恋人との関係が拗れていれば、必ず別れが頭をよぎる瞬間がありますよね。
わかりやすくケンカをしていたり、冷めてしまうような出来事があれば説明もしやすいのですが、トラブルが起きているケースばかりではありません。
何かの拍子にふと今すぐにでも別れたい、もう会いたくないという場合もあるでしょう。
でも人間関係は複雑なもの。一歩間違えれば痴情のもつれで警察沙汰になってしまうことも!
万が一にもそうならないために、上手な別れ方を身に着けておきましょう。
【彼氏彼女との別れ方のコツ集】上手い別れ方と下手な別れ方はココが違う!
1. 彼氏彼女との下手な別れ方とは
今まで付き合ってきたことを台無しにしてはいけない
まずは絶対にやってはいけない下手な別れ方を確認しておきましょう。
相手の怒りを買ってしまったり、愛を憎しみに変えてしまうパターンですね。
▼ 下手な別れ方①: LINEで別れ話を切り出してしまう
告白も別れ話も直接会って切り出すのが相手に対する気遣いですよ。
もう会いたくもないからといって、LINEなどのメッセージで関係を終わらせてしまうのは絶対にNGです。
確かに文章なら文面を考えたり好きなタイミングで送信できたりと、別れ話を切り出す側にとっては良い条件ですよね。
しかし送られてきた方はたまったものじゃありません。
突然別れを告げられて、納得のいかない部分や言いたいこともあるはずです。
一刻も早く別れたいからと言って、一方的に別れを告げて音信不通なんてことは絶対にやめましょう。
また文面だけのやりとりでは、感情や伝えたいことがはっきり伝わらなかったり、意味や細かいニュアンスが間違って受け取られてしまう可能性もありますよ。
別れ話は相手の顔を見て、誤解やしこりが残らないようにするのが重要なポイントです。
▼下手な別れ方②: 別れが言えずにもじもじする
いざ実際に呼び出して会ったところで、別れを切り出せずにもじもじしているのもNGですよ。
せっかく会うところまで頑張ったのに、気まずい空気の中一緒にいるのはお互いにとって苦痛な時間。
相手からすれば不穏な空気に居たたまれないはずです。
もしかしたら別れ話かな、と予想できるだけに辛い時間でもありますよね。
せっかく呼び出して話をする機会を作ったなら、思い切って話を切り出しましょう。
時間が経てば経つほど、別れ話は切り出しにくくなってしまうもの。
見かねた相手から言わせてしまうことのないようにしましょうね。
▼ 下手な別れ方③: 相手の文句ばかりを並べて別れる
相手に対する不満があるからこそ、別れたいという場合も多いでしょう。
だからといって、相手への不満を言いたい放題言って別れるのもNGです。
自分自身はすっきりするし、相手もダメなところを改善できるしと良心から言っている場合もあるかもしれませんね。
しかし逆の立場になってみたらどうでしょう?
いきなり別れ話をされたかと思ったら、今までの不満や文句を一気に言われるなんてあんまりですよね。
最後の最後で恨み節を並べ立てるような相手と付き合っていたんだ、と相手に思われてしまえば、あなたの価値を下げてしまうことにも繋がります。
本当に未練なく縁を切りたいと考えているなら、わざわざ文句や恨み節はでてこないものです。
相手に文句を言ってしまった時点で、後悔してほしいとか別れたことで傷ついてほしいと思っていることが窺えますよね。
好きの反対は無関心なんてよく言われていますが、本当にその通りなんですよ。
嫌いとか怒りの感情が残っているということは、まだ相手に対して情が残っている証拠です。
どんなにひどい思い出があったとしても、今までありがとうと言って終われるくらいがスマートでかっこいい別れ方ですよね。
▼ 下手な別れ方④: 相手に可能性を残す別れ方をしてしまう
男女ともに相手に未練を残す別れ方をする人が一定数はいるもの。
一緒に○○もしたかったとか余計な可能性を残してしまっては、お互いに前に進めません。
女性に多いのが悲劇のヒロインにでもなったかのように、あれもできなかった、これもしたかったのに、というタイプですね。
女性にとっては大したことない言動でも、男性にとっては印象深く残ってしまいいつまでも吹っ切れないというパターンに陥ってしまうことも。
男性に多いのは別れようと思っているのに、ついついその場しのぎで言った約束を女性はしっかり覚えている場合。
あの時次の約束をしたんだから、本当は別れたいなんて思ってない、と現実を覆そうとするでしょう。
どちらの場合も、スムーズに別れ話が進むとは思えませんよね。
相手に可能性があると思わせないことが重要です。
2. 彼氏彼女との上手な別れ方とは
スッキリと円満な別れ方が理想ですよね
では彼氏彼女と上手に別れるためには、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
ポイントを押さえて、上手に別れられるようになりましょう。
