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【ニュー男子】みうらじゅんさんと占星術と



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あらためて考えると本当にすごいな、と思うのだけど、マイブームという言葉、概念は、みうらじゅんさんがつくった。
みうらじゅんさんは、「ゆるキャラ」「クソゲー」もつくった。
なんて、すごいんでしょう。

言葉の発明ってイコール概念の発明で、「マイブーム」という言葉がなかった時代は、日本には「マイブーム」がなかったということだ。
けれど、実際は個々人の中で、自分の中の流行りのようなものはもちろんあったはず。

最近、目玉焼きに醤油じゃなくてケチャップをよくかけている。
目玉焼きにケチャップをかけることが最近は多い、最近それが好きなんだ。
ってなことを「マイブームは目玉焼きにケチャップをかけること」と現代では表すことができる。

今、書きながら思い出したけど、ぼくがライターの仕事を始めた頃は、たしか「イケメン」って言葉が生まれたてだったと思う。
イケメンを”イケメン”ってな風に書くような、一般ワードではなかった気がする。
それがあっという間に浸透し、完全に人々の中に固定された。
当時の担当編集者が「イケメンに代わる言葉はないかな? イケメンって言葉がない時はなんて言ってたんだっけ?」と尋ねてきて、ハっとなり、うーむと唸ったことを覚えている。

西洋占星術において「水星」は思考とか言葉とかを表すシンボルとされている。
別の言い方をすると、水星の象意は「言語」や「思考」ということになる。
そうした事柄を受験勉強的に、暗記をするところから学習は始まったのですが、今朝、布団の中で水星についてぐるぐる考えを巡らせながら、あらためて思った。

西洋占星術の何がすばらしいかというと、ぼくにとっては未来予測、占い的なことよりも、たとえば「水星=思考」だったり、「牡牛座は五感」といったように、人間、人生のいろいろを、言葉、概念におとしこみ、目に見えないさまざまを、頭で考え、自分なりに理解ができる助けとなってくれるところなのだ、と。

「マイブーム」が発明されたことにより、人々の中にあった文章としてしか説明できなかった状態や衝動が、単語となった。
言葉ができたことによって、「マイブーム」を見つけようとする人もいるだろうし、自分のそれが「マイブームだったのだ」とわかったことによりすっきりした! ということも多々あったにちがいない。
みんなの中の判然としない言語未満のものを、言葉をつくり、もやっとしたものを定義付け、形をあたえることで、人々がそれを理解し、さらに共有しやすいものとなった。

西洋占星術のしていること、行えることの意味や価値も、そういうことなんだと思う。
漠然とした不可思議な人生を言葉によって整理していくことができる。


さて、ちなみにぼくの牡牛座の26度にある水星は、わが解釈では、自分の感じていることを自分の理解のために言葉にする水星。
自分のためにしているがゆえ、自分の納得が目的にあるので、マイペースにじっくりと、ああでもないこうでもないと熟考したい。よく言えばこだわる、悪く言えばかたくな。
それを駆使し「私、こんなことしています」と形(物質)にして、通りすがりの他者の目につくところに及び腰にアウトプットする。
そんな質なのであります。

自分で自分を解釈しているわけだからあたりまえかもですが、なんか当たっている気がしませんか?
少なくとも本人は、あーなるほど、そういう感じかー、と自己満足にスッキリしている。

言葉は可能性をせばめることもあるけど、言葉という器を与えることで意識的に活用することもできる。
つくづく”言葉”ってものすごい発明だなー、と思う私なのであります。

以上、本日もオンリー独断&偏見の雑記にお付き合いくださり誠にありがとうございました。

 

■ニュー男子過去連載はコチラ▽

【参考記事】『【ニュー男子】記者になる

 



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