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【気になる人以外は読んじゃダメ!】カリギュラ効果って一体何?



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「これに触っちゃダメ」「あそこに行ってはいけません」など、“禁止”をされればされるほど、やりたくなってしまう…そんな衝動に駆られたことはありませんか?
ダメと言われれば、むしろやらないと気が済まない!その気持ち、間違いじゃないんです。
実は、禁止や警告をされるほど興味が沸いたり、知りたい欲求でいっぱいになる現象には、“カリギュラ効果”という名前がつけられています。
今ではビジネスシーンでも大活躍する“カリギュラ効果”。実は、誰もが経験したことのある身近な存在なのです。

【気になる人以外は読んじゃダメ!】カリギュラ効果って一体何?

【気になる人以外は読んじゃダメ!】カリギュラ効果って一体何?

1. カリギュラ効果の意味

 

簡単にまとめると、カリギュラ効果というのは、「○○してはいけないと言われると、気になってしたくなってしまう」という衝動のことを指します。
好奇心に基づく反発心のことであり、心理学では「心理的リアクタンス」と言われています。

 

■映画『カリギュラ』に由来

 

カリギュラ効果という言葉は、1980年にアメリカとイタリアが合作した映画『カリギュラ』が語源とされています。
かつてのローマ帝国の皇帝・カリグラをモデルとした映画作品で、その内容があまりにも残忍で過激であるとされ、当初アメリカのボストン州では公開禁止となりました。
しかし、公開禁止になったことで逆に大きな話題となるという事態に発展。
そのことから、「禁止されたことをやりたくなる・見たくなる」衝動のことを“カリギュラ効果”と呼ぶようになりました。

■ロミオとジュリエット効果と呼ばれることも

 

シェイクスピアによる名作『ロミオとジュリエット』も、カリギュラ効果と言えるでしょう。
恋をしてはいけない間柄であるロミオとジュリエットでしたが、禁止されているからこそ、より熱い恋に発展していきました。
このため、カリギュラ効果は別名・ロミオとジュリエット効果とも言われています。

◆鶴の恩返しや浦島太郎もカリギュラ効果?

 

日本の名作にもカリギュラ効果が潜んでいます。
ひとつは『鶴の恩返し』。
鶴が「絶対にこの扉を開けないでください」と言い残し、部屋に籠るのですが、それを聞いたお爺さんとお婆さんは好奇心に勝てず、約束を破って扉を開けてしまいます。
もうひとつは『浦島太郎』。乙姫は「開けてはいけません」と伝え、玉手箱を浦島太郎に渡します。しかし、浦島太郎は最後に開けてしまいます。
両方とも“開けてはいけないと言われて、気になって開けてしまった”パターンとなります。
これは、立派なカリギュラ効果といえるでしょう。

 

2. カリギュラ効果を高めるには?

 

このカリギュラ効果、禁止を促す場合には逆効果となりますが、ものは使いよう。その逆効果として“宣伝効果”や“やる気の促し”に繋げることも可能なのです。
カリギュラ効果を逆手に取り、有効活用すれば、直に「○○してください(しなさい)」と伝えるよりも、よりスムーズで効果的に伝わります。
カリギュラ効果を高めるために、おさえたい2つのポイントをご紹介します。

 

■カリギュラ効果はもともと持っている欲求をより強くするもの

 

「絶対に○○してはいけない」など、強制するようなことを言われると人はストレスを感じてしまいます。
それを克服するために、強い欲求が沸き立つことで、禁止されたことを破ろうとしてしまいます。
元々持っている欲求が強くなることで、カリギュラ効果が発生されるということです。
これは一種の反骨精神であり、逆を言えばあえて我慢や抑制を促すことで、本来の感情や欲をより強くさせることができるということ。
しかし、ただ禁止をすれば良いというわけではありません。
「○○だから××な人はしちゃ駄目」と理由をつけることで、よりカリギュラ効果を増幅させることができるでしょう。

◆無意識的に使っている場合も

 

カリギュラ効果は無意識な言動で引き起こされる場合もあります。
その場合、仇となる可能性があるので注意しましょう。

例えば、「ゲームばっかしてないで勉強しなさい」というよくある親子のワンシーン。
ゲームを禁止されたことがストレスとなり、反抗的になると「勉強をせずにゲームばかりしてやろう」という考えに至ってしまいます。
これではお母さんにとって逆効果でしかありません。

また、恋愛面においては「浮気をしないで」が、実は超危険ワード!
普段浮気をするつもりもなく、意識したことがなかったはずなのに、こう言われることで突如“浮気”というワードが頭に残るようになります。
そして、カリギュラ効果を発揮して本当に浮気に繋がってしまう悲しい展開を迎えることに。
浮気をしてほしくない一心で伝えたところ、逆効果になってしまうこともあります。
カリギュラ効果を引き起こしてしまいそうな言い方は、なるべく控えるようにしましょう。

