男性の皆さん、痩せていれば痩せているほどいいと思っていませんか?
現代の男性はスタイルや健康を気にしすぎて、痩せすぎ体型になってしまう人が肥満体型の人と同じくらいいると言われています。
また、痩せたくなくても痩せてしまう人、つまりしっかり食事をとっていても痩せすぎてしまう男性も多いようです。
痩せすぎは、肥満と同じように健康にとても悪い体の状態です。かといって、油分の多い食品だけを食べたり寝る直前に食べたりするなど、不健康な太り方をするのは体への負担がかかるのでNG。太るコツは、健康的であることです。今回は〝脱痩せすぎ〟を目指した健康的に太る方法をご紹介します!肥満の人がダイエットをするように、痩せすぎの人も健康的に太る生活習慣を心掛けていきましょう。
ガリガリはモテない〝脱!痩せすぎ体型〟健康的に太る方法とは??
1. 意外とモテないし危険な〝痩せすぎ体型〟

今日の男性の間では、レディースのスキニーパンツが流行るなど、細身のスタイリングを楽しむ目的で痩せることを心掛けている人もいます。
しかし、痩せすぎは不健康なイメージを持たれてしまうことが多く、あまり女性受けが良くないのも確か。
女性は、一緒に並んで歩く男性に「自分よりも痩せていてほしくない」と思っています。
また、いざという時に助けてくれそうな男性というのはたくましく頼り甲斐のあるイメージです。痩せすぎている人は、重い荷物を持ってくれそうなイメージを持たれないので、男らしさをアピールするのも難しいという場面が多いのではないでしょうか?
◎ 太りすぎも痩せすぎも、病気にかかる確率が高い!
見た目の印象以上に、痩せすぎは太り過ぎと同じように身体への負担や影響が大きいのです。
例えば、肥満の人が心配する生活習慣病は〝メタボリックシンドローム〟や〝糖尿病〟などですが、痩せすぎの人も「生活習慣」が原因で成人病にかかるリスクが高いのです。
また、痩せ型の人は血糖値がぶれやすい傾向にあるため、〝境界型糖尿病〟などにかかる可能性もあります。
最悪の場合、痩せすぎによる成人病や基礎体力の低下によって、早死にするリスクも。
太った体型の方が痩せているより病気にかかりやすいというイメージがあるかもしれませんが、痩せすぎも体の健康に悪影響をもたらします。
◎ 意外と嬉しい⁉太るメリットとは
健康的に「太る」メリットは、外見も身体の内側もたくましくなるという点です。
外見がたくましくなれば、例えば海やプールでも自分の体に自信を持つことができるように。
ここで勘違いしないでほしいのは、健康的に太るとは、ただ単に脂肪を増やすという意味ではないといいうこと。まずは体に必要なエネルギーの摂取量を増やし、健康的に運動を続けることが大事なのです。
もちろん、痩せすぎの段階よりは体に脂肪が付いている状態にはなりますが、健康を意識した太り方次第ではぷよぷよとしただらしない体つきではなく、程よく引き締まった〝たくましい体つき〟にすることができます。
また、エネルギー摂取量が増えることで体力をつけることも可能に。痩せすぎの体では、エネルギーの摂取量よりも消費量の方が大きくなってしまっている場合が多く、消費できるエネルギーも限られてしまうため、自然と疲れやすい体になってしまっています。
よく食べ、よく動き、よく眠ることで健康が維持されますし、健康的に生活する体力をつけるためにも、痩せすぎの段階から程よく太ることは重要なのです。
2. 健康的に体重を増やすためにすること!

では、健康的に太るには実際なにをしたらよいのかをレクチャーします!
日常生活のあることを少し変えるだけで済む話なので、実践しやすいでしょう!
