「ダイエットに励んでるのになかなか効果が出ない…」そんな人にこそ試してほしいのがスクワットです。実はスクワットで鍛えられる筋肉は、ダイエットに欠かせない『消費カロリー』を多く消費する筋肉。しかもスクワットは短時間で全身を効率よく鍛えられる種目です。もう無理な糖質制限や食事を抜くダイエット、激しい運動に頼らなくて済むならそれに越したことはないですよね!今回はそんなスクワットの消費カロリーについて詳しく解説。またスクワットで痩せるために大切なこと、正しいスクワットのポイントも併せて紹介。痩せたい方は要チェックですよ!※2019/03/26更新
スクワットで消費カロリーを増やせ!ダイエット効果も高いスクワットの方法と効果を紹介!
1. スクワットの消費カロリーはどれくらい?

さっそくですが、スクワットの消費カロリーから紹介。びっくりしないでくださいね(笑)?
■ スクワットの消費カロリー
スクワットの消費カロリーは、回数によって異なりますが、
およそ100回やって40~50
キロカロリーといったところです。
消費カロリー自体は少なく、この量はウォーキングを15分行なった時と同じくらいと言われています。
2. スクワットで痩せることは出来るのか?

消費カロリーが少なく効率が悪そうに思えるスクワットですが、ダイエットに効くのはスクワット自体の消費カロリーではないんです。
大事なのはスクワットで鍛えられる筋肉に刺激を与えることです。では一体どういうことなのか、詳しく解説しますね!
■ スクワットで鍛えられる筋肉は『大腿四頭筋』
スクワットは主に『大腿四頭筋』という筋肉を鍛えることができます。
この筋肉の特徴は「人間の体の中で1番大きい」という点です。大きい筋肉というのは、動かすためにたくさんのエネルギー(原料はカロリー)を必要とし、その中でも大腿四頭筋は日常生活で必ず使われる筋肉であるため、常にエネルギー消費しています。つまり、大腿四頭筋の筋肉を大きくして1日必要なエネルギー量を増やせば、それだけ1日で消費されるカロリーも増えるという原理なのです。
■ 痩せたいなら○○が重要!
ダイエット成功における1番のポイントは、スクワットを「継続」させること。
比較的効果が出るのが早いスクワットですが、継続しなければ理想の身体は手に入りません。
“継続は力なり”という言葉通りで、痩せるためにはまず継続させることを最優先!
継続することで、少しずつ代謝も上がって脂肪を減少させるようになり効率的にダイエットを行うことが出来るでしょう。
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3. 消費カロリー最大限に引き出すスクワットの方法とポイント!

