肩こりがひどくなると、老けリーマンに
以前ご紹介した寒さ対策、しっかり実践してくれてますか? かっこ悪くても使い捨てカイロや腹巻を使用し、冷えを予防することは健康の基本です。そんなことはわかっていても、日々の忙しさに追われ、冷えが定着してしまって血流が悪くなり、肩こりがひどくなっている方も多いのでは? 今回は、手軽に肩こりを解消し、軽い体を取り戻す方法をご紹介します。
肩こりの原因を勉強しよう
肩こりと筋肉の弾力性は密接に関わっています。筋肉が冷えたり、疲れたりすることで固くなると、肩こりへの第一歩。筋肉が固くなってしまうと血液だけではなくリンパの流れも悪くなり、老廃物がたまっていくのです。リンパの流れに乗って要らないものがちゃんと排出してくれないと、顔の筋肉までもが固くなって慢性的な肩こり状態に……。これではリラックスして仕事をすることもできないし、勝負しないといけないときにも肩こりの痛みや体の不調で力を発揮できません。
胸鎖乳突筋に注目しましょう
耳の後ろから鎖骨に向かう頸部にある筋肉を、胸鎖乳突筋と言います。首を曲げたり回したりする筋肉ですが、自律神経が正常に働くためにも大きな役割を担っています。ここをほぐすことでリンパの流れが良くなり、血流も改善できるので、PC業務をしながらでもいいので写真のように軽くつまむことを習慣づけましょう。耳の下から斜め前に向かってさするようなイメージでやってみてください。
恥ずかしがらず、肩回しを!
まずは姿勢を良くし、肩の力を抜いてください。両手の指先を肩につけたまま、ムービーのように大きく肩を回します。後ろから10回、逆回転を10回するだけでスッキリしますよ。
肩を上げてしまうと効果半減
肩こりがひどいときは、腕を動かすだけでもぎこちなくなりがち。肩を回そうと思ったら気合が入りすぎちゃって肩を写真のようにこわばらせように注意してください。反り腰で行うのも良くありません。背骨をまっすぐに伸ばし、リラックスして行ってください。肩こりで常に眉間にシワを寄せていたり、血流が悪くて青白い顔をしていたりすると、ハッキリ言ってモテません。モテリーマンでいるには、疲れていても爽やかな笑顔! 胸鎖乳突筋の存在をいつも意識し、頭をクリアにしてお仕事がんばってくださいね。