 

3. カリギュラ効果の活用例

 

「○○してはいけません」と言われれば言われるほど気になってしまうカリギュラ効果。
理由づけした禁止文句に興味が惹かれることを、あえて活かそうと現在では多くのビジネスシーンで活用されています。
その活用例をご紹介しましょう。
中には見たことがある禁止文句や、カリギュラ効果を感じざるを得ないものがきっとあるでしょう。

 

■雑誌の袋とじ

 

カリギュラ効果の中で、最もメジャーな活用法だといえるのが「袋とじ」です。
雑誌を購入しないと見ることができない袋とじは、中身が想像できそうでできない表紙をはじめ、「雑誌を買わなきゃ袋とじは見れない」という意識を高めさせるつくりになっています。
その結果、雑誌の販売へ繋げるという利益に繋がります。
カリギュラ効果をビジネスとして取り入れた最も有名な成功例でしょう。

■「心臓の弱い人は見ないでください」

 

ホラーではあるあるの宣伝文句。
危険すぎると訴える文面に、ホラー好きの方は「そんなに怖いというなら見てやろうじゃないか!」と興味を持つ上、ホラーが苦手な人も気になってしまうほどの絶大な効果を持っています。
これも「怖がりな人は見ないでください」という禁止が引き起こすカリギュラ効果となります。

■本当に痩せたい人だけ買ってください!というダイエット広告

 

近年では多く販売されているダイエット関連の商品の宣伝文句でよく見かけるこの一文。
「体重が落ちすぎてしまうので、スリムな人は控えてください!」など、効果があり過ぎることをアピールしているのですが、これが効果覿面。
「痩せすぎてしまうので買わないでください」と言われると、確実に痩せられると思ってしまうのが買い手の心理です。
これもカリギュラ効果のひとつです。

■ダチョウ俱楽部が出演するモンストのCM

 



ダチョウ倶楽部が出演するモンストのCMでは、「絶対やるなよ!」というのがキャッチフレーズが際立っていました。
「面白すぎる(ハマる)から絶対にやらないで」と、ゲームの面白さに触れることを禁止され、思わずやってみたいと思ってしまう心理を狙ったフレーズです。
ゲームを用いたカリギュラ効果は、年代を問わず効果的ということが証明されたCMです。

■禁断の恋愛

 

世の中には「相手がいるから他の人と恋愛してはいけません」という暗黙のルールが存在ます。
浮気や不倫などは、いわゆる“禁断の恋愛”にあたりますが、実際世の中では浮気をしている人は多いですよね。
それは、「してはいけないことをしている」という緊張感とスリルにそそられるのと同時に、カリギュラ効果が発生しているためです。
禁止された恋愛こそ燃えやすい、というのはロミオとジュリエットのお話が証明しています。
しかし、非常に危険な行為ですのでご注意を。

■勉強せずに遊んできなさい!という逆のアプローチ

 

「ゲームばっかりやらずに勉強しなさい!」というお母さんの気持ちを叶える魔法の言葉がこちら。
子供らしく遊びなさいと子供に言ったところ、逆に勉強に没頭するというケースがありました。
これは「勉強をせずに遊びなさい」という“勉強”を禁止としたことによるカリギュラ効果の結果と言えるでしょう。
言葉も言い換えれば、いくらでも伝わり方が変わるということです。
全国のお母さん、必見のワードですよ!

 

【気になる人以外は読んじゃダメ!】カリギュラ効果って一体何?

  • 1.「禁止されるとやりたくなってしまう」という現象には、“カリギュラ効果”という名があった!
  • 2. カリギュラ効果は、もともとある欲求が“禁止”されることで、より強い欲求として沸き立つこと
  • 3. カリギュラ効果はビジネスシーンでも大活躍!活用次第では直接伝えるよりも効果的に

ライター後記

昔を思い出すと「あれしちゃダメ」「これしちゃダメ」と言われるたびに、禁止されたことばかりやっているもの。そういった経験が、みなさんにもあると思います。
それこそがカリギュラ効果によるものだと判明しました。
現在では様々な活用法があり、カリギュラ効果を有効的に使うシーンも増えてきました。
しかし、浮気同様に、普段意識していなかったことがカリギュラ効果で引き起こされ、余計に意識し始めてしまうというマイナスのケースに陥る恐れもあります。言葉ひとつで相手への伝わり方が変わるのは、カリギュラ効果でも同じです。
相手に何を伝えたいか、しっかりと考えた上でカリギュラ効果を使うようにしましょう!

 





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