ひと昔前は、出会い系と言えば「犯罪の温床」「体目的の人しかいない」という印象がつきまとっていました。
しかし時代は変わり、今はアプリで出会うのも当たり前の時代。
体目的でなく、真面目に恋愛や結婚のパートナー探しのために出会い系のアプリ、いわゆるマッチングアプリを使っている人が大勢います。
その中で、今回ご紹介させていただくのは「マッチブック」というマッチングアプリ。一見とても良いアプリなのですが、実は多くの理由によりおすすめできないアプリなんです。
これから真剣に出会いを探していきたいと考えているあなたのために、今回はマッチブックというアプリをおすすめできない理由を解説いたします。
matchbook(マッチブック)はやるだけ損⁉口コミと事実からみる悲惨な現状
1. 出会い系アプリmatchbook(マッチブック)とは?

マッチブックは、ゼクシィを取り扱っているリクルートグループが提供しているマッチングアプリ。ネームバリューのあるリクルートグループということで、とても出会い系アプリといえどとても安心感があります。
2015年から運営を開始し、20代を中心に急激に登録数を増やしてきました。
マッチブックは具体的にどのようなアプリなのでしょうか。また、他のマッチングアプリとはどのような違いがあるのでしょうか。
◎ matchbook(マッチブック)のコンセプト
マッチブックの一番の特徴は、安心と安全。会員登録にはFacebookと身分証明が必須なため、年齢等の虚偽登録はできません。
また、24時間365日体制でアプリの監視をしっかり行っているため安心して使うことができ、真面目に結婚や恋愛をしたいと考えている人が比較的多い印象のあるマッチングアプリです。
また、「出会いにイノベーションを起こして、日本を元気に!」というコンセプトの元、有名大学のミス&ミスター候補約100人がマッチブックに登録するイベントも行われたことでも有名。
ミス&ミスター候補と出会えるチャンスがあるということで、大学生の間でとても話題になりました。
◎ 会員数、男女比、年齢層
こちらのグラフから分かるように、男女比は全体でみると男性が多め。しかし、24歳以下に限って言えば女性の登録が多いようです。
また、年齢層は30代前半までが8割と、他のアプリに比べるとかなり年齢層は若いのではないでしょうか。
マッチブックの会員数は非公開になっていますが、人の多い関東ではなく地方で出会える人を検索してみると、会員数が多いのか少ないのかはなんとなく判断することができます。マッチブックは比較的新しいこともあり、他の有名アプリに比べると会員数は少な目。関東などの、人口が多い地域ならばともかく、地方で出会うのは厳しめのようです。
◎ 大学生が少ない
女性に関しては20代前半までの割合がかなり多いため、大学生もそれなりに登録していると思われます。ただし、男性は20代後半~30代前半がメイン層。学生の割合は比較的少なそうなので、大学生同士で出会うのは少し難しいかもしれません。
2. matchbook(マッチブック)はおすすめできません

一般的なマッチングアプリに見えるマッチブックですが、今新しく登録するアプリを探しているという方にはマッチブックはおすすめすることができません。
なぜおすすめできないのか、理由をひとつずつ解説していきます。
◎ おすすめしない理由①: サービスが2019年3月で終了
マッチブックは2019年3月4日でサービスが終了することが決まっています。あと約3か月ほどですね。
現在は全く問題なく使えますが、有料アイテムが購入できなくなったり、新機能の追加がなくなったりと、だんだんと開発に力を入れなくなっていくでしょう。
また、サービスが終了することが分かっているアプリを新しく始める人は少ないですよね。ユーザーが離れ、出会える確率も下がっていくことが予想されるため、出会い系アプリとしては致命的と言えます。
◎ おすすめしない理由②: 大学生が少なすぎる!
有名大学のミス&ミスター候補をエバンジェリストとして迎え、大学生への訴求に力を入れていたようですが、実際に利用しているのは25才~30才あたりの年齢層が多め。
女性だけでいえば大学生の登録はかなり多めですが、女子大生からは逆に「大学生と出会えない」との声もあがっています。
全体の登録数自体が少ないためもありますが、「大学生が多い」とは言い切れない状況だと思います。
◎ おすすめしない理由③: ミスコンミスターコン候補が数年前の人たち
ミス&ミスター候補の方が登録していることで話題になったマッチブック。しかし、3年前からその顔触れは変わっていません。
数年経っていればもうアプリを使っていない人の方が多いでしょうし、当時はミス&ミスター候補だったのかもしれませんが現在は学生でない人も多いはず。ミス&ミスター候補に出会えるという謳い文句は、現在ではもう通用しないでしょう。
◎ おすすめしない理由④: さくら疑惑
GooglePlayでマッチブックの評価を見てみると、さくらがいるのではないかという疑念の声が多く見られます。
特に多いのが、「有料会員を止めた途端にメッセージが届いた」というもの。
マッチブックは女性ならば基本無料で使うことができますが、男性が女性にメッセージを送るためには有料会員になる必要があります。有料会員をやめた途端にタイミングよくメッセージが届いたのであれば、「メッセージを利用させて課金してもらおう」という風に見えてしまいますね。
せっかく課金してメッセージを送ったのに返信がない、という声も多く、多くの人がさくらの存在を疑っているようです。
実際にさくらがいるのかはわかりませんが、注意はしておくことをおすすめいたします。
また、GooglePlayでは高評価なコメントも多くありますが、過去に「星5の評価をつけたらコインがもらえる」というキャンペーンを行っていたようですので、あまり参考にはならないでしょう。
◎ おすすめしない理由⑤: 料金が他のアプリと比べて高い
多くの出会い系アプリは月額で課金をするようになっています。他のアプリの一か月プランの月額が3480円~3980円ほどであるのに対し、マッチブックは4100と少しだけお高め。
他のサイトは3か月プランや6か月プランがあり、長く利用するのであればひと月当たりの金額はさらにお安くなりますが、マッチブックはサービス終了が決まっているため一か月プランの課金しかすることができません。
サービス終了が決まっていることもあり、どうしても高く感じてしまいますね。
3. サービスが終了するならやっていても損するだけ!

相手と出会うためのマッチングアプリは、やはり会員数が多い方が相性の良い人と巡り合える確率も高くなります。サービス終了が決定し、今後会員数の増加が望めないマッチブックに今から登録するのはちょっともったいないですよね。
事実はわかりませんが、大手のリクルートが提供しているにもかかわらず、さくら疑惑の声がたくさんあがっているのもとても残念です。
マッチブック意外にもマッチングアプリはたくさんあります。これから出会いを求めて何かアプリに登録してみたいという方は、マッチブックは避け、他のアプリを試してみることをおすすめします。
【参考記事】『「理想の相手と本気で出会いたい!」マッチングアプリ&サイトランキング2018最新版』