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夏にも流行するパラインフルエンザとは?インフルエンザとの違いを解説!

夏にも流行するパラインフルエンザとは?インフルエンザとの違いを解説!

インフルエンザは冬から春前に流行する感染症ですが、春から初夏、ウイルス自体は年間を通して検出されているパラインフルエンザをご存知ですか?聞きなれないウイルスですがインフルエンザとは違うもの。パラインフルエンザは冬以外にも流行る可能性があり今の季節も注意が必要なのです。

パラインフルエンザとは?インフルエンザとの違いを解説!

1. パラインフルエンザってなに?

意外な季節に猛威をふるうこともあるパラインフルエンザ

出典:大阪府立公衆衛生研究所

 

冬に流行るインフルエンザは全員が知っていると思いますが、パラインフルエンザって聞いた事ありますか?
聞きなれないウイルスですがこれも私たちが普通に感染する風邪の一種なのです。
インフルエンザウイルスによく似ていますが、パラインフルエンザウイルスは小児のクループをはじめ鼻炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症を起こす事が知られています。

パラインフルエンザの主な症状は発熱、咳、声のかすれなど。

特に小さい子供が感染しやすいので流行った時は注意が必要です。
実は風邪は正式な名称ではなく、さまざまなウイルスや病原菌によって起きる上気道感染症の総称。原因のウイルスは無限にあるので風邪は基本的には特効薬はなく、その原因のウイルスのひとつがパラインフルエンザウイルスなのです。

 

パラインフルエンザ月別検出結果(大阪府立公衆衛生研究所)

 

 

2. パラインフルエンザはどんな症状が出る?

 

インフルエンザと名前に付いていますが、インフルエンザウイルスとは異なる種類のパラインフルエンザ。
感染対象は小さな子供に多いのです。
症状は肺炎、下気道炎、咽頭炎などからくる発熱、咳などでいわゆる風邪と似た症状を発症。特効薬がないので一生のうちに何度も感染します。
潜伏期間は約1週間程度。
咳などによる飛沫感染で人から人に移ってしまいます。
ウイルスは飛沫感染で1時間、付着した状態で数時間の感染力を保ちます。

そしてパラインフルエンザウイルスは4種類に分けられます。

 

・HPIV-1(1型)

 

上気道炎、下気道炎のほか子供のクループ症候群の原因になる事も。耳下腺炎を起こす事もあります。

・HPIV-2(2型)

 

毎年または隔年で秋に流行する傾向あり。子供の咽頭、気管や気管支の炎症を起こしますが、2型よりも1型のウイルスの方が流行を起こしやすい。上気道炎、下気道炎の原因になるウイルス。こちらも集団感染の原因にもなります。

・HPIV-3(3型)

 

こちらは春から初夏にかけて多く見られる3型。ウイルス自体は年間を通して検出されます。肺炎や細気管支炎を起こす事があります。非常に感染力が強く、肺炎、細気菅支炎の原因になるウイルス。感染力が強く耳下腺炎を起こす事もあります。

・HPIV-4(4型)

 

あまり検出される事のないとされており、また感染しても不顕性感染が多いと言われています。

パラインフルエンザは重症化しやすい、呼吸器系には要注意です。
特に赤ちゃんや乳幼児が初めて感染すると重症&長期化しやすいので注意して下さい。

 

3. 夏だからこそ、もう一度見直そう風邪予防!

楽しい夏に風邪なんて引いてる場合じゃないですよね!!

 

しっかりと予防していていれば防げるパラインフルエンザ。
冬場はマスクをしたりうがい手洗いを徹底しますが気が緩みがちな春、夏場。
もう一度見直しましょう!

 

【パラインフルエンザの感染経路】

 

・接触感染

ウイルスと細菌が風邪の原因。パラインフルエンザウイルスの風邪をひいている人が咳をした時にウイルスが飛び散り、周りの人が吸い込み鼻やのどに感染していき風邪が流行ります。

・飛沫感染

感染した人がウイルスの付いた手でドアノブなどをつかみ、他の人が同じドアノブを触り、その手で鼻や目を触るとウイルスに感染してしまいます。

ウイルスは生きた細菌に寄生して、細胞内で増える微生物のこと。とても小さいので肉眼ではもちろん顕微鏡でも見ることは不可能です。
※細菌はウイルスよりも大きい単細胞の微生物の事を言います。
風邪を引き起こすウイルスは鼻や喉、気管の繊毛の細胞に感染出来る能力を持っていて、増殖しながら細胞を壊して外へ飛び出し近くの細胞に感染します。

大人は軽い風邪で済みますが、赤ちゃんや小児には簡単に感染してしまいます。
パラインフルエンザは感染力が非常に強いです。
ものに付着したウイルスは数時間感染力が続くと言われています。
手洗い、うがい、マスク。
これは基本的な事ですがとても重要です。

油断しやすい夏。特に夏バテで免疫力も低下しがちなこの季節だからこそ、今一度しっかり予防を考えてみてはいかがでしょうか?

 

パラインフルエンザとは?インフルエンザとの違いを解説!

  • 1. パラインフルエンザは風邪の一種
  • 2. 大人よりも幼児は特に注意!
  • 3. 夏だからこそ風邪予防を見直しましょう!

ライター後記

パラインフルエンザは春から初夏にかけて多く見られます。
私の娘も1歳くらいの時にクループになりコンコンとした咳に眠れない夜が続きました。大人は軽い風邪で済みますが注意したいのは赤ちゃんや小児です。小さい赤ちゃんがいるお家は自分が軽い風邪にかかってしまった時でもマスクをして注意しましょう。
そして冬場だけではなくうがい、手洗いを習慣づけしましょうね。夏風邪は長引くので気をつけましょう!!

 

AI

夏を謳歌するなら風邪予防を忘れずに!!

好きなもの:ハワイ、サーフィン、海 宝物:家族 2人の娘と旦那さま♡ いつもキラキラ笑顔で毎日を過ごすのが目標。お役に立つ情報を提供したいと思います!

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