7月5日はビキニスタイルの日である。1946年、フランスのルイ・レアールがビキニ水着を発表した記念日である。ということで、草食系男子、女子キライ症が増え続け、少子化が問題視される昨今、ビキニの良さ、すなわち女性の素晴らしさをここで伝え、「ビキニっていいな」「結婚っていいな」と思ってほしいと考えている。
7月5日は「ビキニスタイルの日」である! (モテる猥談力とは?)
1.ビキニとは?
まさにセクシーの極みである!!
ビキニとは、ブラジャーに似たトップスと短いパンツの組み合わせによる女性用水着である。
画像を見て頂けると分かるが、フェロモン及び色気をこれでもかというほどに眩しく解き放つ、バテ気味の身体にエネルギーを注入してくれるような外見のファッションである。
これを見て、
「地球に生まれて良かったあー」
「ビバ、ビキニの日! ブラボー、ビキニスタイルの日!」
「ビキニ! ビキニ! 僕らはビキニ!」
と乱舞したくなる読者(ビキラー)も多いことだろう。
女性の滑らかなラインを美しく協調したデザイン――まさにセクシーである。
2.ビキニの日だからこそ、ビキニ知識を身につけよう
ビキニへの愛をもっともっと深めよう!
そもそもこの記事を開いた読者は、「ビキニスタイルの日」に興味があるというより、「ビキニ姿」に興味があるということが憶測できる。
健全な男子の取るべき行動、ビキラーの本能・野性と言えるだろう。
しかしだ、もし車内のスマホで見知らぬ女性に「ビキニ画像」を凝視している自分をちら見された日には、やはり恥ずかしいと思うのも健全な証拠で、
「変態じゃん」
「超やばくね?」
「こいつ、ビキラーなんじゃね?」
と真冬を連想させる冷たい眼差しの中で思われたくはないだろう。
なのですぐにスクロールできるよう、かなりの文字(文章:すなわち安全地帯)も組み込んである。
つまりはまさに男性心を理解した構成になっていることが1点、そしてもう1点は多数のセクシー画像を楽しみつつ、「ビキニの歴史」「ビキニの種類」も学べる作りにもなっている。
なぜ知識が必要なのか?
それは知識のない男はモテないと断言できるからである。画像だけでは目の保養にしかならないからである。それではいけない、知り得ることが大切だからである。
そう、ビキニが教えてくれることはたくさんあるのだ。
今こそ問いたい。君はビキニを本当に知っているのかと。君の考えるビキニは本当のビキニなのかと。
3.ビギラービギナーのためのビキニの歴史
歴史を知るという大義名分を掲げよう(笑)
1946年、フランスのルイ・レアールが考案したビキニ。
レアールは自動車エンジニアだったのだが、母親が下着会社を経営していて、その手伝いをしている時にビキニを思いついたらしい。
(注)同じ頃、フランスのデザイナー、ジャック・エイムによってほぼ同様の水着スタイルが考案され、これはアトムと名づけられている。無名だったレアールに対し、エイムはすでに高い評価を得ていたデザイナーであり、そのため、「ビキニを広めたのはエイム」とされている。
発表当時から肌の露出度がかなり高い大胆な水着であったこともあり、当初はほとんど着用されず、あの洒脱なアメリカでさえ1960年代初頭まで一般的なビーチでは着用禁止とされていたそうだ。
▼ビキニと日本とアグネス・ラム
日本においては1950年に輸入されたが、着用が一般化されたのは1970年代になってからとやはりアメリカ同様にかなり遅い。
では日本においてなぜビキニが一般化(ヒット)したのか?その背景には、愛くるしい笑顔をしたアグネス・ラムがいる。
キャンペーンガールであった彼女のビキニ姿のポスターが人気になったのだ。高橋留美子著『うる星やつら』のヒロイン「ラム」のモデルであり、元祖グラビアアイドルと呼ばれる彼女の凹凸のしっかりとした小麦色の肌のビキニスタイルに、男性も、そして女性も、「セクシーさ」「カッコ良さ」を感じたということである。
セクシーさだけでは男性しかついてこない、彼女のビキニ姿にカッコ良さがあったからこそのビキニブームということである。
この記事の著者はアグネス・ラムの全盛期は深くは知らないが、近所に住む高齢の親父に言わせれば、「アグネスと言えばチャンじゃねえ、ラムなんだよ。東のラム、西の宮崎美子――おいらの青春だ」と目を細め、短くなった煙草をくゆらせながら、静かに、でも熱く語っていたので、まさに日本にビキニ旋風を巻き起こした立役者と言っていいだろう。
余談だが、アグネス・ラムのスリーサイズは、「90 – 55 – 92 cm」である。
「な、何てこった、そんな破壊力ありかよ……」
と無意識に呟いた読者よ、そこが車内、あるいは公共の場だということを忘れてはならない。
▼ビキニ旋風後の日本について
しかしである、ビキニ旋風は実は長くは続かなかった。
