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包茎はダサい&恥ずかしいよりも危険だった!矯正や手術での治し方とは?

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思春期の訪れとともに、多くの男性を人知れず悩ませるもの、それが包茎。大事な部分とわかっていても、何も年中タートルネックを着ている必要はないじゃないか……と涙で枕を濡らしている人も多いはず。とはいえ、周囲に聞けないのも包茎の辛いところ。子どもと大人の違いは? 種類は? やっぱダサい? 矯正できるの? 手術は痛い? 知らないからこそ不安になるもの。正体が分かれば恐れるなかれ。包茎のお悩みとはもうサヨナラだ!

包茎はダサい&恥ずかしいよりも危険だった!矯正や手術での治し方とは?

包茎はダサい&恥ずかしいよりも危険だった!矯正や手術での治し方とは?

1. 包茎の種類とは?

 

まずは気になる包茎の種類ですが、そもそも出生時の男児はほぼ100%が包茎です。
しかも完全に皮を被っている「真性包茎」。
そう、仮性か真性かぐらいは、男子たるもの皆さんご存じでしょうが、実はそれだけではありません。
まずは簡単におさらいしましょう。

 

■そもそも子どもに「包茎」という悩みは無用

 

というか、全員が「包茎」なので、それを問題視する必要がありません。
生理的に自然なこと。むしろ、割礼もしていないのに男児の赤ちゃんがズル剥けていたら、そちらのほうこそ病気の心配があるのです。

■大人の場合の包茎は

 

「包茎かどうか」ということを考える必要があるのは、思春期をすぎて以降です。
なぜなら、生まれつきの真性包茎は、生殖器が急激に成長する思春期の間に自然と治っていくからです。
それ以降も、中の人が恥ずかしがって出てこない場合。つまり大人になってからの包茎は、(日本においては)以下の3つに大別されます。

・仮性包茎……平常時は皮を被っているけれど、勃起時には自然と出てくる。もしくは、勃起時も隠れがちだけど、とにかく手で剥けば出てくる状態のこと。

・真性包茎……皮で完全に覆われていて、手で剥こうとしてもがっちりくっつき剥けない状態のこと。

・カントン包茎……仮性包茎の一種とはいえ、包皮の出口が狭すぎて、剥くとめっちゃ締め付けて痛みを伴う場合のこと。そのまま放置すると、最悪壊死を起こすことも。

包茎の種類を詳しく解説!

 

2. 国際的には「仮性包茎」は存在しない!?

 

さきほど、あえて(日本においては)としたのは、実は国際的な包茎の概念は上記のそれとは違うからです。
というのも、仮性包茎は「正常な陰茎」。つまり包茎ではない!ということです。
別の稿で触れますが、日本人男子の多くは仮性包茎に悩んでいます。でもね、グローバル社会では包茎でもなんでもないのです。
割礼を受けていなければ、世界規模でも男性の過半数は仮性包茎という説もあり。
なので「仮性包茎」「真性包茎」という分類自体が存在せず、世界で「包茎」といえば、「真性包茎」を指すのです。
仮性包茎のみなさん、あなたはマイノリティではありませんよ!

 

 

3. 包茎はダサい?女性のホンネ!

 

とはいえ、包茎に対してネガティブなイメージを持つ男性は少なくないことでしょう。
とくに大人ともなれば、ベッドのお相手が自分のアレを見て「あれ?」を顔をしかめるのではないかと怯えたりもするでしょう。
では、果たして包茎はダサいのでしょうか?
包茎産業(なにそれ)には、いろいろなことが書いてありますが、実際のところ大人の女性ともなれば、男の多くが仮性包茎ということぐらいは承知の助

勃起しても手を使わなければ中の人が出てこないという重度な場合を除いては、男性がこだわるほど仮性包茎かどうかに重きを置いていません。

もちろん、不衛生な場合は論外ですが、それは本人のケアでどうにでもなること。
逆に、本人のケアではどうしようもないぐらい洗えない、という場合はやはりそれなりの治療は必要でしょうが、それってつまりそもそも保険適用される真性包茎などに多いですよね。

