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【ニュー男子】アナログな脳内整理

 

昨日、友だちのお店に別の友人と待ち合わせしてお茶を飲んだ。
店は本屋であり喫茶店であるのだけど、本日でクローズするという。
そのニュースはSNSごしにひと月くらい前から知っていたが、なかなか行動に移せなかった。
行って彼と話をしたい気持ちと、動けない自分。
方向性の違うエネルギーというのはもどかしい。

基本的にはベクトルの違う熱を天秤にかけ、そのジャッジメントをなるべく早く済ませたい人である。
が、このごろは、天秤が定まらない状態をよしとできる気長さが増してきた。
揺れが小さくなるのを待っている間にチャンスを逃したとしても、自分を責めなくなってきた。
結局のところ最後は、自分が自分を責めることでしか自分は責められない。
言葉にすると変な感じになるけれど、でも、そういうことだと思う。
人から何を言われても、自分が自分をOKとしていれば、口撃はさほど痛くはないということ。

お茶は、友人である彼女の都合で1時間半で終了した。彼女は仕事へ出かけていった。
ぼくはどうしても混雑した電車に乗りたくなかったため、都心での目的はそのひとつに絞っていた。ゆえ、お茶が終わったら帰るのみ。

帰路、せっかくだから歩くことにした。ぶらぶらと表参道あたりを歩くって楽しい。
目的なく明るい時間に都心にいることはかなり久しぶりで、自由を感じた。
自由な私ながら、そこには制限がある。電車が混む前に帰ること。それから所持金。
リミットは意識しつつも自分をぶらぶらさせてみたが、何にもピントが合わなかった。

こうした衝動や欲望のない凪状態は気楽であるが少しさみしい。自分が空っぽな気がしてしまう。
「どうして何にも心が動かないんだろう?」「何をしたいんだろう?」
ぼんやりと自問していくと、求めているもののイメージがわいてきた。
昨日のぼくは、しいて言えば機能的で素敵な文房具が見たいと思っているようだった。
その文房具とは何かをさらにリーディングすると、すばらしい書き心地のペンと罫線のない無地のノートのこととわかった。
自分がしたいことがみえた。ぼくは、頭の中を整理したいのだった。
欲していることは、あたらしい何かを得ることではなく、得たものを整理し把握することだったのだ。

そうして本日は起きてすぐに無地のノートとペンで、吐き出したいものを書き出した。
しばらくのジャブのような放出ののち、本当に出したいものにたどり着いた。
どうやら占星術についての情報整理をしたかったみたい。
水星とは何か、金星とは何か、そんなことを手が疲れるまで書いてしまった。

さて、水星とは西洋占星術では言語やコミュニケーションを意味する天体なのですが、
今朝のその書き出し作業により、「言葉」の意味がすこしクリアーになったのでシェアしてみます。

わかりきっていることかもですが、言葉って、分ける力があるのですね。
漠然とたゆたう「なんか」という想念などを、「切ない」だの「さびしい」だのと仕分けし、言葉という型にハメていく。
そうすることで「もやもや」したものは、「これ」とクリアーになる。
そうした仕事をしてくれるのが言葉なのだな、とあらためて思った。
だからして、愚痴的なことは言葉にするだけですっきりするし、書き出せばすっきり度はさらに高まることが多い。
逆に考えれば、想念を言葉にし書き出すとは、それに命を吹き込むことでもあるのでしょう。

ってな話よりも今日強く感じたのは、アウトプットの重要性。
この頃、ホロスコープ関係の本やブログをよく読んでいたが、
読むって、取り込む行為でもあるので、読んでいるばかりでは自分が何をわかっているかがわからない。
なにをわかっていて、なにをわかっていないかがわからない時に、
似たような違う本をぼくは延々と読んでしまうのですが、それをする前には一度、確認作業が必要なのだと知った。
その作業こそがアウトプット。

ノートに書き出し、書きながら考えてみたら、実は自分の中にある程度の知識や情報がすでにあることに気がついた。
わからない、知らないと思うのは”足りない”好きの自分であり、
”足りてる”自分にしてみれば、「もうあるのに」ということだったのでしょう。
なにを今さらかもですが、取り入れたものが取り出せるかの確認は学びにおいて大事! と思ったのでした。

ちなみに、ノートは罫線があると、罫線という基準ができることで、
それに則るだの則らないだのの思考&視覚の余分なエネルギーを使いそうで、断然無地派。無地のノート、超おすすめです。

 

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