来たる9月15,16,17日にF1のシンガポールグランプリが開催されます。モータースポーツといえば男、いや漢の憧れ。命をかけてスピードを競うそのヒリヒリ感がたまらない! と話していたら、副編集長めとき子が「漢メシ休んでサーキットに行こう」と言い出しました。飲食店さんへのアポ取りをサボりたいだけの副編。年上だから逆らえない……ということで、編集長松井はこのたびサーキットに行ってきました。普段着で。
シンガポールの灼熱の盛り上がりを千葉で妄想

やって来ましたここは千葉県、フォレストレースウェイ袖ケ浦です。映画「ワイルドスピード」では、屈強なレーサーに超絶美女たちが群がるおなじみの冒頭シーンがありますよね? なぜか僕はそのシーンをイメージして東京を出発していたんです。もちろん僕に美女がむらがる展開になるとは思ってませんよ? タイヤの焦げる匂いをかぎながらレース観戦中の美女を観戦する僕。それでいいと思っていたんですが……。
思いがけず、レーシングスーツの強さを勉強

めとき子にうながされ、モタスポ部(モータースポーツを愛する活動をしている)主催の教室に参加。キャップをかぶっているのが僕ですが、マジメに聞いていることがよくわかると思います。英国数的な勉強は嫌いでしたが、何かに特化した事項を学ぶのは大好きなんで、レーシングスーツの素材について気がつけば真剣。メモも取りました。
が、後日、この写真を見てめとき子のつまらなそうな顔に打ちのめされました。やっぱりか、と。
漢が教え、漢が聞く、漢だけの教室

聞いてびっくり。レーシングスーツというものは、安くても10万円以上する。とにかく燃えにくいことにこだわっているらしく、生地を縫い合わせている糸まで不燃性の高いものを使用しているとか。F1では燃えさかる車の中からレーサーが脱出している場面を見ることがありますが、そこまでハイクラスなレースじゃなくても不燃対策は必要らしい。グローブ、ブーツ、ヘルメットなどのすべてが特殊素材。特殊と聞くと、欲しくなってくる。いやそれよりスポンサーとして「美容男子」とレーシングカーに書きたい。「BIYOU DANSHI」かな? ちょっと長いか?
イケメンレーサーを突撃インタビュー

露出度の高い美女は一人もいなかったけど、イケメンレーサーを発見。アルバイトをしながらレースに参加しているという20歳の彼(所属が決まるまで匿名希望)。引き締まった体は筋肉しかないという感じで触ると固い。っていうか若い。レース一本で食べていけるようになるにはF3クラスで優勝を重ねないと難しいと聞き、違うヒリヒリ感を味わっている様子。でも、夢が大きいっていいですね!
アスリートはいつでも脱げるカラダ
編集長の頭の中のレース場イメージ
そして背中に電流を‥‥…エナジーテラピーを初体験

取材を終えて一息ついていたところに、モタスポ部の方が「あっちにエステサロンがありますよ」と謎の情報を伝えにきました。レースで疲れた体を癒すために、場内にエナジーテラピーの臨時エステサロンが開設されていたんです。エナジーテラピーというと、読者の皆さんは聞き覚えがないひとが多いと思いますが、僕は知っています! 微弱な電流をエステティシャンの手を通して体に流す施術で、血液とリンパの流れを良くしてくれるものなんです。レースに参加していないので疲れていなかったけど、おそらく「やってみろ」と言われると思ったので、自らお願いしてみました。背中、気持ちいい~。
夢は大きく、F1のスポンサー! BIYOU DANSHI!

あらゆることが勉強になった今回の漢メシ番外編。まずは千葉にサーキットがあるんだから始まって、レーシングスーツが高いこと、燃えにくいことは大事だということ、レーサーになる道は険しいこと、たまに出張エステがあることなど。食べてばかりの取材もいいけど、知らない世界を垣間見れる番外編もたまにはいいかも。とりあえずBIYOU DANSHIのロゴ、考えようと思います。
スポンサー企業になる! と鯉のぼりに誓いました