「ピュアな人」その純真さやまっすぐな生き方に憧れる人も多いはず。今回はそんな「ピュアな人」の特徴と、意外な欠点についてまとめました。ピュアな人って本当にいるの?という議論も。(笑)ピュアな性格が、本当に素晴らしいのか?別に汚くてもいいんじゃない?そんな視点で書いてみました。気になる人はぜひ。※2018/12/25更新
1. ピュアな人ってどんな人? ピュアな人の特徴
1. ピュアな人ってどんな人? ピュアな人の5つの特徴
穢れを知らない!?まさに空気を読む必要のない尊い存在!?
今までどんな生き方をしてきたんだろうって不思議に思うくらいの純粋な心の持ち主。
あなたの周りにはそんな人はいませんか?
◆ピュアってそもそも何?
英語の‘pure’は、 ‘純粋、清い、潔い、混じりけのないなどの意味を持ちます。
たいていの人が「ピュアな人」と聞いて思い浮かべるのは‘心が綺麗’とか‘疑いがない’とか、とにかくクリーンなイメージ。色で言えば白、純白、透明?その清らかさを形容して「水」に例えられることもありますね。多くの人はピュアという言葉に、ポジティブな印象を持っていると思います。
【ピュアな人の5つの特徴】
「ピュアな人」とはよく言いますが、ピュアな人って具体的にどんな性格の人?と言うことで、まずはピュアな人の特徴をまとめました。まずは良いところに着目。ピュアな人って、こんな人!
① 人や人の話を素直に信じられる
人の話を疑ったりせず、何でも素直に信じるのがピュアな人の特徴。大半の人なら「いやいや、嘘でしょ?」と即座に否定する話でも、信じてしまうような人。人に対しても同じで、「何か裏があるのでは?」と疑ったり詮索したりせず、見えているままを信じることができるのです。まさに純粋という言葉がぴったり。
② 駆け引きなどをしない、逃げない
ピュアな人は、誰とでも何とでも正面から向き合います。相手の出方をうかがい、計算して行動したりもしない。損得の計算で動かない。
「こうすべきだ」と思ったら、信じたとおりに動く正直さを持っています。これは人や仕事、何に対しても同じで、まっすぐなその向き合い方は好感を持たれることが多いです。
③ 夢中になれる
ピュアな人は、あれこれと計算したり余計なことを考えたりせず、目の前のことに全力投球。目標やコレと決めたことに向かって、無我夢中で取り組めるのです。大人になると、「ある程度まででいいか」思ってしまったり、リスクを掛けたら必ずリターンを計算してしまいます。ピュアな人の子供のような純粋さって、ちょっとまぶしいですよね。
④ 自分を偽らない、自然体
ピュアな人は正直なので、自分を実際以上に大きく見せようとしたり、嘘をついたりしません。いつでも自分のまま、自然体で生きています。人は自分の悪いところを隠しがちだし、できないところも大きく見せがち。ピュアな人の生き方に憧れる人も多いのでは?
⑤ 感情移入しやすい
ピュアな人は、人の感情に強く共感できるという特徴を持っています。友達が悩みを抱えていれば、一緒になって悩み、ときには一緒に泣きます。映画を見ても、ピュアな人って真っ先に泣いているイメージ。自分のことじゃないのに本気になれるって素敵ですよね。
2. 本当にピュアな人って実際いるの?ピュアさって必要?
ここまで、ピュアな人の特徴を見てきました。「ピュアな人」像って、私たちのだれもが持っていますよね。でも、本当にそんなピュアな人っているんでしょうか?私は会ったことありません。(笑)ピュアな人のイメージって、「こうありたいな」という私たちの理想像なのでは?
たしかに、嘘がつけない人や、素直な人、何にでもまっすぐな人っています。でも、そういう人たちも、どこかの瞬間で人のことを疑ったり、腹が立って心の中で悪く言ったり、一度は必ずすると思いませんか?というか、そっちの方が人間としてよっぽど自然。本当に「ピュアな人」像にぴったり当てはまる人なんて、もはや仙人です。
「人を疑いたくないな」「正直でいたいな」「打算的ではなく、夢中になっていたいな」などなど、
生き方の理想は誰にでもあります。それを投影した映画やアニメの主人公に、私たちは慣れ過ぎ、憧れ過ぎているんじゃないかと思うのです。
人間、汚い感情があって当然。それを乗り越えて幸せに生きるために、大事な人を傷つけないために、どうしたらいいのか。それを学ぶのが人生の課題では?
