先月、放送開始からまる48年を迎え、49年目に突入した国民的アニメ『サザエさん』。そのメインスポンサーである東芝が来年3月をめどにスポンサーを降りるという報道があり大騒ぎになっています。そして早くも名乗りを上げたのが「YES、高須クリニック」。当然大喜利状態ですが、美容男子的に予測するなら…?
サザエさんからTOSHIBA撤退! YES高須クリニックで美容男子が増える?
もとは東芝一社提供だった『サザエさん』

アニメ版サザエさんの放送開始は1969年10月5日。当時は東芝の一社提供で、オープニングも最後は「TOSHIBA」の文字をバックに磯野家がグイグイ前に歩いてくる、というものでした。
しかし1988年11月からは、複数社提供に変更。
それでも東芝がメインスポンサーであることには代わりなく、そのため放送前後のCMは東芝の家電製品が多かったそう。
しかし間もなく50年という節目を前に降板することになったのは、この家電事業と大きな関係があるもようです。
“サザエさんへのCM提供は、もともと冷蔵庫や洗濯機といった東芝ブランドの家電製品をお茶の間に広く浸透させるのが狙いだった。だが2015年に不正会計問題が発覚し、白物家電事業は経営再建の一環で中国企業に売却した。エレベーターや鉄道システムなどの社会インフラ事業に注力する方針を掲げており、スポンサーを続ける意味合いが薄れていた。”
高須院長のフットワークの軽さはホントに素晴らしいと思います。 #もしも高須クリニックがサザエさんのスポンサーになったら pic.twitter.com/oiAIMu3JpK
— 北村ヂン@11/18大田区PiO (@punxjk) 2017年11月1日
テレビはハイビジョンだけど、電話は黒電話。
そんな時空の歪みを生き続けてきた磯野家にとって、テレビ買い替えどころじゃない騒ぎなのが、今回の東芝スポンサー降板です。
しかし、そこで名乗りを上げたのが高須クリニックの高須克弥院長。
これまでもリオデジャネイロオリンピックで資金難に直面していたナイジェリアの選手に支援金とボーナスをポイと支払ったり(しかも手渡すため現地へ)、東日本大震災や阪神淡路大震災など、災害時にもいち早く義援金を寄付。さらに被災地にお風呂を持っていったり、被災者の治療を1年間無償でおこなうことを発表したりと、豪速かつ豪快な社会貢献&パトロンぶりで話題になっています。
そんな高須院長が後継を秒速で名乗り出たことで、ネット上では大喜利状態です。
みんな考えることは同じなんですね。
ということで、同じことを考えていた私も例に漏れず「もしも高須クリニックがメインスポンサーになったなら」を妄想します。
もちろん美容男子目線も忘れない!
1.「隣人、西原理恵子になる」

これは多くの人も妄想していますが、もっともありえそうなのでとりあえずノミネート。
西原理恵子を知らないという若者のために説明しますと、彼女は高須院長の恋人です。
すでに他界したカメラマンの夫・鴨志田穣氏との間に一男一女がおり、その成長記録を綴ったまんが『毎日かあさん』がもっとも有名ですが、二人とも成長したことで最近「卒母」宣言。
高須院長とは数年前から恋人関係であることを認めており、『ダーリンは70歳』などの作品もあります。
常に行動をともにしていることからも、彼女が作中に出てくる可能性は否めませんが、隣人となったら伊佐坂先生の立場は…?
でも、これまた若い人はご存じないかもしれませんが、お隣にはかつて「浜さん」という太っちょ母さん率いる一家が住んでいました。
しかし1985年に「奥さんの療養」という理由で伊豆に引っ越し、そこにやってきたのが伊佐坂先生だそうです(いま知った)。
ついでにいえば、浜さん一家の前はやはり伊佐坂さん一家がお隣さんだったようで、もしかして伊佐坂さん一家がどこか別の場所に住んでいる間に浜さんが間借りしていたのかしらとか妄想が止まらない。
まあそんなわけで、お隣さんはこれまでも変わっているので、西原母さんが引っ越してくるのもありかも。
ちなみに伊佐坂先生は小説家、浜さんのご主人は洋画家。漫画家の西原母さんが住んでも遜色ナシ!?
……その場合の作画はどうなる。
2.「マスオ、二重になる」

