更新

レイシャルハラスメントって?人種差別にもなりうるハラスメントに要注意!



test

様々なハラスメントがあらゆる環境で起こり、近年そのそれぞれが大きな社会問題になりつつあります。「レイシャルハラスメント」もそのうちの一つ。アメリカではセクシャルハラスメントと同様に、特に就業環境においてその問題が大きくなっています。
移民受け入れ問題が政治議論の中心の一つとなっている今、日本でもレイシャルハラスメントは現在進行形で起こりうる事態です。実際に日本で働く外国人の中でも、レイシャルハラスメントを受けたという悲痛な声がすでに上がっています。
今回は、レイシャルハラスメントに関する基本的な概念を学び、人ごとではない問題の深刻さや解決方法について、順番に解説していきます。

レイシャルハラスメントって?人種差別にもなり得るハラスメントに要注意!

レイシャルハラスメントって?人種差別にもなり得るハラスメントに要注意!

1. レイシャルハラスメントについて

 

まずはレイシャルハラスメントとはいったいどのようなものなのか、基本的な概念を理解しておきましょう。

 

◎レイシャルハラスメントとは

 

レイシャルハラスメント(racial harassment)とは、人種や民族、国籍に関する不快かつ不適切で配慮に欠く言動のことです。
主に、外国人が働く職場環境や外国人の学生がいる学校、接客を介する店先などでその被害が多発しているようです。
アメリカでは人権侵害の一つとして認識されていますが、日本でも外国人労働者が増えたことで、レイシャルハラスメントを問題視する声や被害の実態が明るみになってきています。

◎もっと詳しく知りたいなら…

 

レイシャルハラスメントに対して、古くから被害の実態があるにもかかわらず知識や理解が広く及んでいないのが日本の現在です。
文献やNPO法人による支援団体などが、レイハラの実態について知るヒントになります。
在日コリアンについての活動を進める人間科学、社会学者の金明秀氏による「レイシャルハラスメントQ&A: 職場、学校での人種・民族的嫌がらせを防止する」では日本でのレイシャルハラスメントについてのリアルな声や被害防止についての手がかりが記されています。


ご購入はこちらから


レイシャルハラスメントQ&A: 職場、学校での人種・民族的嫌がらせを防止する



価格: ¥1,512


Amazonで購入する




◎どんなことが『レイハラ』になる?

 

職場先や店先、学校などで、外国人に対してその人種や民族性を否定するような発言や行動、相手に不快感をもたらす言動などをすることがレイハラに当たります。
例えば接客に当たる従業員が外国人だったとき、バカにするような発言をしたり、「日本人に代われ」などと指示したり、外国人に対して日本人と比較して能力や言語的に問題がないにもかかわらず賃金に差をつけたりすることなどです。
人種や国籍の違いによる個人の差別や偏見が、こうしたレイハラにつながります。発した本人は悪気がなくても、受け手による精神的な被害によって問題化するのです。
あらゆる環境下で起こりうるレイハラは、誰にとっても人ごとの問題ではありません。

◎どこに相談したらいい?

 

NPO法人である多民族共生人権教育センターは、「外国人」と「日本人」の豊かな共生社会の実現をコンセプトに活動しています。
この団体では、職場でのレイシャルハラスメントに関して意欲的な活動をしており、レイシャルハラスメントの理解を深める冊子の販売や講演会なども行っています。
レイハラによって現在苦しんでいるという被害者の方は、このような社会法人を通した活動やコミュニティに相談してみるのも一つの手段です。

 

2. レイシャルハラスメントを防ぐには

 

では一体どのような対応をしていけばレイシャルハラスメントを未然に防ぐことができるのでしょうか?

 

◎レイシェルハラスメントについて理解する

 

レイシャルハラスメントは誰もが人ごとではなく真剣に考えるべき深刻な問題です。しかし、その言葉の意味自体が広く知られていないのが現状。
まずは、レイシャルハラスメントという言葉の意味について理解し、具体的にどんなことがレイハラにあたるのかを理解しておきましょう。

◎自分の発言に客観視を

 

例えば、あなたの職場や学校に外国人の同僚や友人がいたとき、差別や偏見のニュアンスを持つ言葉を少しでも発していないか、自分自身の発言や行動にも責任を持ちましょう。
身近に外国人の存在がいないと思っている方は、よく行く飲食店やコンビニにいる外国人労働者に対して、どんな行動をとっているか客観的に考えましょう。
誰にとっても人ごとではないハラスメントが、レイシャルハラスメントです。外国人労働者が急増している現在、レイハラはあらゆるシーンで起こりうる問題なのです。
自分の発言や行動を客観視して、悪気がない発言であってもレイハラにあたる可能性がある行動や言動は絶対に治しましょう。

◎様々な考えを受け入れる余裕を持つ

 

人は、自分と違う考えや思想を持つ人に対して警戒心を抱いたり遠ざけたりしようとする性質があります。
特に、自分に余裕がないと社会的に弱い立場の人やマイノリティに属する人たちに対して冷たい態度をとってしまうという人も多いのではないでしょうか?
不適切な態度や不快な言動をしている時は、必ずその本人自身が心に余裕がない時です。」自分がどんな状況であっても、様々な考えを受け入れる広い心や広い視点を持つ努力を心がけましょう。

◎あらゆる場面・関係性で起こり得ることと認識する

 

どのような場面であっても、レイシャルハラスメントは簡単に起こってしまう問題です。コンビニでの接客中のやりとり、同級生に対する何気ない発言など、自分に悪気がなくても相手が「被害」だと感じたらその行動はレイシャルハラスメントに当たります。
どんなに身近な関係性であっても、また反対に遠いと思っている存在であっても、外国人や人種的マイノリティに対して差別や偏見のニュアンスを含む言葉を発するのは絶対にやめましょう。

 

レイシャルハラスメントって?人種差別にもなり得るハラスメントに要注意!

  • 1. レイシャルハラスメントとは、人種差別的な嫌がらせのこと。悪気がない言動だったとしても、相手側が被害を感じたら問題になる。誰にとっても身近なハラスメントです。
  • 2. 自分の身の回りを想定して、自分の発言や行動を客観視する努力を!

ライター後記

私は大学で社会学を学んでいたので、このようなハラスメント問題に関しては多少の知識をつけることが出来した。
しかし今なおレイシャルハラスメントに関するデータや文献はとても少なく、言葉自体の浸透率も非常に低いように感じています。
加害者が「人種差別」という意識や悪気がなく、個人の気分や勝手な考えのもとに気軽に発言してしまうことがこのハラスメントの恐ろしいところだと思います。
どんなハラスメントも被害者の気持ちが優先される場合が多いので、悪気がなかったでは済まされないのです。まずはレイハラについての大まかな知識や実態について少しでも知っておくことが大切ですよ。

 

ミウラ コト

レイハラは、誰にとっても人ごとではない問題!自分の行動や言動を客観視しよう!

バンド活動に励みながら、ライター業を勉強中。美容はもちろん、グルメや恋愛にも興味あり!好奇心旺盛ガールです。





RELATED POSTS / 関連記事


test

RELATED POSTS / 関連記事