編集長松井、梅沢富美男さんにズバッと聞きます!
歯に衣着せぬトークが時には炎上を呼ぶこともある梅沢富美男さん。かといって決して炎上商法とは思われず、「愛ある発言」と視聴者は受け止める。売れれば嫉妬され、叩かれるのは芸能界のセオリーだけれど、「叩いても意味がない」存在なのが梅沢さんクオリティー。実力の世界で生きて来たひとが、空虚な風評にさらされるなんて、無意味そのものなのだから。梅沢さんの人気上昇ぶりは、初MC、多くのCMに抜擢されていることからも一目瞭然。そんな超多忙な生活にもかかわらず、僕の質問に真摯に答えてくださいました。
下積み時代、オーディション門前払い事件

はじめまして。モテを追求するWEBマガジン美容男子の編集長をしています松井です。

はじめまして。
なに? モテを追求? あっははは。ふーん、そう。

(笑いジワ少なっ。やっぱりかっこいい……)

読者の皆さんが梅沢さんのようにかっこいいわけではないので、内面磨きについての記事が中心です。外見コンプレックスの解消に役立てればと思ってるんです。

内面はそりゃ大事だけどさ、俺の外見が恵まれてるっていうのは、違うと思うよ。
映画俳優になりたくて100人くらいいたオーディションに行ったんだけどさ、ディレクターみたいな人が出てきて、「お前帰れ」って言われたんだよ。

何万人も「流し目で落とす」梅沢さんが!?

「演技も見てないのに、なんでだ」って言ったら、「目が小さいからだ」って。

(うっ、たしかに目は大きいほうではないかも……やばいフォローの言葉が見つからない)

そ、それは、トラウマになったりしなかったんですか?

それから何言ってもダメだったから帰ったけどさ、俺は2枚目思考じゃないから、とにかく芝居を磨こうと思ったね。

へこまずに活力になったということですよね?

そもそも役者ってのは修行してなるものだから、外見で判断されて落ち込むことはないだろ。今はさ、そのへん歩いてたら役者になりました。モデルやってたらいつの間にか役者になってました。なんてたくさんいるけどさ。だから今ドラマやったって当たんねーんだよ。

(うわ~っ。テレビよりもズバッとだ。かなりズバッと。)

あんま細かいことはわかんねーかもだけど、今の世代はどの俳優がやったってみんな同じなんだよね、芝居が! セリフを吐いてるだけ。

(僕が怒られているような気がしてくるのはなぜだろう……。)
梅沢富美男、現代の俳優を、ズバッとめった切り!?

だいたいパターンが決まっちゃってんだもん。このひとは刑事役、犯人役。お医者さん役、患者役って。韓国ドラマに負けるってのはそういうことだと思う。いろんなタイプが居て初めてドラマとか舞台が成り立つのに、演技ができないイイ男ばっかいたってしょーがねーだろ。

おっしゃるとおりだと思います。梅沢さんがキャスティングするドラマ、おもしろそうです!

たとえば2枚目がさ、演技力でもってさえない男役を完璧にこなすとか、美人とは言えない女の子が表現力で絶世の美女役をやるとか、そういうことは可能なんだよ。当たり前だけどさ。それが役者の力だし、舞台の素晴らしさだからさ。

梅沢さんもご自身が座長を務める舞台などで、女性になりきっていらっしゃいますもんね。

気持ちだよな。まあ、そのへんの話をすると、長くなるぞ。

お気遣いありがとうございます! それでは続きは次回ということで、いったん、休憩を挟んだ後に、撮影をさせていただきます!

おう。そうしましょう。
緊張で脇汗が止まりませんが、ひとまず初回はここまで。次回もズバッと、ご期待ください!