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ラブレターフロムカナタ

 

 

空から初めて雪が降るのをみた人間は、いったいそれをどのように受け止めたのだろう。なんの象徴として捉えたのだろう。
もしも雪が黒色をしていたら、きっとものすごく恐ろしかったにちがいない。
そんな、どうでもいいことを思いながら雪を眺めている私です、こんにちは。

さて最近ハマっているのは夢を記すことであります。
なにごともそうかもしれませんが、それを意識し始めるとそのものの存在感が増しますね。
たとえば、猫を好きになってから、街のあちこちで野良猫をよく見かけるようになった。
そして、勝手に猫と友人みたいな感覚の私は、猫をみかけるとホっとし、
自分がここにいることを宇宙から肯定された心地になったりする。
猫はぼくにとり「自己肯定の象徴」と言えるのかもしれません。

夢判断もまた、象徴の解釈ということでしょうか。
たとえば先日は、おおきな駐車場が燃えていて、その出火の一因に自分の行いがあり、
夢世界のぼくは消火を頼むべく電話をかけようにも電話がない。
するとそこに学生時代ひそかに恋心を抱いていた友人が登場し、
彼のスマホが消火活動をするどこかにつながり、事なきを得る。
さらに通話相手の女性的なエネルギーから(声などは聞こえないがわかる)、
「もう何年もみじめなおもいをしてきたんでしょう?」と問われたところで目が覚めた。

夢うつつ状態でノートにそれらを記し、
寝床にタブレットを引き寄せ「夢 火事」「夢 電話」「みじめとは」などと検索。

それでなにがわかったかというと、明確な答えはとくにありませんでスミマセン。
ただ、その印象深い夢をきっかけに、自分が”人を好き”という感覚を長らくわからなかったのは、
好きという気持ちを抑圧し、そこから意識をそらしてきたからかもと思い至った。

また、無意識に同性であるその人を目で追う自分を嫌い、
自らをヘイトしなくてはならぬ人生をみじめに感じていたのだと気がついた。

何を今さらですが、夢とは、無意識からのラブレターなんじゃないでしょうか?
その摩訶不思議ワールドは具象的な抽象画みたいなもので、
具体の内に種のようにそのおおもととなる一口で表せない詩的な感情、感覚がある。
意味不明なのは、いじわるなのではなく、
そのように抽象化することでしか表現できないほどに
矛盾につぐ矛盾なるカオスという豊潤、広大な宇宙こそが私の本質であるからして、いたしかたない。
そんなマイ宇宙からの「もっと私を見て! 知って! そして愛して!」という呼びかけが、夢。

それはしかし、夢に限定したことではなく、現実とみなされるウツツ世界も、
「私」というフィルターを通して私的で詩的に感知されていると思うとき、そのすべては「私を知り、愛する」ためのツールなのかもしれません。

ちなみに、ハラハラと舞う雪を、さきほどのぼくは天使のように見た。「なんておびただしい数の天使降臨!」
けれど、もしもこのまま72時間とか降り続いたあかつきには、真綿で首をしめられる的恐怖を喚起させるホワイト悪魔に思えるかもしれません。
さてさてあなたの雪はじゃあなんですか? と尋ねども誰からも答えを伝えられることはなさそうですが問いかけて、問いかけて、問いかけて雪国……。

以上、本日もくだらぬブツブツにお付き合いいただき誠にありがとうございました!
ニュー男子 拝

 

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