昨日の話。
夢に、かつて仕事をいっしょにさせてもらっていた編集者Aさんが登場し、
その夢の中の設定では、どうやらぼくとその人は同じ星から地球にやってきた仲間みたいなことになっていて、
なにやらバッジのようなものを渡されたりし、
そこに集った仲間たちで波動を絵にしてプリントしたTシャツを作ろうという話になっていた。
とても鮮明なその夢から覚めると、
今個展をしていることをAさんに伝えていないことにはたと気づき、
これは即座に連絡しなくては、と思った。
と思ったものの、
もう個展は終盤だし、大先輩に今さらの連絡などは無礼なんじゃないか?
今からじゃ案内状を出すのもあれだしメールでお誘いするってのもなんだし。
落ちついたらまたあらためて連絡すればいいよ。
矢継ぎ早にそうしたまっとう風の声が聞こえてきて、
そうだ、そうだよね、とばかりにダラダラ過ごしていたものの、
やっぱり、どうしても、気になっている自分を抑えきれず、
フェイスブックをひらき、メッセージを送った。
最初はさらりと書いたものの、どこか嘘をついているように感じて、
「今朝の夢に出てきたのです」というフレーズを加え、送信。
はたしてやってきた返信は「行けるとしたら今日かな」というもの。
行けるとしたら今日ということは、行くという答えでもないのだろうし、
今日は家でスットクが尽きたニュー男子を書いておきたいしゆっくり休もうと決めていたし、どうしよう。
するとこれまた6、7年会っていない別の方より
「今日行けます!」「あ、今日はいない日なんですね……。来週あらためます」という2通のメッセージ。
生きていると、
たとえば、立て続けに同じ人の話を別の人からされたり、
こうした合図を送られているかのようなタイミングだったり、
なにがしかの意思のようなものを感じてしまう出来事というのはあって。
そうした際には、自分の考えみたいなものはほっぽり投げ、
おとなしく宇宙の意思のようなものに従うように心がけている私は、
あわてて着替えて歯磨きして寝癖はもうそのままに新宿へ向かったのでありました。
で、なにが起こったかというと、二人とも来てくれ、
お一人は絵をとても気に入ってくれ、もっか絵の購入を検討してくれている(後日購入してくれた)。
くだんの先輩とは、
絵の感想からスピリチュアルな話へと広がり、
「実はゲイなんです」ってなカミングアウトもする運びとなった。
そうして店をでる直前に、
そういえば、と展示会場で販売中の以前作ったTシャツを見せると、
あ!ちょうど今ミュージシャンのTシャツを作ろうとしていて、
野村くんに絵を描いてもらうのもいいな。
ってなネクストを予感させる展開に。
だからどうしたの? という話だったらすみません!
ただ、ぼくの中では「宇宙のタイミングってすごい!」と幸福&高揚に包まれる
ありがたい出来事だったので、ここに記させていただきました。
とってつけたようなまとめとしては
夢とか偶然とかって意味不明なことが多いけど、
意味不明ななにかにゆだねてみるという選択肢もあると、
人生にふしぎが呼び込まれるのかもしれないと思うのですが、いかがでしょうか?
以上、備忘録みたいなブツブツを読んでいただきありがとうございました。
ニュー男子 拝