なんとなく定期的に出てくるニキビ。間違えたケアや今と変わらない生活を続けていると、ニキビは治らず触ると痛いほどのひどいニキビになってしまいショックをうけることも!
そんなひどいニキビになってしまう前にニキビができる原因や正しいケアの方法を知り、ニキビのできやすい生活習慣を見直すことでニキビを治していきましょう。
ひどいニキビはどうしたら治る?悩めるアナタに、原因や正しいケア方法を徹底解説!
1. ひどいニキビ顔…どうして?原因を解明!

しっかりとケアしているつもりでもだんだんとひどくなっていくニキビ顔…。そのひどいニキビはできる場所や年齢で原因が違ってくるもの。
ニキビのできる原因を詳しく知ったうえで、今までのケアを少し見直すだけでひどいニキビもみるみる良くなります。アナタのニキビを早く治すために原因を解明し、正しいケアを覚えましょう!
◆ ひどいニキビの原因①: 洗いすぎ
「ニキビは皮脂の過剰分泌!」と思って念入りに洗顔していると、肌が傷つき、ターンオーバーが滞ることでバリア機能の低下につながります。バリア機能の低下で角層が厚くなり毛穴をふさいでしまいニキビの原因となります。また肌に必要な皮脂まで落としてしまっていることもあり、ニキビは悪化してしまいます。
◆ ひどいニキビの原因②: 生活習慣の乱れ
日々の睡眠不足は自律神経を乱し、肌のターンオーバーがうまくいかずバリア機能が低下します。バリア機能が低下した肌に、睡眠不足による皮脂の過剰分泌があると、ニキビができやすい状態になります。また、油っぽい食事や暴飲暴食などの食生活の乱れも胃腸の疲れを引き起こすとともに皮脂の分泌量が増えニキビの原因となることがあります。
◆ ひどいニキビの原因③: ストレス過多
忙しい生活のなかでストレスを感じると自律神経が乱れます。そうするとバリア機能が低下し、皮脂分泌が過剰になり、ニキビができやすくなります。
◆ ひどいニキビの原因④: コスメなどの刺激
オイルフリー、アルコールフリー、無添加などの刺激の少ないコスメと比較すると、オイル性のものやアルコールの入ったコスメはニキビに刺激を与えてしまいます。どんなにスキンケアをきっちりしていてもニキビがひどくなってしまうのは、このようなコスメの刺激が原因です。
◆ 赤ニキビと白ニキビの違い
白ニキビとは、ニキビの初期段階で、皮脂や汚れで毛穴が詰まった状態で見た目は白く小さな点。この白ニキビの皮脂を餌としてアクネ菌が増殖すると炎症を起こし赤くなります。この赤く炎症している状態のニキビが赤ニキビです。
◆ たくさんできてしまっている人の原因
日頃の多忙な生活やストレスなどから生活習慣が乱れていくと、ターンオーバーの低下に合わせバリア機能が低下し、ニキビができてしまう原因に。そのうえ、間違えたスキンケアや間違ったコスメの使用でニキビが悪化するとともに、たくさんできてしまう原因となります。
2. ひどいニキビの正しいケア方法をレクチャー