消費カロリーを最大限にするためには、スクワットの正しいやり方を習得する必要がありますよね!スクワットの基本的なポイントだけじゃなく、おすすめのスクワットのやり方についても解説していきます!
■ カロリー消費スクワットのポイント①: 正しいフォームで!
正しいフォームで行うことはどんな運動をする上でも大切なポイントですが、スクワットするのでも右に同じ!
きちんとしたフォームでしないと効果が半減してしまいますのでご注意くださいね。
慣れないうちは鏡を見ながら常に合っているか、どこに効いているか確認して意識していきましょう!
具体的なフォームは次のところで紹介します。
■ カロリー消費スクワットのポイント②: 腰を下ろすような意識を!
正しいフォームで一番大切なコツは、「膝を曲げる」意識ではなく、「腰を下ろす」意識でおこなうこと!
膝を曲げることを意識してしまうと姿勢が崩れてしまいがち。
身体を倒しすぎずに腰を下ろすという意識をもってスクワットしましょう!
また、膝を意識しないといっても膝を前に突き出さないよう注意してください。
膝を痛める原因になってしまうので、お尻を後ろに突き出すようなイメージで腰を下ろすことがポイントです!
■ カロリー消費スクワットのポイント③: 回数や負荷の目安
回数の目安としては10回×3セット。
10回やって苦しいと感じるようであれば、自分に合っている負荷の目安。
その「苦しい」という感覚が、きちんと筋肉に刺激をしているサインです。ただ、回数を意識するよりも、ゆっくりとした動作で正しく行なうことのほうが大切ですよ!
最初から10回できなくても、無理はせずに少ない回数から徐々に増やしていけば問題ありません。
■ 初心者向けスクワット
「5回でもギブ!」「普通のスクワットでも結構無理…。」って思って諦めるのはまだ早いです!筋トレ初心者や、筋力に自信がない方でも大丈夫。誰でも出来るクスワットもあるのでご紹介します!
初心者向けスクワット①: 壁スクワット
【壁スクワットのやり方】
①壁から20~30㎝離れた場所に立つ
②両足を肩幅程度に開き、壁に頭と背中をつける
③息を吸いながら膝が90度くらいになるまで腰を下ろす
④息を吐きながら元の立位の姿勢に
【壁スクワットのポイント】
壁を使うことにより、膝への負担も軽くなり筋力に自信のない人にもおすすめできるスクワット。ポイントは壁から背中を離さないようにすることです。また、どのスクワットにも共通することですが、膝がつま先よりも前に出ないようにすることもポイントに挙げられるでしょう。
初心者がよくやりがちなフォームなので、最初は膝を目で見て位置を確認しつつ行うと良いでしょう。
初心者向けスクワット②: スプリットスクワット
【スプリットスクワットのやり方】
①胸を張って背筋を伸ばし、両足を前後に開く
②前に出した足の膝を曲げて身体を下ろしていく
③前に出した足の太ももと地面が平行になったら3秒キープ
④そのまま膝を伸ばしてゆっくりもどす
⑤足を入れ替え同様におこなう
【スプリットスクワットのポイント】
太ももだけじゃなくてお尻の筋肉にもしっかり効くのでお尻の引き締めにも効果があります!ゆっくりと足を動かすことを意識して。
■ 筋トレ好きの人向けスクワット
「ある程度の筋トレなら出来ちゃう!」という筋トレが好きな人におすすめしたいスクワットもご紹介します!
筋トレ好きの人向けスクワット①: ピストルスクワット
【ピストルスクワットのやり方】
①肩幅よりも少しちいさめに足を開く
②片足を地面と平行になるまで上にあげる
③両手も前に出して、腰を下ろしていく
④下までいったら数秒キープ
⑤身体をゆっくり上げていく
【ピストルスクワットのポイント】
難易度はかなり高めなのでマスターするまでには時間がかかるかも?基本スクワットのやり方を習得してからチャレンジしてみてくださいね。
スクワットに限らずトレーニングはフォームが重要!
【参考記事】『スクワットの効果を最大限に出すフォームの基本を徹底紹介!効果を出すにはフォームが重要!』
◎ スクワットで1日の消費カロリーを増やしてダイエットを成功させよう
ダイエットには色々な方法があります。ただ、中には健康に害を及ぼしかねないものや、そもそも効果があるか分からない方法もあるのです。
1番健康で安全にダイエットをっしたいと考えるのであれば、まずは『体を動かす』ことから始めるのが良いでしょう。
スクワットは全身を動かすトレーニングなので初心者でも安心して効果を実感できます。ぜひトレーニング初めにやってみてください!
スクワットで消費カロリーを増やせ!ダイエット効果も高いスクワットの方法と効果を紹介!
- 1. スクワットの消費カロリーは意外と少ない。
- 2. スクワットは筋トレ効果と、ダイエット効果も
- 3. スクワットは回数よりもゆっくり正しいフォームを意識して!
ライター後記
スクワットは一度にたくさんの筋肉を鍛えられるので、筋トレとして優秀な種目であるということが分かったので、それをダイエットにも生かしていけそうですね!筋力をつけることと、脂肪を燃やすことは切っても切れないと思うので、スクワットでダイエット効果も期待できそう。ただスクワットだけではなく、ほかの筋トレや有酸素運動なども併せておこなうことが必要ですよ。
もるつ
スクワットやったら絶対筋肉痛!
看護師だったが今までとは違った新しいことをしたいと思い、ライターに興味を持つ。「自分だから出来ること」を仕事にしているカッコいい女性に憧れている。 趣味は、見たことのないような絶景やキレイな海を求めて旅に行くこと。他に好きなものはお寿司、ドラえもん、本屋さん。苦手なものはカエル。