◎ 腸内環境の改善
「太る」ということには、脂肪分の多い肉料理やチーズ、スナック菓子など、ただカロリーが高いものを多く摂取すればいいというイメージがあるかもしれません。
しかし、健康的に太るためにはその方法は全く適しません。
まずは、腸内環境を整えて、栄養を消化吸収しやすい腸を作る必要があります。そのためには便秘を解消し、腸の循環をよくすることが重要。便秘は食欲を低下させたり、体に毒素を溜め込ませたりするため、体の調子を良くしてはくれません。
また、そんな腸内環境を整えるには、食物繊維やビフィズス菌の摂取が欠かせません。
おすすめの食品はヨーグルト。ビフィズス菌を含んだヨーグルトは腸内の悪玉菌を減らし、腸の調子を整える効果があります。また、たんぱく質を含むタイプのヨーグルトは、痩せ気味の人に多い低血圧も改善してくれます。
ヨーグルトと一緒に、良質な脂質を含むナッツやビタミンと果糖を含むフルーツを食べるのもおすすめでしょう」。
◎ 食事
健康的に太るためには、運動量を減らすのではなく「エネルギーと栄養を十分に体に取り入れること」が重要。また、脂肪ではなく筋肉を体につけることが大切なので、たんぱく質を積極的に取ることが重要です。
栄養学の基本的な考え方に、PFCバランスというものがありますが、これはP=たんぱく質F=脂肪 C=炭水化物のカロリーバランスをどのように取るかというものです。
一般的には、炭水化物は50〜60%、脂質は20〜30%、たんぱく質は〜20%が適正であると言われています。
つまり、炭水化物を取りすぎないことが重要なポイント。炭水化物の取りすぎは、糖質の過剰摂取に繋がり、健康的な体づくりを邪魔してしまいます。
このPFCバランスを意識しながら、献立を考えていきましょう!具体的には、1日3食、特に和食を摂取するのが良いと考えられています。
◎ 運動
健康的に太るためには、「無酸素運動」が適していると言えるでしょう。
無酸素運動とは、筋トレなどのように短い時間に体に大きな負荷を与え、筋肉をつけることで体重を増やす運動のことを指します。
ダイエットなどではよく、有酸素運動と無酸素運動を繰り返し行うことが良いとされていますが、ジョギングや水泳などの有酸素運動はエネルギーの消費に適しているので太りたい場合には無酸素運動だけに取り組むのがおすすめです。
また、効果的に太りたい方には無酸素運動後のプロテインの摂取がおすすめ。高タンパクなプロテインを飲むことで、筋肉質で健康的な体づくりが促されます。
筋トレは長期間にわたって毎日行わないと効果を実感することができません。まずは少しずつで大丈夫。家でトレーニングをするなら、まずは腕立て伏せやスクワットから始めていきましょう。余裕がある方はジムトレーニングがおすすめ。
目指せ!〝脱痩せすぎ体型〟健康的に太る方法とは?
- 1. 痩せすぎは成人病や糖尿病のリスクも。たくましい体づくりでモテるボディを目指そう!
- 2. 健康的に痩せるには高タンパクの食事と無酸素運動の習慣化が最適!筋肉質で健康的な体を目指そう!
ライター後記
最近、痩せすぎを悩む男性が多いような気がします。「草食系男子」の台頭で、バンドマンなどの文化系男性が好まれるようになった今、中性的な体型の男性が増えてきてしまったのではないでしょうか?
人それぞれ好みはあるのかもしれませんが、私はやっぱり程よい筋肉をつけた健康的な体型の方に惹かれてしまいます。
今回の記事を執筆していて、健康的に太る方法をまとめましたが、どの方法も「太る」というよりは健康的な体を作るという目的を持っているように思いました。
「太る」という意識ではなく、脂肪のないヘルシーな体型作りという意識で少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか
ミウラ コト
健康的な太り方で、ヘルシーモテボディを目指そう!
バンド活動に励みながら、ライター業を勉強中。美容はもちろん、グルメや恋愛にも興味あり!好奇心旺盛ガールです。