ビジネスの業界によっては毎日スーツを着用して出社するという方も多いはず。ネクタイの結び方も、毎日同じ方法を使うより、様々なパターンをマスターしておくといろんなおしゃれを楽しめます!
今回は、誰もが知っているべきオーソドックスな結び方から、デートや結婚式などで活躍するような個性的な結び方まで、あらゆるネクタイの結び方をご紹介します!お気に入りの結び方を見つけて、マスターしておきましょう!
ネクタイの結び方総まとめ!定番からオシャレなものまで。あなたは何種類知ってる?
1. 基本となるネクタイの結び方

まずはビジネスシーンやフォーマルな場など、あらゆる場面で活用できる基本的な結び方をご紹介します。
自分でもやってるよ!という人も改めておさらいしてみてくださいね。
◎プレーンノット
-結び方-
⑴大剣を小剣の端の上に交差させる。
⑵大剣を小剣の周りで一周させる。
⑶大剣を右下から喉元に通し、交差している所の上から下へと引く。
⑷結び目付近でくぼみを三角形に整える。小剣を引いて結び目をあげて喉元を整える。
ネクタイの結び方として、オーソドックスな方法の一つである”プレーンノット”。どんなシチュエーションにも適した結び方なので、身だしなみが問われる就職活動やあらゆるビジネスシーン、結婚式などでも使えます。また、着脱による生地へのダメージも少ないため、人気となっている結び方です。
あらゆるネクタイの結び方としても基本となるので、常識として必ず覚えておきましょう!
◎ダブルノット
-結び方-
⑴大剣を小剣の端の上に交差させる。この時、結び目を二周にすることに注意して大剣を長めにとっておく。
⑵大剣を小剣の周りで一周させ、さらにもう一周巻きつける。(二重にする)
⑶大剣を右下から喉元に通し、交差している所の上から下へと引く。
⑷結び目付近でくぼみを三角形に整える。小剣を引いて結び目をあげて喉元を整える。
プレーンノットの結び目にさらに一巻き加えてボリュームを持たせた”ダブルノット”。
二重になっていることで、上品さや優雅さをアピールできます。
ノットの重なりを少し見せるように巻きつけるのがおしゃれにするポイント。大事なプレゼンや結婚式などの公の場でも人気の結び方です。
大人の男性としての色気を自然に表現できますよ!
◎ウィンザーノット
-結び方-
⑴大剣を小剣の上に交差させる。
⑵大剣を喉元の方に下からくぐらせてループを作る。大剣の端を右側に引き出す。
⑶大剣の先を反対側の裏で交差させ、その先を喉元の上に持っていく。巻き上げてループを作る。
⑷大剣の先を右側に、小剣の上で交差する。
⑸大剣の先を上に持っていく。喉元の裏からくぐらせるように通して横にできたループに通す。
⑸結び目付近でくぼみを三角形に整える。小剣を引いて結び目をあげて喉元を整える。
英国王エドワード八世が好んだと言われる、フォーマルな場に適した英国調スタイルの結び方。イギリス紳士風の軽いチェック柄、イタリアンカラーなどのタイと相性がいいでしょう。
ノットにボリュームを持たせたい方や、タイが長すぎてしまい持て余してしまうという方は、結び目がふっくらと仕上がるこの方法で解決できます。
しっかり固く結ぶので、型崩れしないというのが特徴です。長時間、上品さや清潔感を保つことができますよ!
◎セミウィンザーノット
-結び方-
⑴大剣を小剣の上に交差させる。この時、小剣を短めにとっておく。
⑵大剣を後ろから前に通し、大剣を小剣の前に横切らせるように反対側へ持っていく。
⑶大剣を右下から喉元に通し、ループになっている所の上から下へと引きとおす。
⑷結び目付近でくぼみを三角形に整える。小剣を引いて結び目をあげて喉元を整える。
ウィンザーノットよりも小ぶりで、左右対称の綺麗な三角形を作ることができる結び方。スマートな印象で、あらゆるビジネスシーンに適しています。
プレーンノットよりは少し結び目が大きいので、ワイドカラーのタイと相性がいいようです。
2. まだまだたくさんある!おしゃれで個性的なネクタイの結び方の種類

基本の結び方をいくつか紹介しましたが、まだまだネクタイの結び方は世界中にたくさん溢れています。
個性的な結び方を覚えて周りの人とは違ったオシャレを楽しんでみてくださいね!