3. 実はネガティブな面も!ピュアな人の5つのマイナス要素
子供の様に純真無垢であるがゆえに…
前セクションで、本当にピュアな人はいない!と書きましたが、“割とピュアめな人”は世の中に結構いると思うので、その人たちを題材に話を続けます。今度はピュアな人の損なところや、ここはちょっと…というポイントを5つ。
① 正直すぎる : 内密な話でも隠しておけない
ピュアな人は、先ほども書いた通りとても正直。人との会話でうまく嘘をついたりするのが苦手です。どんなコミュニティでも、一部の人間だけに留めたい内密な話ってありますよね。それをピュアな人に話してしまったら最後、正直すぎてうっかり外で口にしてしまうこともあります。ピュアさが裏目に出る例ですね。
② 感情の起伏が機嫌にそのまま表れる人も
純粋なだけに、目の前の状況で子供のように感情がコロコロ変わる人もいます。内面だけならいいのですが、それがそのまま顔や態度に出てしまう人っていますよね。その人の感情で空気が忙しく変わるので、周りの人にとってはちょっと面倒なことも。
③ 何でも正面からとらえるので冗談が通じないときも
ピュアな人は人の話を何でも真剣に聞く分、こっちは冗談や軽いつもりで言った言葉でも、信じ込んだり本気で反論してきたり。ときにはそのまっすぐさが暑苦しいと感じてしまうかもしれません。人生、ユーモアは欠かせません。冗談が通じないのはちょっと困りものかも。
④ 気付かずに人を傷つけてしまうことも
素直すぎる性格が人を傷つけてしまうこともあります。思ったことをそのまま言葉や行動に出した結果、その気がなくても、グサッとくる言葉だったり、気遣い足らずの行動だったり。ピュアというのは混じりけのない、フィルターを通さないという意味。「オブラートに包む」というポジティブなフィルターも持たない人は、そうなってしまいます。
⑤ 譲らない
ピュアな人ほど頑固なときもあります。よく言われる「クソまじめ」とも形容できますね。正しいと思うことを曲げられない性格は、「これでいいじゃん」といういい加減な考えと衝突することも。生きていく中で、ある程度の気のゆるみや、崩壊しないための程よい‘いい加減さ’はとっても大事。信じた正しさを譲れない性格は、時と場合によっては欠点になるかもしれません。
4. ピュアな人の恋愛観は?
時にはその純粋さに振り回されることも
そんな一長一短のあるピュアな人ですが、いったいどのような恋愛を行うのでしょうか。その特徴を見ていきます。
■一途
ピュアな人は誰かを好きになると、その相手のことを一途に想っています。そのため他の人に目移りしたり、浮気をすることはまずありません。
また相手のステータスで判断せず相手の内面などで好きになることが多いため、きっと自分がどんな時であってもきっとそばにいてくれることでしょう。
■相手に尽くす
だれかを好きになると一途に愛してくれるピュアな人。その恋愛は尽くす恋愛になることが多いでしょう。好きな相手には尽くさなければいけないなどと思っているわけではなく、単に「自分がそうしたいからそうする」という思いからの行動です。あなたの全てを受け入れ、自分よりも相手を優先させてしまいます。
■恋の駆け引きは苦手
相手との駆け引きをしないのは、恋愛においても同じ。自分の信じた通りに行動していくので、いわゆる恋愛テクニックはピュアな人には通用しません。
回りくどいやり方は理解されない場合が多いので、ピュアな人にアプローチするときはこちらもまっすぐに思いを伝えましょう。
ピュアってどうなの?ピュアな人の5つの長所と5つの短所
- 1. ピュアな人の性格はみんなの憧れ!
- 2. ピュアな生き方なんて本当はしなくていい!
- 3. ピュアな人にも、ネガティブな点はある!
ライター後記
ピュアって言うと、綺麗で理想的な感じがしてしまうけど、実際のところそれが正しいとも限らない。ある意味私たちはピュアを良しとする思想に洗脳されているのかも。(笑)今回はそんな目線で記事を書いてみました。「心が汚いな」と落ち込むなんてナンセンス。人を傷つけない限り、楽しければいいのです。(笑)
yuka
人生はエンターテインメント!
北海道出身。歌・ファッション・美容が大好き。趣味走ること。インテリア・色彩などに興味があり、デザイン学校に通っています。