いよいよ就職活動開始。パソコンや携帯の普及によって、履歴書を手書きする機会は減りましたが、エントリーシートや筆記試験など、手書きの機会はまだまだ多いのです。スムーズに就活を勧めるには、自分にピッタリのボールペンは欠かせないアイテムとも言えるでしょう。
太さや色味はもちろん、インクの種類やデザイン、当然ながら書き心地など、ボールペンを選ぶ基準は様々ですが、自分が一番使いやすいと感じるボールペンを見つけて、スムーズに内定を勝ち取りたいですね。
印象に残るエントリーシートは手書き!就活で使えるボールペンおすすめ5選
1. 就活でのボールペン選びは意外と大切!

手書きの文字は、〝本人の人柄や性格まで想像させる〟と言われ、まだ会った事のない相手への印象を左右することもあるため、就活においてはキーポイントとも言えます。相手に好印象を与える文字を書くために適したボールペンはどれか、一緒に探していきましょう。
◎ エントリーシートはまだまだ手書きが主流
就活を始めてから初めてエントリーシートを見たという方も多いでしょう。手書きでエントリーシートを1枚作成するには数時間かかるとも言われており、複数企業に提出する場合、書くだけで膨大な時間がかかります。にもかかわらず手書きが主流なのは、パソコンを手抜きだと思う採用担当がいるからなのです。
◎ 手書きの場合は内容だけでなく文字の印象が重要
エントリーシートで印象付けるには、丁寧に書くことはもちろん、文字の発色や読みやすさも重要な要素です。例え字が下手でも、相手にとって読みやすい字を書くという心がけも必要ですが、そのためにはまず自分の手の大きさや筆圧にしっくりくる、発色と書き心地の良いボールペンを見つける事も大切です。
2. 就活におすすめのボールペンの選び方

就活のポイントとなる手書き文字を支えるボールペンの選び方ですが、「書きやすく、相手からも見やすい」ものを基準に、あまりに太すぎたり細すぎたり、文字色がはっきりしないものは選ばないようにしましょう。使い慣れていないと自信が無いような字に見えがちなので、普段から使い慣れた「自分の1本」を見つけて使い慣れておくと良いでしょう。
◇ 就活用のボールペンを選ぶポイント①: インクの種類で選ぶ
“油性インク”は耐水性があり、滲まず裏写りしないのが特徴です。また耐光性があり劣化が遅いので、公式文書に最も向いていると言われています。
ただし、長期間使わないとインクがダマになりやすい、粘度が高いため書き味が重い、発色が劣る等の欠点があります。
“水性インク”は軽くさらさらと書けるのが特徴で、筆圧が弱い人には向いていますが、水にぬれるとにじんだり、裏にうつったりすることがありますので、就活にはあまり適しているとは言えません。
“低粘度インク”は、発色がよく滑らかな書き味が特徴で、油性インクには劣るものの耐水性にも優れています。ただ、その滑らかさのため紙の種類や筆圧によっては文字がすべってしまう事があるため、しっかりと圧のある字を書きたい人にはあまり向いていないかもしれません。
“ゲルインク”は油性インクと水性インクの長所を併せ持つタイプと言われています。粘度が高いため耐水性に優れていて、にじむこともなく裏移りもしにくいです。
また、ゲルインクには「染料ゲルボールペン」と「顔料ゲルボールペン」があり、「染料ゲルボールペン」は発色がきれいで細い文字が書けるのが特徴ですが、耐水性は少し劣り、にじみやすいのが欠点です。一方「顔料ゲルボールペン」は、経年劣化に強いのが長所ですが、乾くまで多少時間がかかります。また、油性の欠点であるインク詰まりがおきやすいので注意が必要です。
◇ 就活用のボールペンを選ぶポイント②: ボールペンのインクの太さで選ぶ
インクの太さによって変わるのは使用感だけではなく、太い字か細い字かによって、文字を見る相手に与える印象を変えてしまうこともあるので重要な選択基準です。
【0.38mm】
ボールペンの中で最も細いタイプです。ペン先がとても鋭く、細かい字を書くときには重宝しますが、細い文字から弱々しい印象を与えてしまう可能性もあります。
【0.5mm・0.7mm】
一般的に最もよく使われている太さです。コンビニや100円ショップなどにおいてあるものは大体がこのサイズで、普段使い慣れている場合が多く、様々な場面で無難に使用することができると言えます。
【1.00mm】
非常に太く、力強く堂々とした印象を与えることが出来るかも知れませんが、扱いにくい太さとも言えます。狭いスペースにたくさんの文字を書くのには適していません。
エントリーシートや履歴書を書く際は、使い慣れた0.5mm~0.7mmがベストです。ただし、記入枠が非常に広くてスペースを埋めたい、または特に強い印象を与えい場合は0.7mm~1.0mm、そしてふりがななど記入欄が特に小さい場合は0.38mmを、と上手に使い分ければ良いでしょう。
◇ 就活用のボールペンを選ぶポイント③: ボールペンの色で選ぶ
就活で使うボールペンの色は黒が基本です。決してカラフルな色のペンは使用しないようにしましょう。「履歴書で個性を」と思う必要はありません。市販の履歴書には、「黒か青のボールペンで記入」と書いている場合がありますが、黒が正解です。黒が最も白い履歴書に映えて見やすい色ですので、この点について迷う必要はありません。
◇ 就活用のボールペンを選ぶポイント④: 書き心地で選ぶ
書き心地は多くの文字を書くには非常に重要な選択基準ですが、一概に「これ!」という正解はありません。自分のペンの持ち癖や筆圧や手の大きさによっても違いますので、必ず文具店などで試し書きをして、しっくりくる1本を探しましょう。
◇ 就活用のボールペンを選ぶポイント⑤: デザインで選ぶ
こちらも好みによる要素が大きいので、正解はありませんが、自分が持って良い気持ちになる好みのデザインだと、書いていてもテンションが上がり前向きな気分になれるものです。
◇ 就活用のボールペンを選ぶポイント⑥: 価格で選ぶ
大量に使う可能性が高いため、あまりに高価なものは、たとえ書き心地が良くて自分好みのデザインだとしても、大量に使う就職活動が目的の場合は不向きかも知れません。ただし、社会人になってからも使うつもりなら、多少高くても良いものをという考えもありです。
3. 就活で使える!おすすめのボールペン5選

