就活の時に必ず経験する面接。普段と全く違う恰好をするため、どう身だしなみを整えればいいのか迷ってしまいますよね。髪の毛のセットもそのひとつ。普段からワックスを使っているけど、就活の時にも使ってよいのかわからないという人も多いのでは?
今回は就活の時の髪の毛のセットについて、ワックスを使うときに注意すべき点をまとめました。
就活でワックスを使うのはアリ?ナシ?使い方のポイントと注意点を徹底解説!
1. 就活でワックスを使うのはアリ?それともナシ?

髪型やワックスの種類にもよりますが、就活中のワックスの使用は基本的には問題ありません。しかしそれは、「適度な量であれば」という条件付き。髪型や使い方によっては、マイナス評価に繋がる可能性もあります。
また、面接をうける企業によってはワックス自体がマイナスになる場合も。公務員、特に公安のような固い業種の面接に挑む場合は、ワックスは使わない方が良いでしょう。
ですが、ワックスは上手に使えば、面接で大事な「清潔感」をしっかりアピールできる優秀なアイテム。企業の特色はしっかりと意識しつつ、ぜひうまく取り入れて、第一印象から他の就活生に差をつけましょう。
■ ワックスを使うメリット
就活に挑む際に大事なのは、おしゃれさではなく清潔感です。
もう1度言いますね、〝清・潔・感〟です。
ワックスもおしゃれのためではなく、身だしなみのひとつとして使うことを意識しましょう。
ワックスは「束感」と「ツヤ」を出すために使います。ワックスを軽く使うことで適度な束感ができ、髪の毛がまとまって見えます。固めすぎるのはNGですが、適度に使えば若者らしいフレッシュな印象を与えることもできます。
また、傷んだ髪の毛や切れ毛、枝毛の多い方は、ツヤ感を演出できるワックスがおすすめ。傷んだ髪の毛は意外に目立つもの。ワックスで髪の広がりを抑えつつ、清潔感のあるきれいな髪の毛に見せましょう。
■ あくまでオシャレではなく清潔感を出すためのもの
せっかく就活のためにばっちり髪型をきめたと思っても、つける量が多すぎたり、髪質に合わないものだったりすると、清潔感から遠ざかる結果になってしまいます。
面接で気合いが入り、自分をより良く見せたいと思う気持ちもわかりますが、面接では逆効果になることも。なにより清潔感を意識して、第一印象から好感を持ってもらえるようにしましょう。
そのためには、「適度に」ワックスを使うことはとても効果的なのです。
2. 使い方には要注意!就活でワックスを使ってセットするときの注意点

ワックスはおしゃれで使っている人も多いことから、一歩間違えると大きなマイナスになる可能性があります。どういった使い方が不評なのか、具体的に見ていきましょう。
■ 就活でワックスを使ってセットするときの注意点①: つけすぎには注意
ワックスの適度な使用は問題ありませんが、つけすぎには気をつけましょう。
つけすぎて髪の毛がべたべたになってしまうと不潔に見えてしまうため、面接では不利です。普段からワックスを使ってばっちり髪型をセットしている人も、就活の際は自然にまとまる程度に抑えておきましょう。派手すぎる髪型は不真面目そうな印象を与えてしまうため、こちらも面接ではあまり好まれないでしょう。
■ 就活でワックスを使ってセットするときの注意点②: 香りにも気を使おう
ワックスやジェルには香りがついているものが多くあります。年輩の方の強すぎる整髪料の香りや、密室での香水の香りに顔をしかめた経験がある人もいると思いますが、ワックスも同じ。自分では気づかなくても他人からは不快に思われる場合もあります。
面接も、密室空間で行われることがほとんどなので、香りの強いものは避けるようにしましょう。
香りが気になる方や、自分ではよくわからないというかたは、微香性や無香のタイプのワックスやジェルを選ぶことをおすすめします。
■ 就活でワックスを使ってセットするときの注意点③: 髪をツンツンさせたり盛りすぎない
大量のワックスを使って髪の毛をツンツンさせたり、ガチガチに固めてしまうのはNG!派手すぎる髪型は就活で有利になることはないので、絶対に避けましょう。普段からばっちりワックスを使っている人は、つい癖でつけすぎてしまうこともあるので特に気を付けましょう。
3. 就活向けのおすすめのワックスの選び方

ワックスの使い方についての注意点を書いてきましたが、実際に使うワックスの選び方にもコツがあります。適当に買ってしまうと自分の髪質に合わなくて逆効果になってしまうことも。では、面接に挑む際に使うワックスはどんなことに注意して選べばよいのでしょうか。
◇ 就活向けのおすすめのワックスの選び方①: ツヤ感を出せるものを選ぶ
髪の毛が傷んでいる方や、髪の毛にツヤがないと感じる方は、ツヤの出るワックスを使いましょう。いつも使っているワックスに混ぜるだけでも効果があります。
また、思い切ってジェルタイプのものを使うのもいいかもしれません。髪をまとめる力はワックスには劣りますが、しっかりツヤを出してくれますし髪の毛のボリュームも抑えてくれます。
ワックスはべたべたして苦手だという方も、ジェルなら不快感なく使えるかもしれません。
◇ 就活向けのおすすめのワックスの選び方②: 白く固まったり粉っぽくなったりしにくいもの
ワックスには様々なタイプのものがあります。固形のものは白い塊が髪の毛に残ってしまう可能性があるので、使うときはしっかりと伸ばして使う必要があります。ワックスが髪の毛に残っているととても不潔に見えてしまいますので、ワックスに慣れていない方は固形のものを避けるか、透明のタイプを使うようにしましょう。
また、朝セットしたときは問題なくても、時間が経つにつれてだんだんと白っぽい粉が浮いてくる場合があります。こればっかりは使ってみないとわからないので、面接の朝初めて使うのではなく、事前に一度使ってみることをおすすめします。白い粉が浮いてこないかどうかと同時に、長時間しっかりキープしてくれるのか等、不安なポイントを確認しておきましょう。
◇ 就活向けのおすすめのワックスの選び方③: 髪質に合わせたものを選ぼう
ワックスの種類が多いのは、髪質や用途によって使い分けるためです。自分の髪質に合わないものを選んでしまうと、セットする際の難易度もあがりますし、思ったほどの効果が出ない場合もあります。
一般的に、髪質が柔らかい人は髪をまとめやすいハードワックスやハードジェル、髪質が固い方はソフトムースやソフトジェルがおすすめです。くせ毛や剛毛の方は、強めなワックスやジェルを使えば時間が経過してもセットが崩れにくいです。
ワックスは店頭で試せるところも多いので、ぜひ色んなワックスを試してみて、面接にぴったりのものを見つけましょう。
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就活でワックスを使うのはアリ?ナシ?使い方のポイントと注意点を徹底解説!
- 1. 就活でのワックスの使用は、使い方に気をつければOK!
- 2. おしゃれのためではなく、清潔感を出すためにワックスを使おう!
- 3. 自分に合うワックスを上手に使えば、面接での好感度アップ間違いなし!
ライター後記
ワックスは、使い方を誤ると相手に不快感を与えやすいアイテムですが、上手く使えばとても便利です!朝の少し気になる寝癖もワックスがあれば簡単にまとめることができます。ワックスに慣れていない人や、逆にたっぷり使うことに慣れてしまった人は、面接の前にしっかり使い方を練習して、就活でも役立つ身だしなみアイテムとしてぜひ活用してください!