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【ニュー男子】初日にして成功してしまった個展



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成功とか失敗とかっていったい何だろう、と思う。 といいますのも、絵の展示業(?)をスタートしてから、 ”展示には行かれないけど”という方より時折「成功をお祈りしています」と言われることがあり、 そのお言葉お心遣いをありがたく頂戴しながら、わが内部のどこかに「はて、成功って?」と疑問がわくため。

それについて、とある人に尋ねてみましたら、 聞いてしまえば「そりゃそうだ」ってなお答えが戻ってきたのでまずはそのシェアをいたしますと、 「成功というのは人それぞれである」ということ。 「自分にとって何が成功かは自分にしかわからない」ということ。 (ね? 「そりゃそうだ」でしたでしょ?)

というお答えをいただき取り組む初めての個展は、 初日を迎える前に、今日の自分の「成功観」について自問する時間をとった。 以下が、浮かび上がってきた2018年秋のぼくの絵の個展における成功でございます。

その1。期日まで絵を仕上げること。それは、「とりあえずスペースを埋められた」という”形になった”レベルではなく、心に偽りなく「よかったら見に来てください!」と言えるような作品であること。

その2。それに伴い、案内状を作り郵送し、自分のブログやSNSなどで広報すること。

その3。出来た作品をその場所にしかと設営すること(展示構成を考える。タイトルと値段をつける。プロフィール的なものを作る)

その4。赤字にならないこと(会場費、交通費、飲食代など)

その5。黒字になること!(画材を買いたい!! 滞納家賃を支払う!! なんならちょっとした旅行へ!!  すくなくとも手伝ってもらった人にお礼を!!)

その6。たくさんの人に見てもらうこと(そのために”展示”をするのだから)

その7。来てくれた人との濃密な交流

その8。あたらしい誰かとの出会い

その9。それらの既知&未知の誰かとnextの話(展示の話、絵の制作の依頼など)

こうして書き出してみて、まずは”わが成功観”の普通さを知った。 なんというか、何の変哲もないですよね。それこそ”そりゃそうだ”って感じ。 では、このような面白みのないことを何故ここに綴ったかと言えば、 成功(「幸福」にも応用可)を分解してみると、心が落ち着くということがわかったからであります。

そして、9つの要素で構成されるこの度の「成功」の捉え方としてぼくは、 9つ全部が満たされたら成功とするのではなく、 自分にやさしく”その3”までの成功で、「あなたはよくやった!」としようと思ったのでありました。

その理由は、”その4”以降は、 ぼくが必死になったとて叶うか否かはわからない個人の領域をこえた範疇のものだから。

無名人が描く絵などというものは、これを転売したらいくらになる的な、社会的価値はほぼ皆無。 そんな海のものとも山のものともわからぬものを「買おう」という人は、 その絵に(その絵の作者の影響もあるでしょうが)惹かれたのだとすると、 絵が売れる現象とは恋に落ちることに近いのかもしれない。

出会いもそう。熱烈に「来て来て、絶対来て!」と猛プッシュしたら、 ひょっとしてその誰かは足を運んでくれるかもしれない。 けれど、たとえば、「あまりしつこいから来たけど」というテンションで見に来ていただくことが、 自分の望みかというと、そうは思えない。

ということで言いますと、なんと展示初日にしてぼくはこの度の個展に成功してしまったのですよ! なので、「成功ありがとうございます!」なわけでございます。実におめでたい。

が、逆に「成功」を言葉にしてしまったことでその曖昧さはうすまり、 何が達成されたのかの自覚がしやすくなってしまうこの世の表裏に弄ばれながら、 本日は18時より新宿「J」におりますです、お近くいらっしゃることありましたらよろしくお願いいたします!
ニュー男子 拝

 





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