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その足の臭い、もしかして角質かも!角質が臭う原因とは?

その足の臭い、もしかして角質かも!角質が臭う原因とは?

美容に関心がある男子なら一度は聞いたことがあるでしょう「角質」。「角質」といえば「ケア」と、「山」「川」ばりの合言葉としてインプットされている方も多いはず(むしろ「山」「川」を知らない人のほうが多いかも)。でもそんな角質について述べよと言われたら、モゴモゴしてしまいませんか? 足の臭いとも関係するといわれる角質。角質を知れば、足の臭いはもとより美そのものを制することができる!かもしれない!

その足の臭い、もしかして角質かも!角質が臭う原因とは?

1. 角質は、お肌を守る天然の「ラップ」

 

まずはそもそも論ですが、角質とはお肌の一番表面に存在する、ラップ程度の薄さのものです。
肌は細胞から生まれてターンオーバーを繰り返しながら、肌の奥から表面に向かって、どんどん上に上がっていきます。
その最終形態が角質で、角質層という名のもとに肌の表面を覆っています。

角質層に到達した肌細胞は「おまえはもう死んでいる」状態なのですが、紫外線や雑菌の侵入を守り、さらには余計な水分が肌から蒸発するのを防ぐといった、れっきとした役割を持っています。
さながら「天然のラップ」なわけですが、死してなお肌を守るとはなんという働き者でしょう。
勝手に目頭が熱くなります。嘘です。

 

 

2. 足が臭い!角質が臭う原因とは

 

そんな働き者な角質ですが、こやつが臭いの原因になってしまうこともあるのです。
本来、正常なターンオーバーを繰り返している肌ならば、死んだとはいえ角質層も、ある一定のサイクルで役目を終えて剥がれ落ち、新しい角質が生まれるようになっています。
ところが、加齢によってターンオーバーが低下すると、古くなった角質がいつまで経ってもつるんと剥がれず、地層のように溜まり続けることに。

おまけに、体重を支えてる足の裏の角質はそもそも分厚く、顔などのそれと比べて5倍以上とも。
歩き方によっては一部に体重がかかるので、さらに角質が厚くなりやすく、これがタコや魚の目の原因となります。

で、なんでそんな角質がくせえんだといえば、もう死んだ細胞がいつまでも肌に溜まり続けているというその事実だけでなんとなく臭そうなことは想像できますよね。

でもちゃんと説明すると、角質は、肌細胞の成れの果て。
つまりはタンパク質であり、雑菌にとっては栄養のカタマリです。
こいつがきちんと剥がれ落ちずにいつまでも蓄積された状態のまま、靴の中が高温多湿…という日々を過ごせば、雑菌にとってはごちそうまみれのパラダイスも同然なのです。

角質を食べて雑菌はどんどん繁殖し、いやな臭いを放っていくのです。

 

 

3. ワキも?顔も?角質はあちこちで臭う?

 

そんな角質ですが、前述の通り、存在するのは足の裏だけとは限りません。
皮膚は全身を覆っていますので、その表面には角質層が存在することになります。

女子がやっきになっている「角質ケア」は、顔のそれを指していることも多く、加齢によってターンオーバーが低下したり、メイクをきちんと落としていないと顔の角質が溜まりやすくなり、足裏同様、顔もゴワゴワになっていくのです。

見た目の若さを語る上で、みずみずしくぷるんとした肌は欠かせませんが、角質溜まりは顔を一気に老けさせてしまう。
というわけで、いろんな角質ケアグッズがこの世の中には溢れているというわけです。

ちなみに角質とは別に、角栓というものもありますが、これは主に小鼻の毛穴などに詰まった角質と皮脂がブレンドされたものです。うへえ。

話はそれましたが、「角質 臭い」で検索すると、なぜか「顔」が検索サジェスト上位に食い込んできます。
やっぱり顔の角質にも雑菌が!? と、wktkしましたが、詰まった皮脂が酸化して顔が臭くなる、というのが実態のようで、つまり角質っていうよりは角栓だよね、ということです。

いっぽう、ワキの角質が臭うという説もあり、やっぱりwktkしましたが、こちらも顔同様、角質に皮脂が混ざることで臭いが発生するとのこと。
ただし、汗によって雑菌が繁殖しやすくなり、結果臭う、というプロセスは足のそれと同じですので、足と同様、ワキの臭いもちょい気になるという方は、角質を疑ってみるのもいいかもしれませんね。

 

 

4. 足が臭い!原因となる角質除去の注意点

 

というわけで、不要な角質は除去しましょう。

いちばん確実なのは、フットケアサロンでプロにおまかせすることですが、そんなお金ないよー、女性ばっかりで気恥ずかしいよ―、という方は、セルフケアから始めましょう。

主なセルフケアとしては、だいたいこんなものがあるようです。

 

●やすりや軽石などを使って削る

 

もっとも一般的なのがこれ。ドラッグストアにでもいけば、かかとケア用のやすりは大概手に入ります。
一回買えば何度でも使えるところがポイントですが、力任せに削りすぎるとかえって肌を痛めることに。
とくに男子は「うおりゃああああ!」とやってしまいそうなので、注意しましょう。

●ピーリング系

 

こちらは、足にパックすることで、角質を削るのではなくべろんとむいてしまう方法です。
きれいにむければかなりな爽快感がありますが、やはりそんなにうまくはいかず、剥けかけ、という残念な状態が続くリスクも…。また、肌への相性なども考える必要があります。

●木酢酢

 

ピーリング系と似ていますが、木酢酢をお湯で薄めて足を浸す方法です。古来より親しまれてきた方法で、私も購入したことがありますが、酢というだけあってけっこうパンチのある臭いです。

●カミソリ

 

これは個人的にはやっちゃダメなやつ! ですが、便利なやすりやパックがなかった時代には、カチカチかかとをカミソリで削っていた人もいたようです。死んだ婆ちゃんもそうでした。しかもT字カミソリとかそういうんじゃなくて、ダイレクトカミソリ刃! ぎゃー! 一歩間違えれば流血の惨事なので、こちらは絶対におやめください。

そして角質ケアに欠かせないのは、保湿を忘れないこと。
不要な角質を除去したあとも放置すれば、みるみる乾燥して、またもやカチカチになってしまいます。
とくに乾燥しがちなこの季節は、お風呂上がりや角質ケアの仕上げに保湿クリームなどを塗ったほうがモアベター。

 

西まごめ

やわらか足裏を取り戻し、臭いの元を断ちましょう。

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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