三度めの不倫報道で、はからずしも「若かりし頃めっちゃかわいかったこと」が明らかになった斉藤由貴。同時に、1度目の不倫相手とされる尾崎豊の名曲が、「斉藤由貴とのことを歌ったのでは?」という懐かしい話題も再燃しています。「不倫は文化」といったトレンディ俳優もいましたが、そう、不倫をテーマにした名曲は結構多く存在するのです。ナイトプールでインスタよりも、地元の友達とカラオケオール!という夏をお過ごしの皆さま、今夏は「不倫しばり」という選曲もできますよ……。※2019/01/15更新
不倫は文化?名曲揃いの不倫ソング!斉藤由貴&尾崎豊『I LOVE YOU』…
1. 宮迫博之、上原多香子。まだまだ不倫が止まらない
芸能人の不倫はもはや当たり前!?
宮迫博之も再度の不倫疑惑が報じられ、2017年8月11日、自身がレギュラー出演する「バイキング」で深々と謝罪をしました。
いっぽう、松本人志は芸能人が不倫で叩かれまくる現状に「しくしく泣いている」と心情を吐露。
「女遊びは芸の肥やし」といいますが、いよいよ夜遊び芸人・本丸の松本人志がすっぱ抜かれる日も近い!?
……と、巷で話題になっているとかいないとか。
ただ、バイキングメンバーも積極的にいじっていた宮迫の不倫疑惑と違い、もはやシャレにならないのが女性セブンが報じた上原多香子の不倫疑惑。
今井絵理子議員に続き、SPEEDメンバー、これで2人め。何より、その内容が……。
不倫にいいも悪いもありませんし、そもそも「当事者間の問題」であることはもちろんですが、この2人の疑惑が事実であるならば、袋叩きにされたベッキーはなんだったんだ、と思うレベル。
いま、HIROは何を思うのでしょう。
それ以上にHITOEは。
2. それでも不倫は文化の宝庫!名曲ザクザク

とはいえ、不倫をテーマにした作品は数多く、映画、小説、ドラマと数え上げればきりがありません。
そのなかで今回注目したいのは「歌」。
「ゲス不倫」の生みの親・川谷絵音はバンドマン。
そして、魔性の女、斉藤由貴の不倫と関係あるといわれる曲もあるのです。
不倫を憎んで、作品は憎まず。いろんな形で「不倫」な名曲を集めました!
◆当事者パターン
これは、不倫騒動を起こした人が関与しているパターンです。
その歌そのものは不倫と関係がない場合もありますが、「……あの人のこと、歌ってるんでしょ?」と目される曲達も。
・『I LOVE YOU』(尾崎豊)
最近では息子の裕哉も歌い継いじゃっている不朽の名作。
こちらがシングルカットされたのが、斉藤由貴との不倫騒動真っ只中の1991年だったこと、そして、「紙の長い女性が青年に寄り添う姿」がジャケット写真に使われたことから、「斉藤由貴に捧げた曲なんじゃないか」という説が飛び交いました。
しかし、この曲が最初にリリースされたのは、そこから遡ること8年前の1983年。
まだ2人は出会っていません。
あ、じゃあ「OH MY LITTLE GIRL」(94年)は!?と思ったのですが、こちらも初出は83年でした。ゲスくてすみません。
息子も歌っているぐらいだものね、となんとなくほっとしました。
・『LOVE』(斉藤由貴)
そんな斉藤由貴が92年に出したこのアルバムこそが、尾崎豊のことを歌っているともっぱらの噂!
全曲本人の作詞によるものだそうですが、こうして曲名だけ並べてみても意味深です。
1.いつか
2.ホントのキモチ
3.Yours
4.朝の風景
5.誰のせいでもない
6.このまま
7.MOON WALTZ ~月の輪舞
8.LETTER
9.朝の風景 (インストゥルメンタル)
10.Julia
11.意味
・『藍色好きさ』(indigo la end)
こちら、ゲス不倫の元祖、川谷絵音が「ゲスの極み乙女」とは別に活動していたバンドからリリースした曲です。
ゲス川谷のゲス不倫といえば、もはや懐かしいの域に入っていますが、そう、ベッキー。
川谷自身も、「ゲスの極み乙女ではないけれど、ベッキーを思って書いた曲がある」と言っちゃってまして、ほぼこの曲ではないかと確実視されております。
“君が好きだってこと以外はこの際どうだっていい”
といったあたりが、そう指摘される所以ですが、個人的には
“足しても引いても僕らは
いつも違う数になって
答えが出ては抱き合って笑った”
というくだりが不倫の切なさをうまく表現しているなあと思います。
ちなみにベッキーの瞳の色は藍色ではありません。
バンド名が「indigo」ゆえに「藍色」は自分を指しているのでしょうか。
そんな藍色さんはほのかりんとも破局。
彼の通ったあとには草木一本生えない。
・『Body & Soul』(SPEED)
SPEEDデビュー曲。とはいっても、当時彼女たちはまだ中学生になるやならずやのガキンチョで、当然不倫もへったくれもありません。
“1995年11月、『THE夜もヒッパレ』内でグループ名を公募し、1996年1月にグループ名が決定。1995年に初めてテレビ出演した際は「島袋寛子(小5/11歳)今井絵理子(小6/12歳)上原多香子(中1/12歳)新垣仁絵(中2/14歳)」であった。1996年8月5日、シングル「Body & Soul」でメジャーデビューした。”
ただし、その歌詞を紐解くと思わず身震い。
“甘い恋のかけひきは
言葉だけじゃ足りないから
痛い事とか怖がらないで
もっと奥まで行こうよ いっしょに……”
あの時誰が、こんな日が来ると思ったでしょうか。
ノストラダムスか。
◆「不倫がテーマ」パターン
こちらは、曲そのものが不倫を思わせるという「作風」パターンです。
「不倫ソングです!」と名言されていない曲も多いですが、「…だよね?」というのも含めて集めています。
カラオケの定番も多いですね。そして、結構泣ける歌が多い。
・『Can’t Stop Fallin’ in Love』(globe)
230万枚の爆発的ヒットとなった、4thシングル『DEPARTURES』発売から1年も経たずに出した7枚目のシングルがこれ。
globe全盛期になんでまた不倫の歌を! と思った人も多かったのではないでしょうか。
この曲が不倫ソングと言われる所以は、出だしの歌詞に大きなヒントがあります。
要は、
「いつもは結婚指輪を外していたのに、どうして昨日は奥さんと腕を組んでいたの?」
ということなのですね。
当時ピュアだった私はその辺の行間がわからずに、「いつも指輪(カップルリング)を外すぐらいそっけない彼が、今日に限って私と腕も組んでいるのはなあぜ? 浮気でもしてんの?」ぐらいにしか思っていませんでした。
近い! 近いけど惜しい!
