家電量販店に行くと、たくさんのヘッドホンが並んでいますよね。メーカーも多く、金額もバラバラ。ひと目見るだけでは細かい違いもわからず、結局どれが良いのか判断できない…ということもありますよね。
そんなヘッドホン初心者の方に向けて、安いモデルから高級モデルまで、おすすめのヘッドホンをピックアップしてご紹介します。
おすすめのヘッドホン10選!安いモデルから高級モデルまで厳選して紹介!
1. ヘッドホンの選び方

普段音楽を聴く用に欲しい人から音楽制作のために必要という人など、同じヘッドホンでも使い方は人それぞれ。
ヘッドホンという一括りから、探すのはとても困難です。
重視したいポイントをおさえることで、自ずと目的とするヘッドホンが絞られていきます。
まずはヘッドホンの選び方と気になるポイントを学んでいきましょう!
■ハウジングの形状
ヘッドホンのイヤーカップ部分のことをハウジングといいます。
ハウジングが外部と遮断されているタイプを密閉型ヘッドホン、ハウジングに穴が空いているタイプを開放型ヘッドホンといいます。
密閉型ヘッドホンは、最もスタンダードな形状といわれており、外部の音を遮断してくれるので、細かい音や低音も逃さず、はっきりと聴き取れるのが特徴です。
音漏れも少なく、外出先でも使いやすい分、外部の音が聴こえにくくなるので屋外で使う際は注意が必要です。
一方開放型ヘッドホンは、オープンエアー型と呼ばれており、開放的かつ自然に近いサウンドを楽しめます。
軽量タイプのものが多く、身軽に装着できるのも開放型ヘッドホンの特徴。しかし、通気性が良い分音漏れがしやすいので、外出先での使用にはあまり向いていません。
■オーバーイヤー型とオンイヤー型
ヘッドホンには、オーバーイヤー型とオンイヤー型という2種類の装着タイプが存在します。
オーバーイヤー型はイヤーパッドが耳全体を覆うタイプで、高音質モデルに採用されることが多いです。音にこだわりたい、没頭したい方はこちらがおすすめです。
オンイヤー型は、イヤーパッドを耳に乗せるタイプで、軽量なのが自慢。コンパクトモデルが多く、持ち運びも便利です。しかし、オーバーイヤー型に比べて低音が弱く聴こえるのが難点です。
■使用目的で選ぶ
どこで、何のために使用するかを定めてからヘッドホンを選ぶことも大切。
普段使いとして外出先でも使用するなら、ワイヤレスモデルがおすすめです。
有線タイプが主流だったヘッドホンも、今ではBluetooth接続のものが多く、ワイヤレスが主流となりつつあります。
しかし、室内での使用を目的とするなら、有線タイプがおすすめです。ワイヤレスのデメリットであるバッテリー切れの心配がなく、ノイズも軽減され、音質も安定しています。
音楽制作など、本気で音と向き合うためにお探しの方は、モニターヘッドホンがおすすめです。
プロの現場で使用されているのはほとんどがモニターヘッドホンです。
メーカーや機種により音質は異なりますが、それぞれのヘッドホンに音の傾向や性能が違うのも特徴。生音に近いリアルな音を再現してくれるという最大のメリットがあり、聴く用に使用するだけでも他とは比べ物にならない臨場感を体験できます。
大きくはこれらが主流となっていますが、その他にも、片耳でも聴きやすく、丈夫で遮断性の高いDJヘッドホンや、スピーカーのようなハイクオリティなサウンドを楽しめるサラウンドヘッドホンなど、たくさんの種類があります。
2.【1万円以下】安い&高品質!コスパ抜群のおすすめヘッドホン

ヘッドホン選びの要点を押さえたところで、次に実際のヘッドホンを見ていきましょう。
まずは、普段使いを検討されてる方におすすめの低価格で高品質なコスパ重視ヘッドホンをご紹介します。
◆おすすめヘッドホン①: JBL T450BT
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少ない充電で長時間使える!コスパ最強のヘッドホン
価格:¥4,584
約3時間の充電で約11時間の使用ができるという頼れる格安ヘッドホンがこちら。
中音から高音にかけてクリアに聞こえ、音楽をきれいに再現してくれます。
ワイヤレスタイプなので、持ち運びも便利。手軽な価格帯でヘッドホンを試すなら、まずこちらから手にしてみるのも良さそうですね。
◆おすすめヘッドホン②: Creative Aurvana Live!