1980年代中期から後期にかけて日本ではワンピースタイプの水着が復活、それが主流となったのである。スタイルに自信がある、ないに関わらず、多くの人がビキニを嫌悪し、ワンピースを選ぶという時代に戻ったということだ。
一体世間に何が起きたのか調べたところ、このワンピースブームはどうやら水着メーカーによって作り上げられた流行によるもの。
「ビキニよりワンピースが可愛いよ」「イケてる女性は絶対ワンピース」という洗脳と言うべき、流行のコントロールである。
余談だが、「水着メーカーめ、余計なことをしやがって、ちくしょうめ! おいらはあの時のことを忘れねえぞ!」と近所に住む親父は渋面を浮かべ、短くなった煙草を灰皿に強く押しつけながら語っていた。
このことから、おそらく当時の大多数の男性が苦虫を噛み潰す思いをしたのだろう。
こうした逆風から再びビキニが脚光を浴びるのは、へそ出しルックが流行りだした1990年代中期になってからである。
いわゆる「アムラー」、安室奈美恵を真似る若者が増えたことにより、再度、海やプールにおいてビキニを着る女性は多くなったのだ。
まさに安室奈美恵に対して足を向けて眠れないということであり、流行は繰り返されるという証明でもある。つまりはとにかく、「祝・ビキニの日復活」である。
さて次の項目では、ビキニのタイプ(デザイン)について語る。
もちろん文字を読むのに疲れた読者のために、CM的、サブリミナル的演出の「ビキニスタイル画像」を挟んでおくので堪能してほしい。
4.ビキラービギナーのためのビキニの種類(デザイン)
ビキニといっても様々な種類があるのです!
まずビキニの種類を語る前に、自己啓発本やビジネス書の話をしておきたい。
このような自分磨き本で、今も昔もベストスリーの入る題材は、
『想像力を生む方法』
である。
どうやれば想像力が付くのか?
素晴らしいアイディアはどうしたら生まれるのか?
考える力を身につけるためには?
という、明確な答え、方法など存在しないような難しいテーマである。
今の社会を分析すれば、オンラインにてあらゆるものが検索可能となっており、それに伴い、著しく「想像力」が減少していくのでさらにやっかい(難しい問題)になっている、とそう考えるのが妥当な見解だろう。
つまりは、すぐに調べることにより、考えを巡らせない状態に陥り、結果、頭の回転ないし、エンジンが作動しないということである。
当然そうなれば思考回路は錆び付き、いざプレゼンの場やセールスの場や逆境に対し、すなわち、「想像力」「アイディア」「的確な思案方法」というゼロから生み出さなければならない場面において、何ひとつ思いつかない事態を招くということだ。
はっきり言おう。
いきなり脳のエンジンを温めようとしても温まらないのである。
普段から少しでも脳を動かすことが必要なのである。
ローの状態を保つことが将来のために大事なのである。
そしてここで本題に入る。
ビキニタイプ紹介文面と共に、海外のセクシー美女の画像を添付し、「このビキニはこういうタイプですよ」説明するのは簡単だ。
が、ここではあえてしない。ここではビキニ画像はおあずけである。
想像は宇宙の領域を越える。
想像することにより、考えることにより、脳にエンジンがかかるのだ。
錆び付いた回路に油をさすことができるのだ。
ようするにだ、未来の自分のために、文章を読み取り、脳裏の中で鮮明な映像を作ってほしいのである。
すると頭は回転する、想像力が動き出す。
いざという時に着想・思案できる、素晴らしいアイディアが浮かぶ自分になれるのである。
ああ、つくづくためになる記事だと、著者は自画自賛してしまうのであった。
★三角ビキニ・トライアングルビキニ
トップが三角形をした基本とも言えるビキニである。
おそらくイメージしやすいビキニと言えるだろう。
ウィキペディアによれば、『どの方向からの衝撃にも特別に強い訳ではなく、特にブラの中央から首の根元にかけての斜め上方向には、意外にずれ易い欠点を持つ』
とある。
しかしこれは果たしてそれは欠点と言えるのだろうか?欠点と言っていいものだろうか?ようするに欠点を利点と捉えるという考え方が大切なのではないかと。
そう、つまりビキニには想像力を活発にさせる力もあれば、帝王学を得られる力もあるということである。ポロリがあるかも、と考える精神が時には自分を助けるということである。
やっぱりつくづくためになる記事であると同時に、ビキニはどこまでも偉大なのである。
★マイクロビキニ
熱帯の民族が着用した小さな衣類に基づいて作られていて、その名の通り、小さいトップとボトムにより構成されるデザインビキニである。
行きすぎた社会、羞恥心や節操のない世の中への警鐘を鳴らすこのデザインに、読者も憤りを感じていることだろう。
やりすぎのビキニは社会の風土を乱すと。
