
すっかりご無沙汰してすみません。
この「すみません」はそしてすみません、美容男子編集部の人にまず言いました。
なんかね、どうにもこれを読んでくれている誰かがいる、という感覚がうすいのです。
ほとんどそういう声を聞かない。でも、だって、人にあまり会っていないものね。そりゃそうか。
「毎月8本はニュー男子を書いて」というルールのようなものがこの秋に伝えられ、
その制約みたいなものがあった方がいいかも! と快諾したのですが、
さっそく今月はこんなグタグタ感。まるで怠けているみたいですが、実はその逆なのです。
この秋は、言っちゃなんですがぼくはめちゃくちゃよくやっていて、
毎晩寝床に入ったら自分の体に感謝の言葉をかけながらさするくらいよく働いていて、
その働き方が頭脳労働というか、パソコンで原稿を書くってなことがメインだったので、
ごめんなさい、とてものんきな気持ちでニュー男子に向き合う余裕がなかった。
この経験については、ものすごく書きたいことがあるのだけど、
まずは、一生懸命に取り組むって大事だな、と思いました。
なんというのだろうか、そのように在ることで、自分に対して気持ち良くいられる。
心から自分への労いみたいなものや、ありがとうの心になれる。
ぼくは部活というものを一瞬しかしていなくて。
中学一年生は1学期の試験の前にぼくの軟式テニス部も休みになり、
1週間だが10日間だか休んだら、
なんとなく入った好きでもない軟式テニスをするよりも、
断然家で「夕焼けニャンニャン」見ている方がいいじゃん!
どうして部活なんかやっていたんだろう? と我にかえったように試験が明けると即座に辞めた。
以来、そうしたスポ根的な「気合だ、根性だ!」ってなことに目もくれず気づいたら四十路越え。
やっぱりね、嫌だなってことは嫌なんですよ。嫌なんだったらやらなければいいんじゃないかしら。
ぼくはそういう単純な考え方を持つのですが、
この度のソレは嫌とか良いとかそういう話ではなく、
引き受けた、コミットしたからにはやる! という意識なのでしたが、
実際は、気合いや根性がものすごく試される時間となった。
そうして、多くの人が若い時期にしていそうなこうした経験を、ぼくは今やっているのだな、と思い至ったりもしていました。
さて、そんなスーパーハードデイズが昨日で一段落し、
本日は早起きの必要はなかったのですが、体への伝達が甘かったのか5時台に起床。
二度寝もかなわず、家は寒く、なにもやる気がせず、じっくり白湯を飲んだりしてしまった。
そののち、インスタグラムなどに投稿をし、ようやく作文意欲がわき今に至る。
おかげさまで、書かなかった相応に書きたいことが山とある気がします。
けど、今日は復帰のお知らせというか、いや言葉って大事だから「復帰」はやめて、
ニューバースを経てNEWニュー男子になりました! というご報告でございます。
それほどに、正解が見えない、出口が見えない長い原稿をやっていた時間は、
自分と向き合う時間でもあり、自分や人生のことについてものすごく気づきがあった。
ようは、やればいいんだな。やりたいんだったらやればいい。
実をいうとインスタグラムがとても苦手で、というのもあれには、
「いいね」という言葉に変換されそうなハートマークを押す機能がありまして。
自分が投稿した際にはその「いいね」がどうしても気になってしまっていたのでした。
数もそうなんだけど、誰がいいねしてくれるかとかも気になってしまい、
そういう自分が面倒くさくて、いちいち投稿をためらってしまっていた。
それが、この秋の修行タイムで、べつにいいか。ってなれた。
だって、そんなことどっちでも本当に良いことだ。
誰がいいと言おうが言わなかろうがそのこととぼくが何かを外に向けて放ちたいことは関係がない。
自分がいいな、って思う何かを投稿することに、誰かのいいねは必要ではない。
その自意識は余分なものだ。
そう思ったのでありました。
そして、そのように何かに気がついていくことが人生の面白さだなあ、と思うのでございます。
以上、久々すぎてニュー男子人格が寝起きみたいな感じで、いつも以上にぼんやり雑記に最後までお付き合いくださり、
誠にありがとうございました。ひきつづき、よろしくお願いします!
ニュー男子 拝