長いケーブルの煩わしさから解放され、ストレスなく音楽が楽しめるBluetooth(ブルートゥース)イヤホン。
最近は有線の製品と比較しても遜色のない高品質の製品が増えてきています。
製品の種類も豊富になってきているため、何を基準に選べば良いのか分からなくてなっている人も多いです。
そこで今回は、Bluetooth(ブルートゥース)イヤホンの選び方からお勧め機種の紹介まで行なっていきたいと思います。自分の生活スタイルに合った製品を、ぜひ見つけてください。
時代はワイヤレス!おすすめブルートゥースイヤホン11選。人気モデルを徹底比較!
1. Bluetooth(ブルートゥース)イヤホンの選び方

それではまず、Bluetooth(ブルートゥース)イヤホンにはどのような機種があり、どのような特徴や機能があるのか見ていきましょう。
■種類から選ぶ
現在主流となっているBluetoothイヤホンは大きく3種類あります。それぞれを簡単に紹介していきますね。
・左右一体型
左右一体型ワイヤレスイヤホンはスマートフォンやオーディオ機器とは無線ですが、左右のイヤホンは有線で繋がれていて、首の後ろにコードをかけて使えるようになっています。
そのコード部分に音量を調整できるコントローラや通話用のマイクが付いている場合が多いです。
現在最も主流のBluetoothイヤホンで種類も豊富なため、初めてBluetoothイヤホンを購入される方にもお勧めです。低価格から高価格の製品があり、自分に合ったものを選びやすいです。
デメリットとして、ケーブルが接触するとノイズが発生することがあるのでスポーツなどで体を動かす時にケーブルが邪魔になってしまう場合もがあります。
・完全ワイヤレス
完全ワイヤレスイヤホンは左右のイヤホンが独立しているのが特徴で、耳栓をするような感覚で使えます。
イヤホンはそれぞれ充電する必要があります。多くが専用ケースに入れて充電します。
ケーブルが全くないのでケーブルが絡まってしまう心配が全くありません。断線の心配も不要です。スポーツなどで体を動かす時も邪魔になりません。
ただし左右一体型のワイヤレスイヤホンよりも価格が高くなることと、左右が独立している為、若干紛失しやすいことがデメリットとして挙げられます。
また本体が小さい分バッテリーが小さく連続再生時間が限られている為、充電しやすいものを選びましょう。
収納ケース型のモバイルバッテリーが付属しているモデルがおすすめ。
・ネックバンド型
ネックバンド型ワイヤレスイヤホンは、左右のイヤホンコードが首のところに固定されるタイプのイヤホンです。
首にフィットするバンドによって、スポーツなどの体を動かす場合も落ちにくく、ケーブルの接触によるノイズも解消されています。
重量は他のものより重めですが、首の部分で重量を支える為耳にかかる負担はほとんど感じません。
バッテリー容量は他のものに比べ大きくなるので、長時間の連続再生が可能です。
デメリットとして、他のものに比べ本体の重量が重くなることと、コンパクトに収納できないので持ち運びに不便といったものがあります。
■音質で選ぶ
Bluetoothイヤホンは無線でデータを送る為、イヤホン自体の性能だけでなく「コーデック」と呼ばれる音声圧縮変換方式も音質に大きく関係してきます。
音楽再生で使用されているコーデックには「ACC」「SBC」「aptX」「LDAC」の4種類があります。
Bluetoothイヤホンに標準で搭載されているコーデックは「SBC」です。
「SBC」は色々な機器の間で使用することができますが、圧縮率が高いためどうしても音質の劣化が発生してしまいます。
高音質なBluetooth(ブルートゥース)イヤホンを探す場合はその他のコーデックにも対応したものを選ぶ必要があります。iPhoneの方は「ACC」、アンドロイドの方は「aptX」が使えるものがお勧めです。
「LDAC]はハイレゾ音源を聞くことができますが、対応機器が少なく高価な製品が多いです。
またイヤホンだけでなく自分の再生機器がそのコーデックに対応している必要があるため、まずは自分のオーディオ機器がどのコーデックに対応しているのかをチェックしましょう。
■連続再生時間で選ぶ
Bluetoothイヤホンを使う場合、充電が必要になります。その為、連続再生時間は製品によって異なります。
連続再生時間を長くしようとするとバッテリーが大きくなるので、重量が重くなる傾向になります。
平均的に6時間くらいは稼働する製品が多いので、単純に連続再生時間だけでなく充電のしやすさも重要になります。
連続再生時間の短くなる独立型イヤホンはケースに充電機能を備えてあるタイプも多いので、ケースを持ち歩くことで連続再生時間の短さを補うことができます。またネックバンド型イヤホンは本体が大きく連続再生時間が長めです。
■その他の機能で選ぶ
Bluetooth(ブルートゥース)イヤホンは単純に音楽を聞くことができるだけでなく、様々な機能が付いているものもあります。
代表的な機能として、ノイズキャンセリング機能があります。
ノイズキャンセリング機能は周りの騒音を抑えてBluetooth(ブルートゥース)イヤホンから流れる音に集中することができます。
そのほかにもスマートフォンと連携して通話ができる機能や、音声のオンオフや音量調整・マイクミュートもできる機種であれば運転中も便利です。
最近ではイヤホンで耳がふさがることによる事故やトラブルを防ぐための外音取り込み機能がついたものなんかもあります。
■用途で選ぶ
Bluetoothiイヤホンをいつ、どこで使うのかによっても選び方は大きく変わってきます。
