立ち仕事はもちろんデスクワークや家事などでも気づいたら足や足首がむくんでぱんぱんになっていた!という経験がある人も少なくないですよね。
ひどくなると痛みも伴うむくみ。特に体内の水分量が変化しやすい夏場は、むくみが起きやすい時期でもあるので要注意。そのむくみ、なんとかしたいですよね?
今回は、むくみの原因や自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介。
むくみに悩まされない夏を過ごしましょう!
家事や仕事の合間にできちゃう!足首のむくみに効くセルフケア特集!
1. むくみとは?

むくみとは、身体の中の水分の分布が変化した状態のことを言います。
人間の体の60%は水分でできていて、通常2/3は細胞の中、1/3は細胞の外(血液や細胞外質液)という割合で分布しています。
細胞の内と外の水分の割合は色々な細胞の働きで調整をしていますが、何らかの原因によって細胞外の水分が多くなることでむくみが起こります。
足首をけがしてパンパンにむくんだ写真を見たい方はコチラ…【閲覧注意です】
2. 知らないうちにやっていた!? 足首のむくみを起こす4つの原因

最近は足首や足の甲のむくみに悩む人が増えてきています。
その原因は一般的なむくみと同じものから、足首のむくみ特有のものまで様々。
まずはむくみの原因をつきとめましょう!
知らず知らずのうちにむくみの原因を作ってしまっているかも…?
【足首のむくみの原因①】同じ姿勢を取り続けたから
長い時間同じ姿勢でいると、重力の関係で下肢に水分がたまり、むくみの原因になります。歩いている場合は筋肉によって血液が循環するためあまりむくみませんが、長時間座っていたり立ちっぱなしでいたりすると水分はどんどん下に貯まってしまうのです。
同じ姿勢を取り続けると足首が硬くなる!?硬いままは危険です!
【参考記事】『足首が硬いと太りやすい?日常生活にも支障あり!? デメリットを徹底解説!』
【足首のむくみの原因②】水分、塩分、アルコールの過剰摂取
夏場は、汗などで体の水分が不足しがちのため水分摂取は必要ですが、水分や塩分、アルコールの過剰摂取には要注意なんです。身体に水分をため込みすぎるとむくみの原因に。
・水分の過剰摂取
水分を大量に摂取して血液中の水分量が増えると、余分な水分が血管から染みだしてきます。これが細胞外の水分となり、むくみの原因になります。
・塩分の過剰摂取
塩分を過剰摂取して体内の塩分濃度があがると、身体は塩分濃度を薄めるため体内に水分をため込んでしまいます。それによりむくみが発生するというメカニズムに。
・アルコールの過剰摂取
糖質の多いアルコールやジュースなどの飲み物を多く摂取すると、エネルギーとして消費しきれなかった糖質と一緒に水分も溜め込まれ、むくみます。
【足首のむくみの原因③】慢性的な冷え性
冷え性の人は血流が悪くなっている証拠。
血流が悪いということは、身体の水分の巡りも悪くなっているということになります。
とどまった水分は血液中から漏れ出し、細胞と皮膚の間にたまってしまいます。
これが足首のむくみなどにつながるのです。
【足首のむくみの原因④】足周りの筋力不足
足首がむくむもっとも多い原因が、筋力の衰えだと言われています。
足首から足先には、12種類の筋肉があり、生活が欧米化した現代では、ヒールのような足に負担のかかる靴や自分に合わない靴を普段から多くの人が履いて生活しています。そうすると正しい歩き方ができず、足の筋肉をあまり使わない歩き方になってしまうのです。
足には、動脈や静脈、リンパ液の循環に必要なポンプ機能など、第二の心臓とも呼ばれるほど重要な機関が集まっています。しかし足の筋肉を使わずに生活することでこれらの機能が弱り、血液の巡りが悪くなってむくみやすくなってしまうのです。
足首のむくみをセルフケアする方法は次のページで紹介!
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