文具店に並ぶボールペンの数々、自分に合った1本を探すために全てを試し書きするわけにもいきませんので、主要メーカーごとに就活におすすめの5本を厳選してご紹介します。
◆ 就活で使える!おすすめのボールペン①: 三菱鉛筆 uni ジェットストリーム
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価格: \160
油性ボールペンの欠点である、かすれやすさを感じさせず、油性インクならではの、濃くはっきりした濃い線を描くことが可能で、力強い文字で印象付けたい人におすすめです。
◆ 就活で使える!おすすめのボールペン②: ゼブラ サラサ
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価格: \154
太さは0.5、0.7、1.0mmの3種類あり、価格もリーズナブルなのにラバーグリップも付いているため長く使っても疲れません。ゲルボールペンと言えばこれ!と言えるほど人気の1本です。
◆ 就活で使える!おすすめのボールペン③: ぺんてる エナージェル
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価格: \716
このボールペン最大の特徴“エナージェル”はゲルインクの中でも特に乾きやすいインクで、うっかり重ねてにじんでしまう心配もなく、ノック式で持ちやすいラバーグリップ付のコスパの良い1本。
◆ 就活で使える!おすすめのボールペン④: パイロット ゲルインクボールペン G-2 極細
◆ 就活で使える!おすすめのボールペン⑤: トンボ鉛筆 油性ボールペン ZOOM
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価格: \1,158
適度な重さと握りやすさと滑らかな書き味の超低粘インクの0.5mmタイプで、インクの発色も良く、高級感のあるデザインで社会人になってからも使えそうな1本です。
印象をアップさせるなら文字も丁寧に!
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印象に残るエントリーシートは手書き!就活で使えるボールペンおすすめ5選
- 1. 就活のボールペンは好みがある!
- 2. エントリーシートは手書きがまだ主流。印象に残る丁寧な文字を!
- 3. ボールペンの色は黒が基本!
ライター後記
就活におすすめのボールペンを厳選してご紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか?「たかが筆記用具」と思っていた方も、実は色々なタイプがあるという事を知って自分にピッタリの1本を見つけるお手伝いができたなら嬉しいです。
慣れないスーツを着て、自己アピールに疲れる事もあるでしょうが、せめてエントリーシートの記入だけでもサクサク進めば良いですね。
あなたの就職先がスムーズに決まりますように!