つまり、「仮性包茎=だからどうした?」という感じ。ズル剥けかどうかなんて、正直、超どうでもいい。
ふつうにセックスできればそれでよくない?という程度のものです。

むしろ、仮性包茎であることに必要以上にコンプクレックスを抱えていて卑屈になられたり、反対に「デカイ is 偉い」とか「剥けてる is グレイト」みたいな男根主義のほうがうっとうしいです。
そんなにしげしげ眺めるものでもないし、デカければ快感、なんていうのもほとんどまやかし。
熟女の域に達した女性たちの赤裸々ガールズトークでも、また、各女性誌等でも、セックスについての話題は決して少なくありません(むしろキラーコンテンツです)が、そこに「パートナーが仮性包茎で、まじ萎える」というものはほぼないといってもいいでしょう。

それよりも、自分本位なセックスやテクニック不足について嘆く声のほうが圧倒的
わたくし、及び周囲のゲスい記憶や証言をたどっても、奔放な性生活を堪能している女性でさえ、相手のテクニックや持久力、ムード作りなどをさんざん論評しようとも、仮性包茎かどうかに不満を漏らすようなことはありませんでした。というか、話題にすら出ない。

というわけで、包茎=ダサい、ということはあまり考えなくていいのではと思うこの頃です。

 

 

4. ダサいよりも危険!包茎は病気の可能性も?

 


では、包茎はフルシカトしていいのかといえば、必ずしもそうとは限りません。
ダサいかどうかではなく、包茎は病気の発症リスクを上げることに繋がりかねないからです。
とくに、真性包茎やカントン包茎はそのリスクが高いといえるでしょう。
考えられる病気は以下の通りです。

 

・炎症

 

皮が余っている分、尿や精液が残りやすく、恥垢もたまりやすいのが包茎のつらいところ。お風呂などでキレイに洗いきれていないと、細菌感染のリスクが高く、炎症を起こしやすくなります。

代表的なものに、読んで字のごとくな「亀頭包皮炎」。
さらに「紅色肥厚症」などもあります。

・性病

 

感染しやすいということは、性病にもかかりやすいということです。

「カンジダ」「尖圭コンジローマ」「クラミジア」のほか、「梅毒」や「HPV」まで……。
「HPV」は男性には耳慣れない言葉ですが、ヒトパピローマウイルスのことで、セックスによって感染するウイルスです。
セックスの経験があれば、人生で誰もが一度は感染するといっていいウイルスで、通常は免疫力によって排除されますが、それができないと女性の場合は子宮頸がんを発症する要因になります。

男性の場合も無縁ではなく、食道・咽頭・喉頭・肺・舌がんも、このヒトパピローマウイルスによって発症するリスクがあると言われています!
何より、セックスによって感染するということは、パートナーがいる限りどちらかが感染したままだと、ピンポン感染といってお互いに感染させあってしまうというただの負のスパイラルを起こすことに!

・陰茎がん

 

真性包茎の場合、とくに衛生状態をキープするのが難しく、最悪の場合陰茎がんを起こすとも言われています。
その罹患率は、通常の男性に比べて10倍と指摘する声もあるほど!

・壊死

 

想像するだけで失神しそうですが、先のカントン包茎の場合、締め付けによって血流が届かなくなり壊死してしまうこともあるのです。

・不妊

 

こちらは直接的な因果関係こそないといわれていますが、包茎によってカンジダなどにかかってしまい、それがパートナーに移ってしまうと、妊娠しにくくなるという可能性が指摘されています。
また、単純に精子の勢いが弱くなるのでは、といった指摘も。

 

5. 包茎を矯正する方法とは?

