カッコいい革靴を履いている男性を見ると、自然と目で追ってしまうもの。革靴は足元からその人の品格自体を底上げしてくれる。大げさな話と一見思いますが、実際に高級な革靴にはそれだけのパワーがあります。
高品質の素材や職人技が輝く高級な革靴を嗜むのも、大人の男ならではの楽しみです。
今回、大人の男性が「いつか、一度は履いてみたい」と思う高級革靴を取り扱う人気ブランドをまとめてみました。※2019/01/22更新
メンズ革靴ブランドの格付けランキング!いつかは履きたい高級ブランドを要チェック!
1. 一生モノの超高級革靴ブランド

まずご紹介するのは誰しも一度は憧れる超高級革靴を取り揃えるレジェンド級ブランドをご紹介します。
一足買えば一生履き続けられると言われる超高品質の名作ばかり。
カタログを見るような気分で読むのも良し。お気に入りのブランドを見つけたら、ぜひ将来の夢として掲げ、その一生モノの高級靴をゲットしてみてください。
■JOHN LOBB
公式サイト:https://www.johnlobb.com/ja_jp/
革靴の最高峰と謳われるJOHN LOBB (ジョン・ロブ)。
1829年、創業者であるジョン・ロブ氏はロンドンで修行したのち、オーストラリアへ渡り、鉱夫用のブーツを発表。大成功を収め、ロンドンに戻り富裕層向けの高級オーダー靴店としてブランドを立ち上げました。
その後2代目がパリにジョン・ロブ・パリを開設。ジョンロブにはオーダーメイドのみを扱う『ジョンロブ ロンドン』と既製ラインを主に取り扱う『ジョンロブ パリ(ロブパリ)』の2種類が展開されるようになりました。
流線型のラインで構成された美しい形、コシとハリのあるレザー、光り輝くかのように美しいルックスはもちろん、実用面でも優れていて、歩きやすさも兼ね備えた超一級品。
ラインナップの数も多く、エプロンフロントと呼ばれるUチップタイプのシューズだけでも数多いバリエーションが存在しています。
その細かな違いを楽しみ、1足ずつ集めるという熱狂的なコレクターも存在するそう。
中でもビスポーク靴の要素を取り入れた「プレステージライン」が高い人気を誇り、手作業で仕上げたソールや細身でスタイリッシュなフォルムがただならぬ存在感を発揮します。
磨けば磨くほど輝きを増していく、まさに一生かけて共にしたい相棒的存在となるでしょう。
ロンドンに構える本家JOHN LOBBはオーダーのみ。45万円からとかなりお高めですが、本物のJOHN LOBBを手に入れたいと考える方はぜひ本家にてオーダーすることをおすすめします。
■Edward Green
公式サイト: http://www.edwardgreen.jp/
1890年、イギリスで生まれた『Edward Green』は、John Robbと並ぶ超一流ブランドです。
小さな工場から始まったEdward Greenは、「でき得る限りの上質を求める」というコンセプトのもと、今日に至るまで、履き心地と頑丈さ、そして軽くてスタイリッシュな靴に求める欲望をすべて叶えてくれるような完璧なレザーシューズをつくり続けてきました。
10万円前後から購入できるとあって、比較的に手が出しやすいブランドですが、お値段以上の高品質・高機能。
シンプルなビジネスライクのものからカジュアルテイストなものまで数多く取り揃えていますが、どれも落ち着きのある大人の風格をただよわせているので、どれを買っても外れなし。まさに紳士のための靴といえるでしょう。
人気モデルは内羽根ストレートチップタイプの「チェルシー」というモデル。時代を超越する存在として知られ、今やブランドのアイコン的存在として認知されています。
現代的でスタイリッシュなデザインですが、日本人にも合う足型で守備範囲が広いのも嬉しいポイント。
■SILVANO LATTANZI
公式サイト:https://www.silvanolattanzi.com/
イタリアを代表する高級靴ブランド『SILVANO LATTANZI』。
靴の生産が活発といわれるマルケ州にて、元よりシューズメーカーで勤務経験のあったシルヴァノ・ラッタンジ氏が企業を独立し、創業。以来美しさを極めた高級レザーシューズを生み出し、1975年には名誉あるQualita Italia賞を受賞するほどに成長。
イタリアの超一流名門紳士靴ブランドとして、現在世界中で愛されています。
“靴のフェラーリ”ともいわれるSILVANO LATTANZIの人気シリーズは「ビットローファー」。
スリムなボディに艶やかなレザーでドレッシーな印象が強いですが、鮮やかなカラーリングでほど良い軽さもあり。大人の色気を引き出してくれる一足です。
■Henry Maxwell
公式サイト:http://www.henrymaxwell.co.uk/
1750年創業の英国最古の高級靴ブランド『Henry Maxwell』
乗馬ブーツ用の拍車作りから、ビスポークの乗馬ブーツ制作と続き、第一級のビスポーク職人として話題に。英国の上流階級の人々を顧客とし、その地位を確立させていきました。
現在はロンドンの名門ブランド『フォスター&サン』の傘下となりましたが、260年の歴史は健在で、今も多くのレザーマニアに愛され続けています。
代表モデル 「31334」は、羽根部分からサイドにかけ曲線と、ビスポーク直系のしっかりとしたフィット感が特徴です。高品質な素材と贅沢すぎるほど丁寧なつくりで、最高級品の革靴を実現。以降、ブランドを代表するロングセラーアイテムとして親しまれています。
2. いつかは手を出したい高級革靴ブランド

超高級ブランドはどうにも手が出せそうにない…という方のために、ワンランク下げた高級革靴ブランドをピックアップしてみました。
といってもこちらもお高めのお値段。その分ルックスも履き心地も一級品。まずはここから目指してみるのもアリですよ!
