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【ニュー男子】宇宙からの問いかけ



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ぼくは、いつの頃からかMacユーザーとなった。
16年くらい前に記者になった頃は、親がもっていたWindowsのノート型パソコンを使っていたのだけど、
自分が働いたお金で、友人の影響もありMacを買って以来、あたりまえにMacを使う人となった。
これを書いているMac Bookは、たぶん10年くらい使っていて、
ありがたいことに不具合もほとんどなく、今日もこのように働いてくれている。

そして、いまだに携帯電話を使っている not スマフォユーザー。
なもので、外出先ではLINEも見られないしメールのチェックもできなければ、SNSもひらけない。
実に不便なのだけど、不便がディフォルトであるとそれは不便でも不自由でもなく、それで事足りてしまう。

先日、友だちにそんな話をしていたら、「物持ちが良いね!」と言われ、
その言葉をすんなり受け入れられない自分を知った。
「いやいや、そう言われればそうだけど、でも……」

なにが「でも」なのかというと、物持ちが良いのは経済的ではあるけれど、
そのスタイルというのか、状態にこだわっていることにより、
時代からどんどん取り残されていくような感覚もある。

では、情報だけアップデートしていけばいいのでは?
そうも思うが、実際問題、ぼくはそうしたメカ的なことにまるで関心がもてない。
取り入れようとネットで記事なんかを読むことを時にしてみるも、ちっとも情報、知識が蓄積されない。
3歩進んだら忘れてしまう。

ただ、実際に自分がそれを所有し、使うということになれば、自ずとそれに関してある意味では必死になり、
「今」についていけるのかもしれない。
だけど、使えるものを捨てることに抵抗感があるし、使えるのに新しいものを買いたいって切実さがない。

そんな私ですが、この半年ライターの仕事をがっつりとし、
とてもハードな日々でもあったけれど、ありがたい収穫があった。
それは、書くということに関して、今までにない面白みのようなものを知ったことにある。
まだ、うまく言葉にはならないが、なんというのでしょう、新しい扉を開いたというのか、
新たな感覚とつながったというのか、とにかくNewがやってきたのでありました。

ということもあり、10年ぶりにMacもNewにしたいな、と思っているこのごろ。
インターネットで情報を漁り、先日駅前のヨドバシカメラへ出かけ、めぼしい機種をさわりまくってきた。

Macユーザーじゃない方にはなんのことやらかもだけど、
Macのノート型パソコンには、軽いAir Macと性能が良いMac Book Proと、
その中間のようなMac Bookというものがありまして、
値段や軽さ、バッテリーの時間、CPUという処理能力(?)など、それぞれが異なっている。

結局、そうしたスペック情報は、ぼくにとってちんぷんかんぷんで、
実際に目にし、手にし、文章を書いてみたりして考えよう、と出かけたわけですが、
わかったこととしては、どれでもいい。ということだった。
どれも、今のMacBookとは感じが違うし、それは違和感なのだけど、
使っているうちにすぐに慣れる予感たっぷりだった。

そうして迷路に入ったところで店員さんが話しかけてきたので、「この3種類は何が違うんですか?」と尋ねた。
答えは、事前に読んでいたネット情報のおさらいのようなもので、やはりあまり参考にはならなかったが、
強く響いた言葉があった。それは「お客様が、どんな目的でどういう風に使うか次第ですね」というもの。

たしかに。本当にそうだ。
持ち運んで外でカタカタさせることを重視するなら軽くてバッテリーが持つ機種がいいし、
家で、画像やら動画やらもいじることもあるならMac Book Pro。

なにを今さらなのだけど、ヨドバシカメラにてぼくは、
何かを買うということは、自分のこれからをつくる行為なのだなあ、と思ったのであります。

日本語には「予祝」という言葉がある。
その意味は読んで字のごとく、あらかじめ、祝う。
本によると、お花見も、あらかじめ豊穣への祝いとして行われてきた”予祝活動”なのだそう。

スピリチュアル界隈では、アファメーションという言葉がよく使われ、
それも言ってみれば予祝。「私の2019年は実り多き最高の1年でした!」
などと、先のことを完了形で、言い切ってしまう。そんな宣言が、アファメーション。

話をもとに戻しますとぼくは、これから先、自分がどう生きていたいか、
そのヴィジョンが不明瞭なのだな、と、思ったということなのであります。
自分がパソコンを使い、パソコンという執筆道具を使い、何をしたいか。
どんな風に働き、暮らしていたいか。

目的地不明で走り出してもどこかにたどり着くことはあるでしょう。
どこに向かっているのかわからないことのスリルやワクワクもあるかもしれない。
けれど、目的地を決めて走り出す方が、おそらくは早く到着しそうだし、
なによりも、向かうべき場所があることは、日々の”手応え”となるに違いない。

わたし、これから、どこへ行こう?

新年にふさわしい問いかけが、そのようにしてふいにやってきたのでありました。
そして、私はここであなたに向けても問いかけてみる。ねえ、あなたはどこへ行くのですか?

 





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