マルイなどで発行できるエポスカードはメジャーであり簡単に作ることができるため持っている人も多いのではないでしょうか?
デジタルな現代においてはクレジットカードはもはや必需品。
チケットを買ったり通販で支払いをするとき、クレジットカードがないと余計な手数料がかかってしまったり、そもそも購入できなかったりと不便なことがたくさんありますよね。
でもクレジットカードの使い方って、なんだか複雑でよくわからないもの。締め日を間違えただけでも、支払額が予想と違ってしまった、なんてことも…。
クレジットカードはとっても便利な反面、一歩間違えると信用を失ってしまう代物です。
今回はエポスカードを持つにあたって、知っておくべきことをお教えします。
エポスカードの締め日はいつ?引き落とされなかったらどうなる?クレジットカードの知っておくべき知識をレクチャー!
1. エポスカードの締め日は?

クレジットカードの中でも、デパートのマルイで発行できるエポスカード。さまざまなアニメやゲーム、芸能人などとコラボしていて絵柄を選ぶ楽しみもある代表的なカードでもあります。
エポスカード締め日はカードの種類によって異なります。自分の契約しているエポスカードの、引き落とし日を確認しましょう。
◎ 通帳引き落としによる支払いの場合
まずは口座から利用金額を引き落としに設定している場合。
27日引き落としの場合は、先月の28日から当月27日までの利用分が、翌月の27日引き落とし分となります。
例えるなら1月28日~2月27日までの利用分が、3月27日に引き落とされるということですね。
次に4日引き落としの場合は、先月の5日から当月4日までの利用分が、翌月4日引き落とし分となります。
こちらの場合も、1月5日~2月4日までの利用分が、3月4日に引き落とされるということですよ。
ちなみに初期設定では27日引き落としになっていますが、インターネットのマイページから4日に変更することも可能です。
◎ ATM持参での支払いの場合
ATMにて支払う場合は、5日ごとに支払日を設定できるので支払日によって、締め日は異なります。
でも基本的には、支払日=締め日なのでわかりやすく設定されていますよね。
たとえば5日が支払日なら、締め日は5日になります。
4月6日から5月5日までの利用分を、6月5日に支払うイメージですよ。
30日払いに設定している人は、ちょっとだけ注意が必要です。
30日払いに設定している場合は、締め日は末日となります。
7月1日~7月31日までの使用分を、翌月8月30日に支払うということですね。
31日がある月でも30日に支払いますが、締め日は31日になるので、ちょっとわかりづらいかもしれません。
◎ エポスカードは支払いでポイントなどは貯まる?
エポスカードで支払いをするとエポスポイントが貯まります。
貯まるエポスポイントは、支払い方法によってもらえるポイントの還元率が異なります。
○1回・2回・ボーナス払いの場合は、税込200円利用ごとに1ポイント
○リボ払い・分割3回以上の場合は、税込200円利用ごとに2ポイント
他にも提携店舗でエポスカードを使用すると、ボーナスポイントが付くこともあります。
定期的にキャンペーンなども開催されているので、比較的ポイントがつきやすいクレジットカードかもしれませんね。
◎ 貯まったポイントで何ができる?
全国1万店舗で使用できるエポスポイント。
マルイやマルイのネット通販で1ポイント=1円として利用できます。
ただし残金は、クレジットカードでの支払いのみとなっているので注意してくださいね。
他にもマルイの商品券・Amazonギフト券・クオカード・iTunesカードに交換できたり、マイルやauウォレットなどの他社ポイントに変換することもできますよ。
◎ エポスカードはETCでも使える?
ETCに使用するカードは、ETC専用のカードでなくてはいけません。
手持ちのクレジットカードをそのままETCで利用することはできませんが、エポスETCカードを発行することができます。
すでにエポスカードを発行済みの場合には、インターネットからも申し込みが可能です。
有料道路の代金でももちろんポイントは貯まりますよ。
2. 締め日や引き落とし日に支払いができなかったら?

