えられると、体の歪みが改善されて自然と良い姿勢を維持することができるようになります。
背中をまっすぐにすると見栄えが良くなるのももちろん、姿勢を正すだけでもお腹が引き延ばされてポッコリしたお腹が改善されます。
さらにバストの位置も上がるため、女性にはうれしいバストアップ効果にも期待できますよ!
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3. 消費カロリーをさらに増やす腹筋トレーニングのポイント

消費カロリーが少ない腹筋ですが、カロリー消費量をもっと増やせるなら増やしたいですよね?
さらに増やすためにはどうしたらいいのか、ダイエットに効果的な腹筋トレーニングはあるのかを詳しく解説していきます。
腹筋トレーニングで消費カロリーを増やす方法はこの2点。
・負荷を増やす
・時間をかける
腹筋一回にかける時間を増やし、ゆっくり行うことを意識しましょう。
時間をかけておこなうと負荷も増えて結果的に消費カロリーを増やすことになります。
また、腹筋筋トレの中にはツイストクランチ、バイシクルクランチ、ドラゴンフラッグのような高負荷のトレーニングもありますが、腹筋をバキバキにしたい人でない限り挑戦しがたい領域でもあります。
そのため、高負荷の腹筋トレーニングを目指すよりも、しっかり時間をかけ腹筋をすることや効いている筋肉部位を意識して行うことに注目していきましょう。
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