ドラマ「ハラスメントゲーム」というのをご存知ですか?
「ハラスメントゲーム」とは唐沢寿明さんが主演の数々のハラスメントに立ち向かうドラマです。なんとこのドラマは、現代に数多く存在するハラスメントを如実に描いていました!
今回はそんな素晴らしいドラマから学べることをたくさん紹介しますね!
ドラマ【ハラスメントゲーム】は日本のハラスメントが凝縮された素晴らしいドラマだった!
1. ハラスメントゲームとは?

ハラスメントゲームとは2018年10月からテレビ東京で放送されていたドラマのことです。唐沢寿明さん演じる「秋津渉」が身の回りに起こる数々のハラスメントに対して奇抜なアイディアを駆使し、解決していくというストーリーとなっており、人気女優の広瀬アリスさんも出演していました!
ちなみに、このドラマでは大きく分けて5つのハラスメントが描かれていました。
2. 描かれたハラスメントの数々は現実に起こりうるもの

このドラマで描かれたハラスメント以下の通りです。
セクハラ
パワハラ
パタハラ
カスハラ
リスハラ
それぞれどんなハラスメントなのかを見ていきましょう。
■ ドラマで描かれたハラスメント①: セクハラ
このハラスメントは誰もが知っているセクシャルハラスメントと言われるものですね。
セクハラは相手に触れるだけではなく、言葉によるセクハラもあるため1番気をつけないといけないハラスメントでしょう。
■ ドラマで描かれたハラスメント②: パワハラ
パワハラとは上司が役職や地位を利用して社会的地位の低いものに身体的、精神的な損害をあたえる行為のことを指します。こちらも「言葉による暴力」が原因で裁判沙汰になることが多く、気をつけなければいけないハラスメントですね。
■ ドラマで描かれたハラスメント③: パタハラ
パタハラとはパタニティーハラスメントと呼ばれるもので、育児休暇を取ったり、時短の申し出をした男性社員に対し嫌がらせをする行為のことを指します。
育メンなどの言葉が流行る一方で、企業からはこんなハラスメントが生まれてしまいました…。
■ ドラマで描かれたハラスメント④: カスハラ
カスハラとはカスタマーハラスメントと呼ばれるもので、コンビニやレストランの店員に土下座を強要、カスタマーセンターに何度もクレームの電話を入れたり、とにかく難癖をつけ支払いの拒否や賠償金などを強要する行為のことです。
「お客様は神様」なんて言葉を勘違いしている人たちに多いのが現状です。
■ ドラマで描かれたハラスメント⑤: リスハラ
リスハラとはリストラハラスメントと呼ばれるもので、リストラ対象者に対して無理難題な仕事を押し付けたり、急遽望まない異動を命じたりして、自主退社を促す行為のことです。
窓際族などもその例に当てはまり、孤独と疎外感を与えるハラスメントになります。
ドラマではどれもこれも企業で起こりやすいものを取り上げていますね。
ただ、ここで終わらないのがドラマの良いところなんです!
3. ドラマから学ぶハラスメントへの立ち向かい方

ドラマでは必ず主演の秋津渉さんが奇抜なアイディアを出して解決に導きます。
ただそれ以前に、もっと大事なことも描かれていました。それは、ハラスメントを受けた時の当事者が取るべき行動です。
どんな行動をとればいいのか、迷ってしまった人は以下を参考にしてください。
【ハラスメントへの立ち向かい方①】証拠集め
とにかく論より証拠です。
どんなハラスメントでも徹底的な証拠を突き付けることで有利不利は逆転します!
暴言や言葉の暴力の場合は録音機器を使って録音しておくとかなり有力ですし、日々の日記をつけるだけでも変わります。
【ハラスメントへの立ち向かい方②】堂々と異議を唱える
やっていないことはやっていない、間違っていることは言っていないとしっかり唱えましょう。面倒だからとか、後々のことを考えるときまずくなるからなどと考えてアリもしないことを受け入れる必要はありません。
【ハラスメントへの立ち向かい方③】第三者に相談する
ハラスメントの相談窓口は全国どこにでもあります。
ハラスメントを受けた場合には、必ず最寄りの相談窓口までいくか、家族に相談しましょう。
1人で抱え込むことだけはしないように!
こちらからハラスメントの相談をすることが可能です。
きっとあなたの力になってくれます!
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ドラマ【ハラスメントゲーム】は日本のハラスメントが凝縮された素晴らしいドラマだった!
- 1. ハラスメントは許しちゃいけない!
- 2. ドラマ「ハラスメントゲーム」は現代社会を映し出した良作!
ライター後記
ハラスメントを受けること自体、おかしな話なのですが、世の中にはたくさん案件があるそうです。それだけ人の気持ちを考えない自分勝手な人間が増え、それを我慢してしまう人が増えてしまったということですね…。
間違っていることは堂々と主張しましょう!
桃野 カン詰
ハラスメントの種類はこれ以上増やしたらダメ!
大学生の時にヒッチハイクにて日本縦断。人の温かさとキノコの恐ろしさ、猪の獰猛さを知る。現在アメリカ大陸を横断しようと目論んでいる最中。