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【ニュー男子】なんで個展とかするのか



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また個展をしているのです、絵の個展を。 どうしてそれをしているのかと言うと、それが決まっていたからであります。 前回の展示の精算をしているときに、そうした話になり、 「次は来年の10月にお願いできますか」と、何の気なしに言ってみたところ、 ちょうどその月はお店の40周年マンスだった。 という経緯で今月、新宿にありますJAZZ SPOT Jという、 ジャズライブを飲食しつつ楽しむお店の壁面に、19点の絵の展示をさせていただいている。

きのうは搬入と設営を約1時間半で行った。 90分で19枚の絵を飾るって、ふーん、という感じかもしれませんが、 絵は水平に据えたいし、絵同士の間隔もよき塩梅にしたい、 お客さんがぶつからぬよう、断じて落下せぬよう、などを必須事項と思うと、90分は短い!

そんなわけで、この度もマイ彼氏に「手伝って!」とお願いし、 さらには展示の構成シュミレートにわが家の隣の大きな母屋をお借りし、うむうむしているうち、 「わたしも手伝おうか? 楽しそう!」と大家さんも設営組に加わってくれ、 設営はおろか当日の車まで出してくれた新宿までの行き道は どこぞの先生みたいに後部座席でよだれをたらして寝ているうちに会場に着いた。

そんな秋の展示の会はタイトルを「Dance Dance Dance」としてみました。 なにがダンスかというと、最初に描いてた絵がちょっと踊っている感じだったんですよね。 これは絵を前に説明しないと全然伝わらないかもだけど、 そのフリーハンド感満載の線は、個人的にはなかなかに新鮮で、 どこか自分という人間をさらけだしているようで躊躇もあった。 けれど、今そういう絵がでてきたってことは、今がその時なのだな、 もしも未熟な自分を暴露する絵なのだとしたら、それを明かすことが今日のレッスンであり恵みなのだろう。 いちいちそうした逡巡をしながら制作を重ねていきました。

初日を終えて、いろいろと感じることがやはりあった。 たとえばジャズを聴きにきているお客さんにとってそこにある絵は、たまたまあったもの。 あるいは、あることにすら気がついていない人も多そう、って雰囲気だった。 そして、そうした情景に自分のしていることを無意味に思いそうになったり、 でも、まあ、そんなものでしょう、と妙に達観している自分もいたり。 その心の揺れ、ハート運動みたいなものこそがなによりもありがたいなあ、と寝しなに落着。

このような機会、絵の発表会をするようになり4年と少したちました。 最初のほうは、新しい自分を見つけたようでなんとも高揚感があったのだけど、 恋愛の経過ライクに高揚はじょじょに薄らいでいった。 すると恋愛中に「はて、この人のことを本当に好きなのだろうか」とよそに目が移る要領で、 絵を描いたり発表してみることにクエスチョンがわいてくる時期がやってきた。

で、最新系のぼくと絵との関係は、まだ適切な言葉が浮かばないのだけど「いい感じ」という感じ。 けっこう自然な気がしている。 やらねばではないし、やりたいでもなく。 といって「呼吸するようなものです」みたいな話でもないのだけど、うむ、やっぱりまだ言葉にならない。 ただ、それがあってよかったな、うれしいな。という感覚があることはたしか。

話はいろいろ飛びますが、今日久々にアトリエの掃除をしていたのですね。 最初は「掃除機をかけよう」ってその程度の気持ちだったのだけど、 いざ着手しようとしたら、「その前にさ」という感じに、あそこもここも気になる、片付けたい、動かしたい、 なんならいろいろ捨てたいという衝動がわきあがり、けっきょく模様替え的なことから始めた。

ちいさい室のあちこちに目を向け手を入れながらためいきが出そうになったのですが、その原因はあまりの物の多さ! ペンやらクレヨンやら絵の具やら紙やら本やらCDやら写真やら 画集やらエロ写真やら雑誌の切り抜きやらメモやら木やら袋やらもういろいろ。 学生の落書きみたいな謎の絵などは画材に申し訳ないくらい雑然とただただ積み重なれていてまたためいき。 自分にうんざりした。 で、思った。

目に見える状態がこれなのだから目に見えないぼくのどこかもこれと同じようなものだろう。 生きてきて得たさまざまなものがごった返しているに違いない。 だとしたら、それは出さないと!

西洋占星術のある部分の見方として「表現」と「放出」は同じ領域に位置するのですが、それは本当だ、って思った。 表現とか表現者とかいうとなにやらちょっと格好良い風で それを必要な種類の人間がいるような印象をぼくは受けるのだけど、 表現うんぬんというよりも「出す。放出。アウトプット。」は人間のマストなのではなかろうか。 もしも取り込んだいろいろが内部で時間をかけ発酵するのだとしたら、 どこかで出さないと、出していかないとおかしくなりそう。 目に見えぬもののin&out は呼吸と同じく必然で自然なことなのかも、と思ったのでありました。

さてこのほどの展示は、さだめられた10月のこの時を目指しぼくの内部で”何か”が急速発酵し、 色や線や形やテクスチャーの集合である絵というフォーマットにて現れた”何か”の19の結果なのかもしれません。 残念ながら、それはおよそ言葉という枠にはおさまらない代物ゆえ、 ここにその”何か”の解説は書けません。 ということで、できましたら絵を見ていただけましたら!! という話なのでございます!

ちなみにJさんは日曜と祝日はお休みです。営業時間は18時15分から23時半。 18時15分から19時(日によっては19時半まで)は絵だけを見ることができます。 ぼくは近いところだと4日と6日と11日と13日は18時からいってます。 もしよかったらいらしてくださいね。よろしくお願いします!

本日も長い話に最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
ニュー男子 拝

 





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