女性が男性に魅力を感じる理由のひとつに“男の色気”があります。外見的には、たくましい首筋や二の腕、厚みのある胸板、またネクタイを緩めるしぐさだったり、車をバックさせるときに後ろを振り返りながらハンドル操作をするしぐさだったりetc…。
感じる男の色気のポイントは人それぞれだと思いますが、特に女性が感じる男の色気というのは、筋肉など男性ホルモンの作用によって作られたものや、男性特有のしぐさから醸し出されるのではないかと思います。もちろん外見的なことだけでなく、内面的には余裕があって落ち着いている、自信がある、など年齢とともに培われてきたものや、人生経験の積み重ねが色気のオーラとなってあらわれているのではないでしょうか。そこで、歳を重ねて色気が増した男性について考えてみました。豊川悦治、柴田恭兵、舘ひろしetc…(個人的意見ですが)が挙げられるのではないかと思います。
高視聴率男・梅沢富美男の色気は万能! 性別問わず惹きつけられる
ちょっと視点を変え、酸いも甘いも経験しつくした人生経験豊富な大人のオトコ、外見的要素を無視して(失礼!)言えば、“ご意見番”として今まさに大ブレイク中の梅沢富美男サンも色気のある男と言えるのではないでしょうか。もちろん若いころの女形のことを言っているのではありません。この梅沢富美男サン、「説教おじさん」「昭和の頑固おやじ」的立場でめちゃくちゃな辛口発言や暴言を吐きまくっているくせに、「何度も浮気がバレている」「なんだかんだ言っても奥さんに頭が上がらない」など、隙だらけで突っ込みどころ満載。でも、そんなところが広い世代から親しまれ、特に20代男性のなかには「かっこいい」と憧憬の念を抱く人も少なくないのだとか。その魅力は、「梅沢富美男」という人間の立ち位置、役割をちゃんとわかっていて、「頑固おやじ・梅沢富美男」を演じようと腹を括ったことからきているのではないかと思います。それに、裏を返せば、あれだけ浮気しまくっているということは、それだけ男としての魅力や色気があるということ。
男の色気とは、小手先のテクニックではなく、自分を知り、性別問わず人を惹きつける魅力を自分でプロデュースしていくものだと言えそうですね。