 

では、そんな包茎をとりあえず自力でなんとかしたいという場合。
世の中にはさまざまな包茎矯正グッズが販売されています。
リングや接着剤系、さらにコルセットなどなど…。
ただしこちらはいずれも仮性包茎用で、自分で皮を剥いた状態を固定しておく、という点で一致。
真性包茎やカントン包茎など「れっきとした包茎」の場合は使用できません。

小児用に「おちんちんむきむき体操」というものもありますが、これは真性包茎のままの男児に対して、家庭で親が試みるものであり、さらにこちらについても「無理におこなう必要はない」とされています。

仮性包茎の場合は、矯正グッズを使ってみるのも有り(ただし、本当に必要か考えて!)。
真性包茎やカントン包茎の場合は、なんとかしたいと思ったら、何はともあれ病院に行くのが賢明です。

 

 

6. 包茎を手術で治したい!

 

では、病院に行った場合、どういった治療があるのでしょう。
まず、治療法としては手術を行うことがほとんどです。
その手術のなかにも、保険適用できるもの、できないものが存在するほか、クリニックによって独自の手術法を謳っており、まさに百花繚乱。
とりあえずどんな選択肢があるのを、お知らせしたいと思います。

 

★保険適用できる包茎手術

 

そもそもどんな場面においても、保険適用されるのは、ざっくり言えば「治療をしないと日常生活に支障をきたすと判断される場合」です。なので包茎の場合、国際的には包茎と認められない仮性包茎はそもそも保険適用の範疇に入りません。
対象は、真性包茎やカントン包茎。
さらに、保険診療とは厚生労働省が承認したくすりや治療法を用いることを指し、これらの条件を満たして初めて自己負担3割で済むわけです。

前置きが長くなりましたが、結論からいえば、包茎手術で保険適用されるのは、真性包茎、カントン包茎の人。
そして気になる治療法は、「環状切開術」という手術です。
要は余った皮を切除する手術で、だいたい、亀頭根本から上(下?)の皮を切ることがほとんど。
余ったぶんを切る。なんてシンプル。

もうひとつ、皮のかぶり方が特殊な場合には「背面切開術」という手術が行われることも。
こちらは陰茎の背面の皮をちょこっとだけ切る手術で、環状切開術に比べて手術も回復が早いというメリットもあります。

ただ、やはり保険適用される包茎手術といえば「環状切開術」がほとんどといってよいでしょう。

★自由診療でもいいから包茎手術したい人は

 

他方、仮性包茎をどうしても治したい、という場合は10割負担の自由診療となります。
環状切開術、背面切開術ともに仮性包茎でも自由診療なら受けることが可能なようです。
(背面切開術は軽度の包茎の場合に使われるよう)

また、仮性包茎の手術の定番は「亀頭直下埋没法」。ちょうどカリの根本の部分で縫合し、環状切開術に比べて術後の見栄えがいいのが特徴のよう。
保険診療の目的が「日常生活の支障を改善する」である以上、見栄えなどはどうしても二の次になってしまうのでしょうが、その点、自由診療は選択の幅が広がります。

そのほか、性感帯である裏筋を残す方法や、メスを使わず皮を向いた状態で縫合する手術なども。

まずは本当に自分には手術が必要かの判断も含めて、医師に相談してみましょう。
もっといえば、仮性包茎の場合はそもそも国際基準の「包茎」ではないので、自分だけが気にしている場合も。
もちろん、そのコンプレックスが解消されることで人生前向きになれるのなら、大人の自己責任で施術を受けるのもアリでしょうが、もしその根源が「彼女に笑われてんじゃないだろうか」的なものだったら、いっそ腹を割って彼女に聞いてみてもいいでしょう。

「おれ、仮性なの恥ずかしいんだけど、どう思う?」

と。


「私は別にいいと思うけど」
という答えが返ってくる可能性は、決して0ではありませんよ。

 

西まごめ

包茎よりも自己中セックスのほうが圧倒的に不評です

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。



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