その後の歌詞を読めば、不倫だろ、とわかりそうなものですが、その辺はもう勢いだけで歌っていたので深く考えていませんでした(バカ)。
改めて聞くと、マーク・パンサーのラップが結構容赦ないです。
つーか、奥さんといるトコロを見かける……って、家、近すぎね?
ちなみに小室哲哉には3度の結婚歴がありますが、当時は華原朋美とまだ交際しており、独身。
じゃあこれってkeikoとの浮気ソング? という解釈を無理やりしてみようと思いましたが、この曲のリリースは1996年。
他方、華原朋美と破局したのが99年と言われており、その後2001年に元dosのASAMIと結婚、翌年3月離婚して、11月にKEIKOと再婚していますので、えらい忙しいなと思いながらも、少なくともkeikoとこの曲とは関係がなさそうです。
・『Missing』(久保田利伸)
はい名曲。
“出会いがもっと早ければと”
は、不倫の定石ですね。
そのあとの
“I miss you 許されることならば
抱きしめていたいのさ
光の午後も 星の夜もBaby”
ここで、許されざる愛だとわかります。
しかし日本人で「Baby」がこんなに届く歌声ってそうないですよね。
そして今知ったのですが、こちらシングルカットされていない!
ちなみに自身は2004年に11歳下の日本人女性と結婚しています。
…が、「まさかこれも不倫して生まれた曲?」と邪推してしまう悲しきSAGA。
するとなんと、過去に高樹沙耶と密会疑惑があったとのことでした。
当時、高樹沙耶は中西圭三と婚姻関係にありましたが、2年で破局。
そこに久保田利伸の存在が関わっていたかどうかは噂の域を出ませんが、とはいえこれは98年頃の話。
そしてこの曲は86年リリース、ということなので、
「当事者パターン」に入れるのは止めました。
…じゃあ尾崎豊も外した方がいい気もしてきました。
変に分けるのではなかった。
・『LOVE AFFAIR』(サザンオールスターズ)
ちょっと疲れてきたので巻きでまいります。
こちらは「LOVE AFFAIR」という言葉自体に、「浮気」を含んだ恋愛関係という意味が含まれているから「不倫ソング?」と目されています。
まあ副題が〜秘密のデート〜ですから。
そしてウィキペディアはこんな解説。
“タイトルの「LOVE AFFAIR」は「不倫」を意味するものであり、不倫相手(『君』)を愛するが家族も捨てる事は出来ないという男(『僕』)の切ない複雑な気持ちが綴られている。”
・『恋に落ちて』( 小林明子)
こちらはTBSドラマ『金曜日の妻たちへIII・恋におちて』の主題歌だったがために、「不倫ソング」の定番といわれております。
“土曜の夜と日曜の
あなたがいつもほしいから”
あたりは不倫関係を彷彿とさせますよね。
作詞は湯川れい子さん。作詞を頼まれた時のことをこう明かしています。
“不倫のドラマだから不倫の匂いをさせてくださいって。”
だからこれは不倫ソングでオッケーです。
なお、この歌の魅力については、平匡さん、じゃなかった。星野源がラジオで語っています。
“なんか改めて歌詞を見たら、不倫じゃなくても成立するところに留めているなという。たとえば、彼女がいる男の人を好きになってしまった女性の話だったり、二股をかけられている人、二股めの人の視点の歌とも読めますね”
・『この夜を止めてよ』(JUJU)
不倫かどうかはわかりませんが、不倫の切なさを重ねることができる曲として人気です。
自身も「恋をしてはいけない人を好きになってしまった歌」と言っているそうなので、当たらずとも遠からじ、でしょうか。
選曲があまりに渋いので、ちょっと新しめの歌も入れておかなければという忖度でラインナップにいれました。
“「愛してる」っていうあなたの言葉は
「さよなら」よりも哀しい
これ以上 何も言わなくていい
だから この夜を止めてよ”
余談ですが『ラストシーン』や『Distance』も泣ける歌として人気です。
・『陽のあたる場所』( 浜田省吾)
最後はまたもや渋すぎますが、ハマショー!
ハマショーといえばウォウウォウなイメージですが、この曲は不倫を男性側から歌ったものとして、昭和の男(上司世代)からはとくに知られているようです。
“奪うだけ奪い何ひとつ君に与えられない僕を誰よりも許せずにいるのは僕さ”
“もう二度と会うのはよそう 君の人生を引き裂く前に”
ウォウ、まじだ。
この曲を藍色君にささげて、おしまいにしたいと思います。
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西まごめ
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週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。