カツオが一皮剥けるは先取りされてしまった&上品さを押し出したい当店としては、マスオさんに整形してもらいましょう。
ご存じかどうか、マスオさんはその落ち着いた物腰とは裏腹に、まだ28歳の若者。
でも、早稲田大学出身で、海山商事の営業課に所属しているエリートです。
推定年収800万とも1千万とも言われたこともあるマスオさんなら、営業で成績を上げるためにプチ整形をしてもおかしくない。
というか、そんなマスオが見てみたい。
3.「アナゴ、負けじとしわ取り」
整形後のマスオさんに嫉妬するかも!?
そんなマスオさんの親友が同僚の穴子さん。
マスオさんの隣の席に座り、「フグ田く〜ん」と気の抜けた声で語りかけるあの穴子さん(恐妻家)ですが、彼はさらに若く、なんと27歳。これはたびたびSNSでも話題になっているので、知っている人も多いでしょうか。
お調子者なところがあるので、フグ田くんが二重になったら、自分の老け顔をなんとかしようと高須クリニックに駆け込むかもしれません。
高須クリニックにはさまざまなしわ取りプランがありますが、気になったのはこちら。
注射式シワ取りPRP皮膚若返り治療
そんな穴子さんも京大出身のエリートです。
4.「ノリスケ、鼻に耳介軟骨移植」

マスオさんとアナゴさんが若返ったら、黙っちゃいないのがこの人。
そう、波平の甥でイクラちゃんの父親・ノリスケです。
公式プロフィールでは24〜26歳!?の割にやっぱり老けて見えるので、ここらでいっちょアンチエイジングいっときます?
いやその前に、ノリスケと言えば気になるのがあの団子っ鼻。
嫁が美人なんだから、そこ合わせちゃう? ということで、鼻をなんとかしようと(以下略)。
隆鼻術といえばプロテーゼがメジャーですが、高須クリニックはひと味違います。
耳介軟骨移植
なんと耳の軟骨の一部を移植するんですって!
“自分の体の一部を使うので、見た目も、触り心地もごく自然。生きた組織を移植するので、術後の生活での衝撃やケガにも強く、効果が半永久的に続くのが特徴です。また術後に包帯やテープなどを使用して保護する必要がなく、手術直後でも他人に気づかれる心配もありません。”
なんだか大変なことになってきた…!
ところでノリスケは、公式サイトにこそないものの、東大卒の噂もあります。入社数年めで伊佐坂先生の担当ができるぐらいなので、さもありなんですね。
余談ですが以前アニメで、マスオだかサザエだかに、勤め先の出版社の雑誌か何かの企画への協力をノリスケが依頼していたのですが、なんかほんとちょっと手伝うレベルだったその謝礼が5万円だかなんだかで、ノリスケまじそこ入れてくれと思った私です。
5.「波平、FUSSAになる」

ここまで来たら波平もまけてはいられません。
サイドはともかく、頭頂部には一本チョロリと生えているだけの波平の頭髪。
しかし彼は、その1本を大切にブローしたり(逆に抜けそうで怖い!)養毛剤を使ったり、ついにはヅラを買って家族から総スカンをくらったりと(笑)、頭髪に対する意識は相当にハイ。
そんな波平だって、じつはまだ54歳。
唐沢寿明、松本人志、そして、ブラッド・ピットとも同い年です!!!!!!
助けて高須先生!
ここはAGAかとも思いましたが、波平の薄毛はもはや初期とは言い難いので、ここはやはりがっつり植毛でしょうか。
高須クリニック医療植毛
というわけで、高須クリニックがスポンサーになったら男性キャラがハイパーな美容男子になるかもしれません。
YES、高須クリニック!
(ただし当サイトはむやみな整形を推奨しているわけではありません)
西まごめ
浜夫人の容態が心配…!!!
週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。