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迷ったらアルバナを!低価格で濃密な音を体験できる
価格:¥4,980
ヘッドホンに迷ったらまずはこれ!と言われるほど、名品として話題のヘッドホンがこちら。
密閉型ヘッドホンで、小さな音まで濃密に再現してくれます。
昔は高価格だった同モデルが現在はリーズナブルなお値段となり、幅広い世代に手が届きやすくなりました。初心者さんからヘッドホンマニアまで、多くの人を唸らせる代物。
見た目もシンプルで使いやすいのも嬉しいですね!サブ用として購入される方も多いそうです。
◆おすすめヘッドホン③: パナソニック RP-HTX80B
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ロングセラーモデルの後継品!見た目もおしゃれな実用型ヘッドホン
価格:¥4,966
発売からロングセラーを記録したパナソニックの人気モデルRP-HTX7の後継モデルとして登場したのがこちら。
特徴的な楕円形のハウジング、カジュアルなルックスはそのままに、音質・装着感を向上させたモデルとなります。
新型イヤーパッドと形状ピアノ線材の使用により、従来のものよりもさらに心地良い装着感を実現しました。この価格ながらワイヤレス対応なので、外出先での使用も便利です。
見た目もおしゃれなので、ファッションアイテムの1つとして取り入れることもできますよ!
◆おすすめヘッドホン④:パイオニア Pioneer SE-MS7BT
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高音質を楽しむ!大口径40mmのドライバーでハイレゾにも対応
価格:¥9,286
ワイヤレスと有線を使い分けることができるヘッドホンがこちら。
大口径40mmのドライバーを使用し、無線時は22kHzの音まで、有線時は40KHzまで再生可能で、ハイレゾ音源にも適しています。
NFC機能を搭載しているので、最大8台とまで簡単にペアリングができるのも自慢です。
最大12時間の通信が出来て、長時間の外出時も安心。
耳を包み込むサイズのイヤーパッドがしっかりと耳を覆い、高い装着性と気密性を実現しました。
レトロモダンな雰囲気もかっこよく、1万円以下ながらも高級感あるルックスなのも嬉しいですね。
◆おすすめヘッドホン⑤:Mpow 密閉型 Bluetooth ヘッドホン
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マイク内臓で通話もラクラク!軽量・耐久性ともに優れて、持ち運びにも便利
価格:¥3,199
こちらも有線とワイヤレスどちらにも対応している密閉型ヘッドホン。CSRチップとCVC6.0ノイズキャンセル技術のダブルパワーで、ノイズの少ないハイファイ音質を堪能できます。
また、スマホやタブレットと接続してハンズフリー通話も可能。マイクが内臓されていて、ボタンを押せば電話を出る/切る/拒否する操作ができます。
音漏れの心配がなく、付属の収納袋にコンパクトに収納できるので、外出先にも持ち運びもおすすめ。
男女問わず使いやすいスタイリッシュなデザインで、毎日の持ち歩きにもぴったり。軽量ながらも、ヘッドバンドのバネと回転部分にはステンレススチールを採用しているので耐久性にも優れています。
3.【1万円越え】高音質で音楽を楽しむ!おすすめ高級ヘッドホン

「買い直すなら、せっかくだし高級なヘッドホンを手を出してみようかな」と悩まれている方もいらっしゃるでしょう。
1万円を超えると、やはり高音質なものが増え、ヘッドホンごとに大きく特徴が変わってきます。
じっくり音を楽しみたい人向けに、1万円越えの高級ヘッドホンを厳選してご紹介したいと思います。
◆おすすめ高級ヘッドホン①: Bose QuietComfort 35 wireless headphones II
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周りの喧騒をシャットダウン!ノイズレスな濃密な音楽が体験できる
価格:¥36,959
徹底的にノイズを排除したいという方はこちらがおすすめ。
BoseのQuietComfort 35 wireless headphones IIは、ノイズキャンセリング機能が搭載されており、装着しているときは全くといっていいほどノイズが気にならないという優れもの。
耳に当てるだけで周りの喧騒から遮断され、音楽だけにしっくりと耳を傾けることができます。
装着感も心地良く、長時間使用しても耳が痛くなりません。
シンプルなルックスで、どんなスタイルにも合わせやすく、持ち運びもしやすいです。
どんな場所でも音楽の世界ののめり込みたい、という方にはぜひ手に取っていただきたいです。
◆おすすめ高級ヘッドホン②: SONY MDR-CD900ST
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プロの現場で大活躍!忠実な音を再現するマニア向けヘッドホン
価格:¥15,984
音楽スタジオで一般的に使われているSONYのMDR-CD900ST。モニター型ヘッドホンの大定番で、プロからも長年愛されているヘッドホンです。