◎ 理由は明確に
別れたい理由は明確に伝えることが重要です。
うやむやにしたり、ぼかして伝えると男女ともにいつまでも引きずってしまう原因になってしまうんです。
どうしてフラれたのか理由が明確でないと、あれこれ考えてしまいます。
しかしどんなに考えたところで、別れた後では正解がわかりません。
もやもやと悩んでいてもいつしか気にならなくなって吹っ切れられれば良いのですが、全員がそうなるとはいえませんよね。
もやもやしていたものが怒りや憎しみとなって、復讐に駆られてしまったりする可能性も0ではありません。
そうならないためにも、別れたい理由は明確にはっきりと相手に伝えましょう。
この時あれもこれも嫌だったと伝えるのではなく、1点に絞って伝えることでスムーズに理解してもらえるはず。
別れ話もすんなり進められる可能性が高まりますよ。
◎ 記念日やイベントから遠い日に
恋人がいるなら記念日やイベントは楽しみですよね。
冬は特にカップルのイベントが多いので、女性だけでなく男性も楽しみにしているはずです。
だからこそ、別れ話はイベントシーズンを避けましょう。
楽しみにしていたのに全部なしになってしまっては、別れたショックも倍増してしまうもの。
クリスマスやバレンタインなどイベントも多く、人肌恋しい冬は避けたいところですね。
他にも忘れてはいけないのが、記念日や誕生日。
男性はあまり気にしないという人も多いかもしれませんが、女性にとって非常に大切なイベントです。
誕生日や記念日にどこへ行ったとか誕生日プレゼントはなんだった、とか友人同士の話題にも必ず上りますよね。
誕生日や記念日などのイベントが近づいているなら、その時期も避けてあげられるとベストですよ。
別れを考えているとにおわせるくらいにしておいて、直接的な別れ話は避けておけばトラブルも避けられるはずです。
◎ あらかじめ別れそうな雰囲気をにおわせておく
別れをにおわせておくことで、もしかして別れたいのかな、と相手に心の準備をする時間を与えます。
男女どちらであっても突然別れ話を切り出されるより、なんとなく別れたいような雰囲気を感じていたのとでは、受け取る気持ちが全く違ってきますよね。
別れをにおわすには、あえてそっけなくしてみたり、デートをキャンセルしたり、手をつなぐのを拒むなどがわかりやすいでしょう。
LINEの返信をわざと遅らせてみたり、電話にでなかったりというのも良いですね。
でも突然そっけなくなると相手から突っ込まれてしまうことがあるので、あくまでさりげなく、でもなんとなく避けていることが伝わるのがベストです。
偶然か意図的か微妙なラインを狙っておくと、詮索されることなく別れ話に持っていけるのでスムーズに別れ話を聞いてもらえるでしょう。
◎ 別れたあとも大事、絶対に相手の愚痴は言わない
別れた後に相手がこういう女だったとか、こんな男だったと友人に愚痴る場面は多くありますよね。
実際に聞き役に徹したこともあるかもしれません。
でも本当にいい女、いい男は一度付き合った相手の愚痴は絶対に言いません。
一度でも付き合った相手は、自分の価値でもあるんですよ。
周りからすればそんな相手と付き合っていたんだ、と逆に自分がひかれてしまうこともあるでしょう。
いつまでも別れた相手にグチグチ言っているという事実だけでも、十分かっこわるいですよね。
愚痴れば愚痴るほど、相手ではなく自分の評価も下げてしまっているということを、忘れないでくださいね。
逆に自分にはもったいないくらいいい人だった、なんて別れた相手を立てられる人なら、周りは絶対に見ているはず。
新しい出会いもすぐに見つかるかもしれませんよ。
◆ 相手のLINEは残さないようにしよう
別れを切り出した相手のLINEは残さずにブロックしてしまいましょう。
別れた直後は気にならなくても、ふとした瞬間に元カレや元カノを思い出してしまうことってありますよね。
そんな時に連絡先が残っていては、すぐにメッセージを送れてしまいます。
別れに至るまでにはいろいろな葛藤もあったはず。
それでも覚悟を決めて別れたのなら、思い切ってLINEはブロックしてしまいましょう。
▼別れを決意したタイミング、あなたはいつ?
【彼氏彼女との別れ方のコツ集】上手い別れ方と下手な別れ方はココが違う!
- 1. 別れ話は直接伝えるべし
- 2. 相手に未練を残すような別れ方はNG!!
- 3. 相手を下げるようなことは言わない
ライター後記
別れ話をしておいて相手を傷つけないという選択肢はありません。
どんな方法でもどんな準備をしていても、あなたのことがまだ好きな相手なら間違いなく傷つくでしょう。
それでも別れることを決めたなら、迷うことなくきっぱりと相手に伝えることが重要です。
どんな過去があったとしても最後くらいは笑顔で別れられるように、今までありがとうと言ってみましょう。
お互いにちょっとでも気持ちよく別れられると良いですね。