・スポーツで使う
ランニングなどのスポーツを行う時に主に使いたい場合、雨や汗から守るために防水性能を備えたBluetoothイヤホンが適しています。
防水性はイヤホンによって異なり、雨や汗などにのみ対応しているものから水中に入れても耐えられるモデルまで様々です。自分の用途に合わせて選びましょう。
体を動かすのでイヤホンが外れやすいので、落として無くしにくい一体型のイヤホンがお勧めです。
また、フィットネスアプリと連動できるモデルを選ぶと効率よくトレーニングができます。
・通勤で使う
通勤時に主に使う場合は、ノイズキャンセリング機能がついた機種がお勧めです。
騒音の多い電車の中などで使う時に音楽に集中できます。
通勤時間が長いようなら連続再生時間にも注目しておきましょう。
・屋内で使う
家の中など静かな屋内で使用する場合は、音質を重視して選ぶのがお勧めです。
イヤホンが外れる心配もないので、選択肢は非常に広いです。
長時間使用しても疲れにくい軽量で音質の良い機種を選ぶことができます。
スポーツ向けのBluetoothイヤホンはこちらもチェック!
【注目記事】『ランニングにおすすめのブルートゥース対応イヤホン10選。日々の運動を快適に!』
2. 左右一体型のおすすめブルートゥースイヤホン

まずは、現時点でBluetooth(ブルートゥース)イヤホンの主流となっている左右一体型のお勧め商品を見ていきましょう。
■Sound PEATS(サウンドピーツ) Q12
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抜群のコストパフォーマンスで大人気!
価格:2,999円
対応コーデック:SBC・aptX
人間工学に基づいたデザインでコンパクトで軽く装着でき、耳にしっかり固定できます。
IPX4防水なので、ランニングなどのスポーツの時も気兼ねなく使用できます。
マグネットを搭載しており使わないときはマグネット同士をくっつけて首輪状になります。ノイズキャンセリングにも対応しています。
1回2時間の充電で約6時間の連続使用が可能です。
■TaoTronics TT-BH026
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多機能で使いやすい!
価格:3,542円
コーデック:SBC
付属のイヤーピースの種類が豊富で、自分にぴったりのフィット感を見つけられます。
またIPX5防水なので、通勤中の突然の雨でも多少なら問題ありません。
低価格ながらもマイクのノイズキャンセリング機能など機能も豊富、音質もこの価格帯では申し分なしのしっかりした音質を奏でてくれます。
通話にも通勤にもおすすめで、Bluetoothイヤホンデビューにうってつけです!
■Beats by Dr.Dre BeatsX
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5分チャージ、2時間キープ!
価格:16,990円
対応コーデック:SBC・AAC
スタイリッシュなデザインとその高音質で人気のオーディオメーカーBeatsからもBluetoothイヤホンが発売されています。
Apple W1チップ内蔵により、Apple機器との接続が非常に簡単。また5分の充電で約2時間の連続再生、45分でフル充電ができる急速充電を実現しています。
もちろんBeatsならではの音質は折り紙付き。AppleユーザーにおすすめなBlueToothイヤホンです!
■SHURE SE215SPE-B-BT1-A
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ベストセラーイヤホンがBluetooth化!
価格:17,875円
コーデック:SBC
高音質な有線イヤホンの定番として長く愛されてきたSHUREのSE215 Special EditionがBluetoothモデルとして登場しました!
SHUREならではのワイヤーフォームによるしっかりと耳にフィットして安定感のある付け心地や、きめ細かい豊かな音質はそのまま!ワイヤレスになってさらに使いやすくなりました。
とにかく音楽をしっかりと聴きたいという人におすすめなイヤホンです。
3. 完全ワイヤレスタイプのおすすめブルートゥースイヤホン

コードによる煩わしさから完全に解放され自由に楽しめる完全ワイヤレスタイプ。
最近は製品ジャンルとして確立し、豊富なラインアップが出揃っています。
■Apple AirPods
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Appleユーザーで完全ワイヤレスなら間違いなくこれ
価格:17,315円
コーデック:SBC・AAC
Apple製品を使用している方にお勧めなのがApple AirPodsです。
ケースから出すだけでApple機器と一瞬でペアリング、耳に装着したことを感知して耳から外すと自動で一時停止!またタップしてSiriを起動することもできます。
専用ケースに収めると充電が開始され、15分の充電で約3時間の連続使用が可能です。専用ケースは複数回充電可能で、24時間以上の再生も可能です。
機能やデザインまで洗練されていてAppleらしい完成度の高いイヤホンです。
■SOUL X-SHOCK
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イヤホン界のGショック!?
