ボディバッグ、トートバッグ、レザーバッグ、バックパックと、おそらく美容男子読者の皆様はこれらのバッグ、どれかひとつは持っていると思います。説明する必要もなく、このようにバッグには色々な種類があるのですが、その中で、ある程度、生活に変化が訪れないと購入を考えないものがあります。それがスーツケースです。
初めてのスーツケースの選び方・オススメのスーツケース(キャリーバッグ)
1. スーツケースは使用する時に買っているようでは遅い

友人や彼女と旅行に行く、里帰りをする、出張する、といった時に活躍するスーツケース(キャリーバッグ)は、生活――すなわち行動する範囲、行動内容(予定)に変化が訪れた時に購入を考えるものだと思います。
ですが使用する時になって、「どれがいいかな」とショップ、あるいはネットを閲覧しているようでは遅いのです。
「そろそろ使うかもしれない」と考えている今から、「どんなスーツケースがあるんだろう?」と、事前にタイプや値段を調べておくのが失敗しないスーツケースの買い方。
デザインの良し悪しや機能性の高いスーツケースのリサーチです。
選ぶ時間・比べる時間が少ない買い物は失敗を生みます。
切羽詰まった感じでの購入は絶対にNGです。選ぶ時間に余裕を持つ、まずはこれが大切。
これは美容に共通していることと言え、シミが出来たから~、荒れてきたから~なんてケアしているようでは遅い、ということによく似ています。
2.スーツケースを買う時の注意点・スーツケースの選び方
かぶらない方が空港で便利!
では今のうちにスーツケースを買おうと考えた場合、「これカッコいいな」とネットでデザインだけで購入を決める、「安いからこれでいいか」と値段だけで購入を決める、これは安直です。
大きさ・材質が重要であることはもちろん、旅行(国内か、海外か)で買うのか、出張で買うのか、その辺りを踏まえて選ばなくてはいけません。
だいたいの目安として、
★30L~50Lは国内旅行メインの方(5泊)
★60L~100Lは海外旅行メインの方(10泊)
となります。
そもそも見た目や値段で買うということは、大量の荷物を運ぶことが役割というスーツケースの本来の目的から外れた選択と言えます。あるいは口コミが素晴らしいということだけで購入を決めるといったことも同様で、ステマに騙される可能性、加えて評判や安価で購入するということは、同じスーツケースを購入している人が多く、ひいては空港内の手荷物受取所に自分と同じデザインのものが多く並ぶという恥ずかしいだけでなく、取り違えという面倒なことにも繋がります。
それは後悔への繋がりです。
後悔しないためには、機能性をしっかりと確認しなければいけません。
◇ スーツケース(キャリーバッグ)の選び方・購入時、重視しなければいけない箇所 ◇
★フレームタイプ・ファスナータイプ
★大きさ
★重量
★強度
★キャスター(車輪)
★カギの有無
★インナーフラット・アフターフラット
これらがスーツケース(キャリーバッグ)を選ぶ時、注意する点になります。
3. フレームタイプとファスナータイプの違い
スーツケースには、
フレームタイプ→ 機械式レバーでロックするタイプ(セキュリティが高い)。入れ方次第でかなりの容量が入る。
ファスナータイプ→ ファスナーで開けるタイプ。軽量で(使い勝手がいい)、フレームタイプより値段が安い。
があり、どちらにおいても言えることですが、
・頑丈で運びやすい
・持ちやすいそんなハンドル(持ち手部分)
が大切となってきます。つまり手に負担がかかるようなハンドルは選ばないようにしましょう。
これは実際に著者が見た話なのですが、ハンドルを持って駅の階段を下りていた人がいたのですが、そのハンドル部分が外れ、スーツケースが階段から滑り落ちる光景に遭遇したことがあります。
階段に人がいなかったから良かったものの、もしいたらと考えるとゾッとします。
トラブル防止のためにも強固で持ちやすさを基準にハンドルを選びましょう。
4. スーツケースのサイズ
様々な通販サイトを見て頂ければ分かるのですが、「S・M・L」といった表記で選ぶのは避けて欲しいのです。
なぜなら洋服や靴同様に、メーカーによってその定義が違うから。
3辺(縦・横・高さ)の長さをしっかりと確認しましょう。
ちなみにJAL・ANAにおいて機内に持ち込めるサイズのものをお探しならば、どちらにおいても100 席以上の飛行機ならば「縦+横+高さ」の長さの合計が115センチ以内のもの、100 席未満の飛行機であれば、合計100センチ以内のものと定められています。※重さは10 kg 以内です。(キャスター・ハンドル部分、含む)
そして機内持ち込みではなく、荷物を預けるのであれば、JAL・ANA共に「縦+横+高さ」の合計が203センチとなっており、加えてJAL国内線エコノミークラスだと23キロ(×2)までで(補足:ファースト・ビジネスですと、32キロ(×3))、ANA普通席ですと20キロまでが無料となります。
ようするにこれ以上の重さ(大きさ)ですと、「別途超過手数料」が発生することになります。
すなわちお得に旅をしたいのならば、次にご説明する「5.重量」がとても大きく関わってくるのです。
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