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秋うつは魚介で撃退!細胞レベルでアンチエイジングを!【季節性うつ病】

秋うつは魚介で撃退!細胞レベルでアンチエイジングを!【季節性うつ病】

深まる秋、気温の低下とともに気分が落ち込んでいる人はいませんか?日照時間が減少する秋から冬にかけては「季節性うつ病」を発症する人が多くなります。夏にパリピが多いのは太陽のせいといっても、あながち間違いではなかったのです。でもご安心を。魚を食べておけばなんとかなりそう!

秋うつは魚介で撃退!細胞レベルでアンチエイジングを!【季節性うつ病】

1. 秋の鬱!そもそも季節性うつ病とは?

 

うつ病には「新型」だの「躁うつ」だのいろんな種類がありますが、季節性うつ病はその名の通り、季節によって周期的に起こります。だいたい10月ごろから症状が出始め、3月ごろになると回復するというサイクルが一般的。
つまり、秋から冬にかけて発症するうつ病のことで、「季節性感情障害」とも言われています。

ではなぜ秋になるとうつ症状が出てくるのか? 
主な理由は2つです。

 

その1・日照不足

 

朝日を浴びると「幸せ物質」と呼ばれるセロトニンの分泌が活発になる…とは

今度こそ二度寝と決別!早起きの利点とスッキリ目覚める6つの方法

こちらの記事でも触れた通りですが、逆もまた真なり。
夜が長く日照時間が短くなる秋冬は、それだけセロトニンの分泌量が減ってしまうということ。

もう少し詳しく言えば、日照時間が減るとセロトニントランスポーターというタンパク質の量の変動が激しくなり、セロトニンを回収しすぎてしまうため、結果不足してしまうということらしいです。ここは読み飛ばして結構です。

その2・体内時計が狂う

 

人間は朝日を浴びた段階で体内時計にスイッチが入り、そこから睡眠ホルモン(メラトニン)を分泌するようにしています。ところが日照不足になると、この体内時計にうまくスイッチが入らず狂いが生じてしまうのです。
冬は寒くて布団から出るのもしんどいため、ついつい寝坊しがちになり、結果朝日を浴びるタイミングが遅れる…という可能性も個人的には感じます。

こうした要素が重なって、全体的に生体リズムが崩れることで、発症するのではないかというのがおおよそのところです。

 

2. あなたも季節性うつ病?

 

一番の特長は冒頭で述べた「秋になるとテンションが下がる」ことですが、もう少し具体的に症状を見ていきましょう。
秋の訪れとともにこうした症状が強くなるようなら注意が必要。
また、いったん発症すると毎年繰り返すという説も!

 

季節性うつ病の主な症状

 


□ 気分が落ち込むことが多い
□ 以前ならこなせた仕事をうまく処理できない
□ ぐったりとして疲れやすい、体を動かすのがおっくうになる
□ 今まで楽しんできたことを楽しめない
□ 考えたり、集中する力が明らかに落ちている
□ ふだんより睡眠時間が長くなったり、朝起きられなくなる
□ 食欲が減退したり、逆に亢進し、炭水化物を中心に食べ過ぎてしまう”

出典:日本医療・健康情報研究所

 

3. うつ対策!魚介類に含まれるEPAがセロトニンをカバー?

 

そんななか、9月26日に国立がん研究センターなどが発表したのが、今回の「うつ病には魚介類がいい」説です。

 

“青魚などの魚介類をよく食べる人はうつ病のリスクが低下するとの調査結果を発表した。サバやサケなどの大きめの切り身などを毎日食べるとよいという。エイコサペンタエン酸(EPA)などの脂肪酸がうつ病のリスクを下げたとみられる。”

出典:日本経済新聞

 

長野県に住む男女を対象に、20年以上に及ぶ調査をおこなった同チーム。
食生活などのアンケートをもとに、魚介類の摂取量別に1日57グラム、84グラム、111グラム、153グラム(ともに中央値)の4グループに分けたところ、57グラムの群に比べて111グラムの群はうつ病を発症するリスクが半減したとのこと。

EPAがどのようにうつ病のリスクを下げたのか、詳しいメカニズムまでは報じられていませんが、魚を食べる人はうつ病になるリスクが低い、という説はこれまでも存在しています。
さらに、攻撃性や暴力性を制御するとも言われています。

“アメリカのジョセフ・ヒベルン博士による世界26か国を対象にした調査ではその国の魚の消費量と他殺件数には逆相関の関係があり、魚を食べない国ほど殺人が多いという結果がでたそうです。”

出典:DHA・EPAの効果

 

その原因のひとつとして、EPAと同じく青魚などに豊富に含まれるDHAが関与しているのでは、という声も。
日本でも学生を対象に、DHAが攻撃性(敵意性)を抑制するかどうかを調査したことがあり、DHAを摂取した群のほうが、ストレスに置かれたときも敵意性の低下が見られたとしています。

こちらも詳しいメカニズムは「???」ですが、一説によればDHAがセロトニンの働きをよくしたのでは、ということ。

今回の発表は、「DHAと違ってEPAは中性脂肪の抑制など、主に健康面での効果が注目されていたけど、やっぱりDHAと同じようにメンタルにも効果があるっぽいよ!」ということです!

◆魚介類はもちろんアンチエイジングにも!

 

そんなわけで、うつ病リスク低下の可能性が報じられたEPAですが、もとを正せばカラダに超いい物質。

とくに血管や血液の健康維持に役立つことで知られています。
「血液サラサラ」ってなんかおじいちゃんぽいですが、全身に60兆個も存在する細胞に、酸素と栄養を届けるのが血液で、その通り道が血管! 
道路が古い高速なみにボロボロだったり、旧道ばりに細かったり、障害物だらけだと渋滞を起こすように、血管が元気でいることはアンチエイジングの基本。
そして、中を通る血液が清流のごとくサラサラでないと、細胞にろくでもない毒素が入り込んでみるみるうちに老け込んでしまいます。

というわけで、EPAはこの秋、改めてとっておきたい栄養素です。
しかも体内でDHAに変換するとも言われていますので、一石二鳥、一挙両得。

鮮度がよく、脂が乗った旬の魚に多く含まれているそうなので、これからならサンマやブリなんかがおすすめです。

もちろん、今回の発表は「季節性うつ」に限らず、うつ全体を低下させる可能性を示唆していますので、年中気分がふさぎがちという人は、より一層、魚を食べるように努めましょう。

 

 

西まごめ

魚を~食べ~ると~頭がよくなる~♫

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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