◎スモールノット
ノットが小さくまとまる結び方。ダブルノットやウィンザーノットのように結び目が大きくなるのが苦手という方や、ニットタイなどの生地の厚いタイを結ぶ時におすすめの方法です。
大剣を軸に小剣を巻く方法で、簡単な手順なので覚えておくと便利です。また、がっちりとした体型の方や背が高い方などと相性がいいとされています。
◎クロスノット
ノットの部分にクロスラインが入った個性的な結び方。大剣を結び回す他の巻き方とは異なり、小剣を使って巻き上げるのもクロスノットならではの方法。
フォーマルなビジネスシーンには適しませんが、デートや結婚式の二次会など、ちょっとしたおしゃれにはおすすめです。
襟元が主役となる結び方なので、シンプルなワンカラーのタイが適しています。
◎エルドリッジノット
結び目にたくさんのラインが入り、襟元を織り上げたような個性的な結び方。襟元が主役となり、見た目のインパクトが強いのが最大の特徴です。
難易度は高いですが、マスターすれば一歩上のおしゃれさをアピールできるので、おしゃれ好きの紳士にはおすすめです。
柄物や派手なカラーよりは、シンプルで落ち着いたワンカラーのタイと相性がいいです。
◎ノンノット
通常、結び目を大剣で巻きつけて書き付けるようにして作るノットですが、その部分をあえて外側に向けるようにして結ぶ方法。
ノットの左右に、小剣を巻きつけて結び目を外に見せています。
個性的な方法ですが、結び目が小さくまとまるので、スマートな印象にもなります。
パーティーや二次会などでも活躍する結び方です。
◎カフェノット
カフェのウェイター風のおしゃれな結び方。ノットにラインが入っていることで、きっちりとした真面目な印象になります。
スーツだけでなく、シャツスタイルの私服でおしゃれなタイと合わせるのもおすすめです。
難易度の高い方法なので、コツをつかむまで何度も試してみてください!
◎ケープノット
複雑なノット部分で、結び目が大きく見える結び方。後ろの生地をさりげなく見せることができます。小剣を大剣よりも長めにとっておくことがポイント。
ビジネスカジュアルが推奨されているラフな職場などでは挑戦しやすい方法でもあります。個性的でおしゃれな結び方ですが、上品さも両立しているので、ノーマルなワンカラーやワンポイントのシックなタイなどがおすすめです。
◎トリニティノット
トリニティ=「三位一体」という言葉の通り、三つの折り目を印象的に見せるような丸みのあるノットが仕上がる結び方です。
あらかじめ、小剣を長めにとっておくことがおすすめ。シンプルなワンカラーでも映えますが、あえて細かいドット柄やチェック柄なども似合います。
◎ニッキーノット
最初の段階から、ネクタイの裏にしてから結び始める個性的な方法。
裏地が入っているネクタイと相性がいい結び方です。ビジネスシーンには適しませんが、スーツスタイルで個性を出したい時やパーティーシーンなどの派手な社交場では人の目を惹くこと間違いなしです!
結び方時代の難易度は低めなので、おしゃれさんは是非トライしてみましょう!
▼結び方はもちろんネクタイ選びも大事!
【参考記事】『ネクタイでおしゃれ男子を目指せ!ネクタイは色とデザインにもこだわろう!』
ネクタイの結び方総まとめ!定番からオシャレなものまで。あなたは何種類知ってる?
- 1. プレーンノットは基本!ビジネスシーンで使えるオーソドックスな結び方をご紹介!
- 2. 仕事終わりのデートやパーティー、結婚式などで使える、スーツスタイルでできるおしゃれの方法!複雑な結び方もありますが、お気に入りのものは是非トライしましょう!
ライター後記
ネクタイそのものにも様々なタイプがありますが、結び方にもこれだけレパートリーがあるといろんなおしゃれを楽しめそうだなと思いました!
結び方によっては、複雑で覚えるのが難しそうなものもありましたが、もしも職場やパーティーの場などで個性的な結び方をしている男性がいたら、ネクタイをきっかけに思わず話しかけてしまいそうです!
また、女性が男性にネクタイをプレゼントするときも、彼の好みの結び方との相性を考えて選ぶのがおすすめだと思いました!
ミウラ コト
ネクタイとの相性を考えて、結び方を自在に選ぼう!
バンド活動に励みながら、ライター業を勉強中。美容はもちろん、グルメや恋愛にも興味あり!好奇心旺盛ガールです。