p class=”lead-sen”>あなたの周りに献身的な人はいますか?
献身的な人は自分よりも人のことを気にかけ、人のために行動するためたくさんの人から好かれます。献身的な人になれれば異性からもモテること間違いなし!しかし、人のお願いを聞くだけでは献身的とは言えないのです。
献身的な人とはどのような人なのでしょうか。献身的な人の特徴や、献身的になるための心構えなどを解説します。
「献身的=都合が良い人」ではない!献身的の意味、献身的な人の特徴を紹介!
1.「献身的」の意味や使い方

「献身的」という言葉をどういう意味で使っていますか?なんでも言うことを聞いてくれる人や、Noと言わないタイプの人を「献身的」と言う人が多いですが、実はそれは少し違います。
ますは「献身的」の本当の意味を理解しましょう。
◎「献身的」の意味
“けんしん‐てき【献身的】
[形動]自分のことを顧みず、心身ともにささげるほど他のために尽くすさま。”
「献身的」とは「自分よりも相手のために尽くすこと/尽くしているさま」のことを言います。
例えば、母が子に与える無償の愛を想像するとわかりやすいですね。
◎「献身的」の使い方(例文付き)
「献身的」は形容動詞で、単語1つでも意味が成り立ちます。また、名詞の装飾や事物の性質をあらわす装飾としても使われます。
・献身的な看病
・平和運動に献身的に取り組む
看病や慈善活動など、人の為になる行動やその行動をする人の事を指して使うことが多いでしょう。
2.「献身的」と言われる人の特徴7選

多くの人がメリットとデメリットを考えながら生きています。現代において、本当に献身的な人に会える確率は残念ながらそんなに高くありません。
そんな現代で、献身的な人はどのような人を指すのでしょうか。献身的な人の心理や特徴をご紹介します。
◎ 献身的な人の特徴①: 優しい
当然ですが、献身的な人は総じて慈悲深く、優しい性格をしています。冷たい性格の人は、自分を犠牲にしてでも人に尽くそうだなんて考えませんよね。
好きな人に対して優しいという人は多いですが、献身的な性格をしている人はどんな人にでも優しい態度で接することができます。特定の人にだけ、人の目があるところでだけ優しくするということはありません。
困っている人がいれば手を差し伸べずにはいられないですし、誰もその行動を見ていなくても同じように優しくすることができます。
心からの優しさが献身的な人にはあるのです。
◎ 献身的な人の特徴②: メンタルが強靭
献身的に尽くし続けることのできる人は、強い精神力を持っています。
「自分の気持ちに余裕がなくて周りに優しくできなかった」という経験はきっと誰にでもあるはず。自分が落ち込んでいたり、感情の波が大きかったりしていては、人を見る余裕もなかなか持てません。
常に献身的に周りを支えられる人になるには、自分の感情もしっかりとコントロールできる強い人でなければいけません。
また、見返りも求めず献身的に努力をすることは生半可な気持ちではできません。献身的に尽くし続けるためには、自分自身をコントロールする事と努力を続けられる強い精神力が必要なのです。
◎ 献身的な人の特徴③: 見返りを求めない
人は基本的に利己主義なものです。人のためと思ってしたことでも、心のどこかで見返りを求めてしまうもの。それは物や金銭である場合もありますが、お礼の言葉もそうです。相手が恋人なら、してあげた分だけ愛情で返してほしいと思ったりしてしまいますよね。
しかし、献身的な人は相手に見返りを求めるようなことはありません。「自分がしたいから」した行為なので見返りを求めませんし、たとえ自分自身が損をしていても気にならないのです。
◎ 献身的な人の特徴④:精神的に自立している
献身的な人は精神的に自立して、信念をしっかり持っている人が多いです。自分自身の考えが定まらずふらふらしている状態では、自分のことに精いっぱいで人のために行動する余裕はないでしょう。
誰かのために行動するには、受け身ではなく自分で考えて動くことが多いでしょう。頼まれたことだけやるのであればそれはただの優しい人です。献身的な人と、都合の良い人の決定的な差はここにあると言えるでしょう。
自発的に相手のためを考えて行動することは、心理的に幼い人や自分に余裕がない人にはできません。しっかりとした軸があるからこそ、相手のためだけに行動することができるのです。
◎ 献身的な人の特徴⑤: 空気を読める
献身的な人は空気を読むのが上手です。相手の心理を見抜いて先読みして行動することもあります。
これは元々勘が良いというわけではなく、相手のことを普段からよく見ているためです。どのような時にどんな行動をするのか、なにを求めるのかということが、相手をよく見ているからわかるんですね。
恋人に対してだけでなく、普段から周りのことをよく見ているので、場を白けさせるようなこともありませんし、人の変化にもよく気づき、必要な手助けを自然にすることができるのです。
◎ 献身的な人の特徴⑥: 母性が強い
献身的と言えば無償の愛。無償の愛と言えば、親から子への愛情を思い浮かべる人も多いでしょう。
子育ては思い通りにならないことの連続です。いくら母親といえども子育てのどんな苦痛にも耐えられる、なんて人はそうそういないでしょう。
しかし母性の強い人は、自分を犠牲にすることを他の人ほど苦痛に感じなかったり、子供の成長などで幸せを感じる時間が多いと言われています。
自己犠牲を厭わない献身的な人の特徴と当てはまることが多いですよね。献身的な人は、母性が強い傾向にあると言えます。
◎ 献身的な人の特徴⑦: 時には厳しいアドバイスをする
しっかりと自分の信念を持ち、人に尽くすことを厭わない献身的な人は、しかしただ相手を甘やかすだけではありません。精神的に自立した大人だからこそ、相手を肯定だけすることが相手のためにならないことは分かっています。
ただ相手の言うことを聞いてしまう優しい人と違い、相手が本当に困っているときはしっかりとアドバイスや意見を言うことができるのが献身的な人の特徴です。
▽「献身的な人」と「都合のよい人」の違い
相手の事を思って尽くしているつもりでも、気づけば都合の良い女になっている。相手の言いなりになっている。いつもダメな男に引っかかってしまう…
それは献身的ではなく、ただ優しく相手に甘いだけなのかもしれません。
献身的な人と都合のよい人の決定的な違いは、精神的に自立しているかどうかにあります。好きな人のために尽くすことに喜びを感じる人は多くいますが、精神的に弱い人や自立していない人は相手の言いなりになってしまうことが多く、相手に依存してしまいます。それは「献身的」に尽くしているとは到底言えません。
相手の事を想うのであれば、まずは自分自身が自立して相手の事を考える余裕を持つこと。そして相手のためになるのであれば、時にははっきりと意見を言えるようになりましょう。
相手のお願いを聞いているだけでは、お互いにとって良い関係とは言えませんよ。
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