音の解像度が高く、ノイズを自動的にシャットアウトして、すべての音を鮮明に再現してくれます。
音楽を忠実に聴かせてくれる、という感触。そのため音楽制作には向いていますが、普段音楽を聴くために使用するのであれば、あまり向いていないと言われています。
しかし、鮮明な音が印象的な激しい音楽やゲームなどのサウンドは、通常のヘッドホンで聴くよりも臨場感があり楽しめるでしょう。
本来の音を詳しく、はっきりと聴きたいというマニアにはぜひおすすめします。
◆おすすめ高級ヘッドホン③: SONY WH-1000XM3
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ハイスペック・ハイクオリティ!業界最高レベルのノイズキャンセリング機能に注目
価格:¥38,990
リリース後から多くのメディアを賑わせているのがSONYのWH-1000XM3。前モデルWH-1000XM2の後継モデルかつメーカー最新モデルで、もとより自慢だった業界最高レベルのノイズキャンセリング機能がさらに進化。新開発された「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載し、信号処理が約4倍向上したことで、中~低音のノイズをごっそりと軽減するようになりました。
また使用者の動きに合わせてノイズキャンセリング効果や外音の取り込み具合を自動的に切り替えてくれるという高機能つき。まさにハイスペック、ハイクオリティなヘッドホンです。
バッテリーもノイズキャンセリング機能ONの状態でも最大30時間保ってくれるので、外出先での利用も心配なし。
また、「DSEE HX」搭載により、CD音源や圧縮音源をハイレゾに匹敵するぐらいの高音質にブラッシュアップしてくれます。
ハイクオリティを求めるならば、こちらをぜひお試しください。
◆おすすめ高級ヘッドホン④: Skullcandy CRUSHER 360
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独自開発のウーハーで、これまで以上の刺激的な重低音を体感できる
価格:¥32,850
Skullcandyの人気シリーズ「CRUSHER」から、プレミアムモデルとして今年発売されたのがCRUSHER 360。
独自開発した重低音専用ウーハー「Haptic Bass」を搭載し、“物理的に震える”を実現したヘッドホンです。
ウーハーの反応する再生周波数帯域の拡大により、通常では聴き取りづらい重低音を振動に変化させることに成功。今まで以上に刺激的で臨場感溢れる振動を体験できます。
遅延も少なく、動画との相性も良し。
最近は映画館でも話題のウーハーならではの低音の迫力を、ヘッドホンで体感できるという重低音好きにはたまらない一台です。
◆おすすめ高級ヘッドホン⑤:AKG Reference Studio Headphones K712PRO
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開放型ヘッドホンの定番!生演奏を目の当たりにするようなリアルな音像を追求
価格:¥32,832
ヘッドホン界では大人気のオーストリアのオーディオメーカーAKG。世界各国にファンを持つ信頼あるメーカーで、中でもAKGが展開する開放型ヘッドホン「700」シリーズは、“開放型ヘッドホンの定番”としても有名です。そして、今シリーズ最上位モデルとして登場したのがK712PRO。
原音の再現性を高めるために独自開発されたハウジング構造を採用しつつも、新世代ドライバーユニットと低反発素材を使用した大型のイヤーパッドに改良。装着感の良さと高音質をさらにブラッシュアップさせています。
まるで目の前で実際に演奏しているかのようなリアルな音像を楽しめるのがK712PROの魅力です。
また、プロの方の使用を想定して、ケーブル交換にも対応しているので、不具合が起きた時に部分交換のみで済むという便利なアイテムです。
他のヘッドホンにはないサイバー感あるルックスも、AKG独自のスタイルで人気を博しています。
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【注目記事】『【価格帯別】音楽好きにおすすめのイヤホン10選!良い音で好きな曲を楽しもう』
おすすめのヘッドホン10選!安いモデルから高級モデルまで厳選して紹介します!
- 1. ヘッドホンを買う時はどこで、何のために使用するのかを絞ってから選ぼう!
- 2. コスパ最強!1万円以下のヘッドホンでもワイヤレス、ノイズキャンセル機能など嬉しい機能盛りだくさん
- 3. プロもご用達!高級ヘッドホンはそれぞれ特徴が異なるので、譲れないポイントを決めてから挑むべし
ライター後記
量販店で見かけるヘッドホンはどれも高級品。その中に安いものがあると、「本当にこれ使えるのかなぁ…」と心配になってしまいます。しかし、安いヘッドホンでも高性能なものが多く、普段使いには十分なアイテムもたくさんあります。
また、高級ヘッドホンにはそれぞれメーカーごとのこだわりが詰め込まれています。そのこだわりと自分の好みがマッチングするかどうか、事前に調べておくことをおすすめします。
価格帯、使用目的を決めてから、お気に入りのヘッドホンを見つけましょう!