支払日に残高が不足していると、引き落としができません。
引き落としができなかった場合、銀行口座に直接振り込む方法とマルイやモディに併設されているエポスATMやエポスカードセンター、もしくはコンビニや銀行のATMへ直接返済する方法があります。
しかも、延滞してしまえば利用分にプラスして、延滞料金もかかってしまうんですよ。
延滞してしまいそうだな、と思った時点でエポスカードに自分から連絡することが重要です。
そもそも残高不足になっていないか、確実に引き落としができる金額を入れておきましょう。
◆ エポスカードは再引き落としがない
通常クレジットカードの引き落としができなかったら、数日後や毎日のように再引き落としがされるものです。
でもエポスカードでは、再引き落としが行われません。
つまり残高が不足している場合には、上記でご紹介した銀行口座に振り込む方法か、コンビニやエポスATMで直接返済する方法しかなくなってしまいます。
どちらにしても、かなり手間がかかってしまいますよね。
◆ もし忘れたらすぐにエポスカードの会社に電話!
引き落としに設定している口座の残高が足りないな、という時には、早めにエポスカードの会社に電話しておきましょう。
自分がお金を貸していたとして、返済が遅れるという連絡があるのとないのでは、心証も全く異なりますよね。
どんなにデジタル社会になったとしても、信用問題は人対人です。必ず自分から電話をしておきましょう。
場合によっては、分割払いに変更したりリボ払いに変更できる可能性もあります。
早め早めの対応が重要ですよ。
実際に残高不足で引き落としができなかった場合には、エポスカード側から連絡が入ることもあります。
知らない番号からの電話であっても、心当たりがあるなら無視せず確実に連絡を取れるようにしておいてくださいね。
後ろめたいからと言って逃げていても、状況は悪くなるばかりですよ。
◆ 長期の延滞は信用に関わる
クレジットカードのブラックリストなんて話、聞いたことありませんか?もちろんこれは都市伝説なんかではなく、実際にあるものなんですよ。
クレジットカードを作る際には必ず審査があります。クレジットカードだけでなく、家や車のローンやスマートフォンの分割購入の時にも審査が行われます。
もし長期にわたって延滞していれば、当然信用情報機関に登録されてしまいます。
ローンや分割払いを利用するときは、必ずこの信用情報機関に今までの返済状況などを照会して審査を行います。
そこで延滞があったり、クレジットカードの強制解約が履歴に残っていれば、審査は通りません。
信用はお金じゃ買えません。
もしも延滞しそうになってしまっても、見栄を張ったり嘘はつかず、正直に状況を説明しましょう。
◆ 今後のために延滞は絶対にしないこと
少しの延滞であっても、回数が続けば当然信用情報に載ってしまいます。
一度信用情報に傷がついてしまうと、この先数年間に影響してしまうんですよ。
たとえば、将来家のローンが組めなくなってしまったり、クレジットカードが作れなくなってしまったりとデメリットがたくさんでてきます。
今後クレジットカードが持てなくなってしまったら、余計な手数料を何度も支払うことになったり、確実に不便で手間のかかる生活が待っていますよ。
そうならないためにも、延滞はしないように気を付けましょう。
3. 支払える限度でクレジット機能を使おう

クレジットカードは、非常に便利な物です。今この場に現金がなくても、買い物ができちゃいますよね。
でもそれは借金と変わらないんです。
必ず支払日に支払える限度で、クレジットカードを使いましょう。
いざ支払日になってから払えない、ではクレジットカードを使う資格はありません。
複雑で使いづらいクレジットカードも、世の中にはたくさんあります。
でもエポスカードは締め日と引き落とし日が一緒なので、一ヵ月にいくら使ったかを把握するのも難しくありません。
便利だからこそ、使えなくなってしまわないように、注意して利用しましょうね。
エポスカードの締め日はいつ?引き落とされなかったらどうなる?クレジットカードの知っておくべき知識をレクチャー!
- 1. 延滞はしちゃいけない!
- 2. 引き落とし日よりも前に余裕をもって入金は済ませておこう
- 3. クレジットカードのメリット・デメリットをしっかり理解して使おう