これまで自分のニキビの原因がわからず、正しいケアが出来ていなかったそこのアナタ!ひどくなってしまったニキビは正しいケアを行うことでうんと良くなります。またこれ以上新しいニキビを増やさないように正しいスキンケアを徹底してご紹介します。
◆ まずは正しいクレンジング
ニキビ肌のクレンジングには、うるおいをキープしながらメイクや毛穴の汚れを一度にオフできるマイルドなクレンジング料を選びます。肌に摩擦を与えないためにもたっぷりの量を使います。
クレンジングを、おでこ、頬、鼻、あごにおき、摩擦が起こらないように指の面を幅広く使って広げていきます。この時にマスカラやラメが顔に広がって刺激とならないよう気を付けましょう。
すすぎの際には32〜34℃のぬるま湯を使い、温度の高いお湯は皮脂を洗い流しすぎてしまうため寒い日でも使わないようにしましょう。
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【参考記事】『男性の悩めるニキビにおすすめの洗顔料は?ニキビは正しい洗顔でしっかりケア!』
◆ 洗顔は洗う順番も重要
しっかり泡立てた洗顔料を、あごからTゾーン、おでこへと泡を転がすように広げ、皮脂の多い部分から洗顔します。そのあと皮脂の少ない頬へとすすめ、顔全体をサッと洗います。この時、洗い残しやすい生え際も忘れないように洗いましょう。
◆ スキンケアを徹底
洗顔は良く泡立ててから優しく洗います。スクラブ入りの洗顔料はニキビを傷つけて悪化の原因にもなるので、ニキビがないときに使いましょう。
そして洗顔後は化粧水で保湿するのを忘れずに!ノンコメドジェニック、ハイポコメドジェニック、保湿成分であるセラミドやアミノ酸の入ったものでしっかりと保湿をしましょう。その後は乳液やクリームで潤いの膜を作るように肌をピッタリと包み込みます。
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【注目記事】『大人ニキビとはもうおさらば!本当に効果のあるおすすめのニキビ化粧水TOP8』
◆ ニキビがある時のメイクのポイント
ニキビを隠すためにオイリーな下地などで厚塗りするのはオススメできませんが、ニキビに効果的なコンシーラーや炎症のあるニキビの上でも使える色付き美容液などのニキビ専用のコスメを使って、メイク中もニキビケアすることがポイント。また、メイクにはうす付きのパウダーを使い、アイメイクやリップのポイントメイクでニキビより目元や口元を強調させるとよいですよ。
◇ 悪化させないために気を付けたいNGケア
ニキビは皮脂の過剰分泌が原因だからといってゴシゴシと洗顔してしまったり、べたつくのを避けるために乳液やクリームを使わないなど、肌をさっぱりさせるようなスキンケアはNG。またトレンドのオイル美容液にはニキビの炎症を抑える効果のオイルもありますが、炎症を抑える以上に毛穴を詰まらせるリスクが高いためオススメできません。またアクネ菌はオイルを餌として増殖していくのでニキビを増やしてしまいます。
3. ひどいニキビができて困っているアナタへ

触れると痛いほどのひどいニキビができしまって困っているアナタ。そのニキビはかなり炎症が進んでしまっています。そんなニキビは早く原因を知ってすぐに治したいですよね。
そして、ニキビのできた場所によっては、実はそれはニキビではない!なんてこともあります。
もう一度ニキビのできた場所を確認して、どのような対処法があるのかみていきましょう!
◆ 年齢によってニキビができる場所も変わる
皮脂分泌が多い10代~20代前後の思春期ニキビは、Tゾーンや頬にニキビが出やすいですが、20歳をすぎて大人ニキビと呼ばれるニキビは、あごや口まわり、フェイスラインなどにできやすくなります。
◆ 生活習慣を正そう
毎日の忙しい生活の中でも、適度に汗をかく運動を取り入れ、おふろにゆっくりつかる、アロマを楽しむなど、リラックスできる時間をとることでストレスをため込まない生活習慣をつくり、睡眠時間もたっぷりとりましょう。食事は栄養バランスを良くし、暴飲暴食はしないなど自律神経を乱さない正しい生活習慣に。
◆ ニキビに効果がある食べ物
ニキビには肌の代謝を促すビタミンB群を含む食べ物が効果的です。ビタミンB群にはうなぎ、レバー、納豆、のり、まいたけ、卵、ヨーグルトがあげられます。合わせて取りたいのがブロッコリーや赤・黄ピーマン、ほうれん草、キウイやイチゴなどのビタミンCを含む食べ物。これらの食べ物には美肌効果があります。また、体の内側から代謝を促進しニキビに効果的な発酵食品もおすすめ。味噌汁、納豆、ぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品で腸内環境を整え、体の中からニキビを治していきましょう。
◆ 自己判断はせず即、皮膚科へ
はじめのうちはあまり症状の気にならないニキビでも、炎症が強く悪化してしまったニキビはケロイド状に盛り上がったり、へこんだようなあとを残す、しこりニキビとなってしまうことがあります。このしこりニキビになると治療にかなりの時間がかかってしまいます。また鼻の中や鼻のすぐ下にできるニキビのような毛嚢炎。毛嚢炎はアクネ菌とは違う菌に感染した症状で、ニキビとは別のもの。間違えてニキビと同じケアをしてしまわないよう自己判断をせず、早めに皮膚科に相談しましょう。
ひどいニキビはどうしたら治る?悩めるアナタに、原因や正しいケア方法を徹底解説!
- 1. 洗いすぎもニキビの原因に!!
- 2. 生活習慣や食事を見直そう
- 3. 正しい洗顔でしっかりとニキビケア!
ライター後記
大人ニキビを改善していくことで大切なことは、日々の生活習慣から見直すこと。これは多忙な生活を改めストレスをためない習慣を作り出し、その結果、ニキビ改善だけでなく、心も体も健康に改善されていきます。ひどいニキビを治すとともに体の中から美しくなりましょう。