睡眠導入剤混入、殺人未遂で准看護師が逮捕！混入の一部始終の動画が恐ろしい！

タイガーウッズやインパルスの堤下が睡眠薬を飲み運転したことで逮捕され話題にも！

容疑者の働く老人ホームの同僚の女性と運転していた夫の車が千葉県佐倉市の市道で中央線をはみ出し対向してきたワゴン車と正面衝突事故が逮捕のキッカケに。
女性が肋骨を骨折する重傷を負い、車を運転していた夫とワゴン車を運転していた男性が軽傷を負ったという。
事故後の血液検査で運転していた夫の血液から睡眠薬の成分が検出され、これまでからこの施設で起きていた職員の急な体調不良なども視野にいれ、関係者から事情をきいていたという。その中から今回逮捕された波多野容疑者が浮上したという。

波多野容疑者はこの事件に対し、薬を混入したことを認めているという。2人が車で帰宅する事や薬の効能も把握したうえで犯行を行ったものとして、殺人未遂での逮捕となった。

◆不可解な事が連続して起きていた！？

同じ施設で勤務していた30代の女性は、「体が急にふわっとしてきて、そのあとは立っているのもしんどくなった。その後はほぼ覚えていない」と話した。他の職員も急な眠気や体調不良を訴えていたという。そして2月には、同じように体調不良を訴えた職員が帰宅中に事故で亡くなっていた。

職員の中では「波多野さんがお茶に何かを入れていた」と噂になっており、同僚が机の上にスマホの録画機能をオンにして席を離れた。5分ほどして戻ると今回衝撃の薬混入の動画が撮られていた。

動画では顔は分からなかったが、おいてある飲み物（コーヒー）に白い液体を混入。一度はその場を離れるが戻ってきて容器を振り混ぜ合わせている姿がとらえられていました。何気ない世間話をしながら薬を混入する姿に恐ろしさを感じます。

◆睡眠導入剤の大量摂取はどんな影響が？

現在、医療現場で使用されている睡眠薬や睡眠導入剤は、昔に使われていたもの（強制的に眠らせる）とは考え方から違うもので、脳の働きを沈静化させる精神安定剤の要素が強い薬になっています。

そのため睡眠導入剤を大量摂取しても死に至るというものではなくなっています。

とは言え、程度にはよりますが大量摂取した場合は肝臓にかかる負担は多大なもので、解毒が間に合わず、ひどい頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気などといった辛い症状が長く続きます。
強い眠気は中々取れず、筋弛緩のため体中の力が抜けたり健忘といった記憶の損失の可能性もありえます。

当然この知識を持ったうえで何度も犯行に及んだ波多野容疑者。一体その目的とは何だったのでしょうか？