■Santoni
イタリア発祥のシューズブランド『Santoni』。
一流ブランドたちが100年以上の歴史をかけてステップアップしていったところ、Santoni
は約半分以下の年月でトップブランドとして名を馳せていきmさいた。
シューズ専門のデザインチームや80人以上の手染め部門を設け、靴のデザインによって製法を分けるなど、多くの知恵と技術を駆使したシューズが数多く展開されています。
アッパー、インソール、アウトソールを一度に縫い付けるマッケイ製法を採用し、シンプルかつすっきりとしたルックスがSantoniのシューズの特徴です。
ソールの反りも良く、履きはじめてからなじむまで早いのもポイント。
人気の「内羽根ストレートチップ」は、オーソドックスなストレートチップタイプですが、ブリティッシュならではの重厚感とイタリアンクラシックなスマートさをプラス。すらりと細長い洗練されたフォルムが、大人の男性から人気を博しています。
幅広いシーンで利用することを考慮した上でつくられているので、オンオフ問わず使用できます。
■Berluti
公式サイト:https://www.berluti.com/ja-jp/homepage/
1895年、フランスはパリにて創業。靴の型からデザイン、素材、履きやすさに至るすべてを徹底的にこだわり抜いた上質なレザーシューズを展開し、セレブ層を中心に人気を博しました。1959年には高級既製靴の生産をスタートさせ、レディースラインの開発にも成功。さらなる顧客を集めました。
現在では極上のレザーを扱う老舗高級ブランドとして、世界で認められる存在となりました。
人気シリーズはBerlutiのアーティスティック・ディレクターを務めたアレッサンドロ・サルトリ氏によるシグネチャーコレクション『Gaspard』。
イタリアの画家ルーチョ・フォンタナが手がけた作品『引き裂かれたキャンバス』に着想を得て生まれたと言う、ヴェネツィア・レザーにスリットが入った独創的なデザインが特徴です。
最高ランクのレザーをより薄くしなやかに使用し、優しく足を包み込んでくれます。
最初は高級感あるルックスに艶やかな光沢を楽しみ、使用するにつれて革本来の風合いを引き出しながら使い込んでいくという、長い年月をかけて大切にしていきたい一足です。
■ALDEN
『ALDEN』は、1884年にアメリカにて設立されたシューズメーカーです。
履き心地と厳選された最上級素材を使用したALDENのシューズは、アメリカントラッドにおける重要な存在となり、今日まで語り継がれています。
日本では、OEMを手掛けていた『ブルックスブラザーズ』のローファーによって注目を集めました。
均整回復を可能にするという革新的アイデアを取り入れた「オールデン」が人気シリーズとして知られています。
特に人気の高い「コードバン」は、農耕用馬の臀部から採れる貴重な皮革を使用したシューズで、透明感溢れる上質な輝きを放ちます。予約待ちから半年間の製法を合わせて、オーダーから約1年はかかると言われている代物です。
他にも定番プレーントゥタイプから、Vチップ、Uチップ、そして高級感漂うオールデンのチャッカブーツまで、カジュアル性に富んだアイテムまで幅広く取り揃えています。
次ページでは比較的手を出しやすいブランド&日本の靴ブランドをご紹介します!
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