これまで親しい友人にホロスコープを読んでもらったことはあり、その鑑定は気に入り、励みとなっている。
そのおかげで、ホロスコープ自体に興味が生まれ、
いつしか専門家がぼくの出生図を読み解いたら、どのようなことを伝えてくれるのだろう?
そんなことを考えるようになった私。
恥ずかしながらぼくには疑い深い部分があり、
たとえば、その疑いは、相手に良く言ってもらうときにむくむくと生まれたりする。
ねえ、ほんとう? と。
友人の鑑定になに一つ文句もないのだけれど、
あまりにもぼくを知り、言葉の影響力もよく心得ている人のため、
どのようなことからも決して悪いことは言わないだとう、という確信がある。
もちろん、悪いことは聞きたくないが、
一方に「たとえどのような結果でも、本当のことを教えて」という、
ドラマなどででてくる入院患者のような”知りたい欲”もあって。
そんなわけで、”試してやろう”という意識ではなく、
とにかく一度、信頼できそうな専門家に、
名前と出生地、出生時間だけでの鑑定を受けてみたかったのでありました。
リマーナすず先生はそのようなぼくの希望を感じとってくれたのか、もともとのスタイルか、
ぼくの職業やら履歴やら悩みなんかを一切尋ねることなく、さっそく鑑定に入ってくれた。
以下、そのときに伝えられたことの序盤も序盤のまとめ。
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ホロスコープとは人生の種のようなもの。
出生図にある星があらわすことを一生かけて取り組んでいく。
したがって出生図にあらわれていないことは、その人の人生にはあまり重要になってこない。
野村さんにとっては知性、情報がすごく大事。
天体だけでみると、火、風、土、水というエレメントでは「水」が一つだけと弱い。
けれど、その一つが天王星のため、水の表す”情緒性”が、
たとえばこまやかな気遣いは得意ではないかもしれないけれど、
人類愛や同情心などが不特定多数の人に向く、というすこし不思議な出方をすると思います。
オギャーと生まれたときに、射手座が輝いていて、
その手前に海王星がライジングしていたので、夢と理想に導かれていく人生。
だから、現実的なところはあまり得意ではなかったりする。
海王星はバーチャルなビジョンの星なので、
現実的なことよりも芸術関係やメディア関係、非日常を扱うこと、あとはお酒や薬、
そうしたものに親和性が高い、そういう星のもとに生まれています。
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って。実際のぼくを知っている人ならまだしも、ぼくと面識のない人なんかは、
いったいどう楽しめというの? という話でしたら、ほんとにすみません!
ただ、個人的には、
会って間もなくほとんど会話もしていない人の口から、
親しい友人に言われそうなことをのっけから告げられ、とても高揚したのでありました。
たとえば、”こまやかな気遣いは不得意”ってのは本当にそう思うし、
そのくせ漠然とした人類愛みたいなものをたしかに抱いていたりするのですよね。
そして、これを読んでいただいている方はご存知かもしれませんが、
現実面はかなり苦手でふわふわしており、芸術&メディア関係に縁があるのもそのとおり。
こんなことを、始まって5~10分くらいに告げられ、どうしましょう!
残りはまだ1時間以上あるわけで、そのときのワクワク感たるや想像つきますでしょうか。
ということで、ホロスコープ鑑定話、次回へつづく。
ニュー男子 拝