価格:11,074円
コーデック:SBC
グラミー賞を受賞したアメリカのヒップホップアーティストが監修しており、太く重低音の効いたサウンドが特徴的です。
IPX5防水なので、通勤中の突然の雨に降られたり、ジムなどで汗をかいても問題ありません。
また専用の充電ケースは3000mAhと大容量!イヤホンだけでなくスマホの充電にも役立ちます。
■Anker Zolo Liberty
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コスパが抜群の完全ワイヤレス型イヤフォン
価格:7,999円
コーデック:SBC・AAC
高性能モバイルバッテリーメーカーがオーディオブランドを立ち上げて作ったBluetooth(ブルートゥース)イヤホンです。
一度ペアリングを行うと専用ケースから取り出すだけで自動で電源ONし接続されるため取り扱いも簡単。IPX5相当の防水機能も搭載しています。
専用ケースは複数回充電可能で、24時間の再生も可能です。
■Jabra Elite 65t
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SiriやGoogleアシスタントにも対応した多機能イヤホン
価格:22,480円
コーデック:SBC・AAC
機能にこだわったBluetoothイヤホンをお探しならこちら!
SiriだけでなくGoogle assistant、amazon Alexaの全てに対応しています。
専用アプリで音源のイコライジングやノイズキャンセリングや外部の音を取り込み具合を調節機能も付いており、電車などで周囲の騒音を抑え、アナウンスの音を聞き取ることが可能です。
また本体に4つのマイクを搭載していて、非常に鮮明な音声で相手との通話を楽しめます。
4. ネックバンド型のおすすめワイヤレスイヤホン

最後にコスパの高いモデルからハイエンド機種まで続々出ているネックバンド型を見ていきましょう。
■SONY WI-1000X
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ハイレゾもBluetoothで!
価格:32,406円
コーデック:SBC・AAC・LDAC・aptX・aptX HD
快適に使えるための機能を集約したSONYのハイエンドモデル。
業界最高レベルのノイズキャンセリング性能は、周囲の状況に合わせて自動で最適なノイズキャンセリングモードに変更したり外部の音を取り込む機能も付いており、電車などで周囲の騒音を抑え、アナウンスの音を聞き取ることが可能です。
またLDACという高音質コーデックに対応していて、ハイレゾ音源でもBluetoothでしっかりと楽しむことが出来ます。
お値段は少し張りますが、これを選んでおけば間違いないといえるようなハイスペックイヤホンです。
■Bose QuietControl 30
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妥協しない高音質を実現
価格:34,560円
コーデック:SBC・AAC
オーディオ機器の大定番、Boseによる初のノイズキャンセリングイヤホンです。
ノイズキャンセリングを12段階でコントロールすることができ、自分の好みの聞こえ方調整可能です。
音質に定評のあるBoseらしい重低音を確保しつつバランスの良い音質に調整されています。
人間工学に基づいたバンド設計や本体に搭載されているStayHear+QCチップによって体に優しくフィット。
通勤通学の途中でもストレスなく安心して音楽鑑賞に集中できます。
■SOL REPUBLIC ワイヤレスイヤホン SHADOW Bluetooth
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シーンを選ばないコスパの高いネックバンド型
価格:7,245円
コーデック:SBC・aptX
NASAで研究、設計されたナチュラルなつけ心地は一日中仕様していても疲れず、イヤフォンを外して首にかけておくこともできます。見た目もスタイリッシュでファッションを邪魔することはありません。
コンパクトなデザインからリッチな低音と緻密な高域をバランス良く再生します。
価格も安いので、扱いやすく手にしやすい入門イヤホンとしてもおすすめ!
時代はワイヤレス!おすすめブルートゥースイヤホン11選。人気モデルを徹底比較!
- 1. 主流なのは左右一体型、完全ワイヤレス型、ネックバンド型!
- 2. 自分の用途に合わせて選ぼう!
- 3. 音質だけでなく機能もしっかりとチェック!
ライター後記
コスパの高い製品からハイエンドの製品まで様々なBluetooth(ブルートゥース)イヤホンが発売されています。音質も有線のイヤフォンと遜色なくなってきております。まだBluetooth(ブルートゥース)イヤホン未体験の方は自分のスタイルにあったものを試して見てください。
