男性のスタイリングに欠かせないヘアワックス。最近ではワックスを愛用する女子も急増していて、流行りのスタイルを作るマストアイテムとも言えます!
ただ、多くの人が「美容師さんがやってくれたように決まらない」と悩むことに…。
そのワケは、ワックスの基本的な使い方を知らないから。
今回はそんな悩みを解消するためにヘアワックスの基本的な使い方からセット方法まで紹介。朝のセットで時間を割いている人も、思い通りにヘアセットができない人もこれでもう時間をかけることはなくなりますよ!※2019/05/14 更新
いまさら聞けない!ヘアワックスの基本と正しい使い方
1. 【使い方の前に】ヘアワックスの基本。ワックスはこう選ぼう

スタイリング剤にはワックス以外にもジェル、ムース、ポマードなど様々な種類がありますが、1番メジャーで幅広く使えるのがワックス。
ワックスは他のスタイリング剤と比べてべたつきが少なく、アレンジ方法も豊富なのです。
「別に髪を立てようとか考えてないから…」と考えてワックスをつけないという方もいるかもしれませんが、ワックスは毛束をつくって動きを出すためだけではありません。
ワックスには髪全体のボリューム感を整え、ツヤをだす役割もあるのです!
◎改めて知っておこう、ワックスの「3つ」の選び方
ワックスを選ぶときは
① 種類
② 髪質
③ なりたいヘアスタイル
の3つを総合して、自分に合ったものを選びましょう。
それぞれの選び方について、簡単に解説!
① 種類で選ぶ
一口に「ワックス」といっても、様々な種類があるので、使いやすさや髪質との相性などでお好みのタイプを選んでみてください。
定番なのは、「クリーム」や「ファイバー」タイプ。コンビニなどでも気軽に買える種類です。
▼ 種類で選ぶなら
【注目記事】『ワックスは髪質に合わせて選べ!種類と選び方を完全解説【次世代美容師監修】』
② 髪質で選ぶ
髪の悩みは様々。特に、「剛毛」か「軟毛」かどうかで選ぶワックスは変わってきます!
それぞれの髪質にぴったりなワックスを探すならこちらから!
▼ 軟毛向けなら
【参考記事】『軟毛ワックスの人気おすすめ6選!キメたい時に役立つ軟毛ワックスの選び方もマスター!』
▼ 剛毛向けなら
【参考記事】『手強い寝ぐせもワックスを変えるだけ【剛毛の悩み解決!】おすすめワックス12選』
③ なりたいヘアスタイルで選ぶ
例えば、最近流行りの「濡れ髪」。ウェットな雰囲気を出すなら、確実に「グリースタイプ」のワックスがおすすめ。
このように、なりたいヘアスタイルによっても選ぶワックスは変わります。
▼ なりたいヘアスタイルで選ぶなら
2. スタイリングで失敗しない!ワックスの基本的な使い方

まずはワックスの基本的な使い方から紹介します。
① ワックスを少量手に取り、伸ばす
取り出すワックスの量は5円玉サイズほど。最初から大量に取るのではなく、足りない分はあとから少しずつ足していきましょう。
取り出したワックスを手のひらで伸ばしていきますが、ポイントは指先や指の間まで十分にまんべんなく伸ばすこと。手のひら全体にワックスをつけることで、毛先など細かいところまでバランスよくワックスがいきわたりやすくなります。
② 後頭部から髪全体になじむように揉みこむ
最初にワックスをつけるのは後頭部から!
大半の人が頭頂部からつけてしまいがちですが、最初は手にワックスが多くついている状態のため、頭頂部からだとワックスがつきすぎてしまい、その重さで上手く髪が立ちあがらなくなります。
髪の量が多い後頭部からサイドそしてトップの順にワックスを揉みこんでいきましょう。
※この時点で髪全体のバランスはあまり考えなくて大丈夫です。とにかく髪の毛にワックスが行き渡らせることを意識しましょう。
③ 手ぐしで髪全体のボリュームを整える
髪にワックスをなじませたら次は全体のボリュームを整えていきましょう。
仕上がりは正面から見てひし形になるようなイメージで。
サイドとトップにボリュームをもたせ、そのほかの部分は抑えることで、髪全体のバランスが整います。
④ 動きをつけたい部分をスタイリング
指先で毛束を軽くつまんで髪に動きをつけていきましょう。
このときハードワックスであればより毛束感を出すことができます。
全体のバランスを整えた後、鏡を見ながら無造作に動きを作ればナチュラルな仕上がりに。
⑤ 軽く前髪を整えて完成!
そして、最後に前髪を整えていきます。
毛の量が少ない前髪は手のひらや指先に残ったワックスで十分。④と同じように指先で軽くつまんで流すようにセットすれば完成です!
3. やってはいけない!ワックスの間違った使い方

せっかく髪の毛をセットしようと思ってもワックスの使い方を間違えれば台無しに…。ヘアスタイルもキマらないばかりか崩れやすくなってしまいます。
そこでワックス初心者がやってしまいがちな間違った方法をまとめてみました。
意外とやりがちかも!?NGな使い方とスタイリングのポイントは次のページで!
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