が、怒りの反面、「ま、それはそれでいっか!」と思うこともまた、健全な男子らしいと言えるので、つまりは決しておかしくはないので安心してほしい。
★ホルターネック
トップを肩ひもからの比較的大きな二等辺三角の布でカバーしたデザインのビキニである。
ブラは左右対称が基本。そして胸の内側から外側に湾曲したデザインのものもあり、ひいては胸の重量感が非常に出るビキニである。
「夏が来るぞぉおおぉおおおー」
と叫びたくなる気持ちを抑え、次に進もう。
★レモンブラ
ブラが名前通りレモンやラグビーボールのように横長のデザインをしているビキニである。
「ラグビーブラ」と呼ばないのは、色気の問題、また、「ラグビー部ら」と変換ミスも考えられるためだろう。(ちなみにこれは想像である)
★チューブトップ
ブラがストラップレスになったビキニである。
(ストラップレスとはトップスに肩ひもがないもの)
左右のブラの間にリング、センターストラップ(V字状のひも)と合わせたものがメジャーである。
「リングになりてぇえええー」
と叫びたくなる気持ちを抑え、次に進もう。
★ワイヤービキニ
パットとともにワイヤーを入れ、バストの形状を整えるトップを用いたビキニである。
日本では2000年前後に流行、ビキニ初心者でも安心して着用できるガードが堅いタイプである。
ガードの緩いマイクロビキニが正解で、ガードが堅いワイヤービキニが不正解とは言えないことは、ここまで熱心に読んでくれたビキラーのみなさまにはお分かり頂けるだろう。
ビキニに正解はない。ビキニが答えでありビキニそのものが真実なのだと。
★モノキニ
前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニに見えるデザインである。
このデザインを騙されたと取るか、ラッキーと取るか、その答えによって人生が楽しいものになるかならないか、その分かれ目になると言えることは語るまでもない。転じてポジティブシンキングを学べる瞬間であり、ひいてはここにも帝王学が隠されていると言える。
ネガティブは何も生まない。
ポジティブこそが正義なのだ。
★タンキニ
トップがブラジャー状ではなくタンクトップ状になっているビキニ、というよりセパレート型の水着である。
タンクトップと聞き、ここで少しの物足りなさを感じる読者に気付いてほしいことがある。
ネットを用いて簡単に裸の画像が閲覧できるふしだらな現代でいいのであろうかと。
これでいいのか、こんな世界でいいのかと疑問を抱き、ヌーディストビーチ状態の社会に怒りをどうか覚えてほしい。
「見えそうで見えないというものこそがまさに美!」
「見たいからこそ努力する、自分を磨く活力になる!」
そういう向上心を是非持ってほしい。
ようするにビキニはさり気なく常に私たちに大事なメッセージを送っているのだ。
★貝殻ビキニ
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武田久美子、着用。
何を血迷ったか、貝殻をビキニにしちゃったものである。
しかしだ、決して悪くない、間違っていない、それでいいのだ、武田久美子。
ああ、ビキニ万歳。
5.ビキニから学ぶ、爽やかさ、晴れやかさ
スイートから望むオーシャンビューに匹敵する絶景
このようにビキニから学べることは数多くある。
そして最後に最も伝えたいことは、この記事のようにどうか爽やかに下ネタやエロ話を語れる男になってほしいということだ。
モテる猥談力を身につけてほしいと。
むっつりしている男、がつがつしている男は、断言するがモテない。
面白可笑しく下ネタやエロ話が出来る男こそ、場の空気を読むことに長けた男と言え、それこそが心にビキニを着けた、つまり裸の男ではない、どこに出ても恥ずかしくない男と言えるのである。
法に触れる、一生を台無しにしてしまうような痴漢行為・未成年淫行・盗聴などのあやまち、そんなことは決してしないように。
もしビキニに何かあれば、女性が危険を感じ、ビキニ人口(露出人口)が減ってしまうのだ。
全国のビキラーが決して望まないことを是非しないでほしい。
ビキラーのひとりとしていつも心の隅に「責任感」「道徳」を置いておいてほしい。
君たちがやらなければいけないことは、自分の彼女がビキニを着てきた時、その隣にいても決しておかしくない魅力的な体型、透き通るような肌を保つこと、加えて愛すべき人を守ることができる力を身につけることなのだ。
それでは最後にビキニ画像を見て、今日一日を、あるいは明日を元気に乗り切ってほしい。
ビキラーの未来は燦々とした太陽に照りつけられ、眩しいほどに明るい、という一言を贈り、この記事を終わらせる。
7月5日は「ビキニスタイルの日」である! (モテる猥談力とは?)
- 1. ビキニが似合う女性の隣にいてもおかしくないセクシーな男になろう!
- 2. 海へ行くこと、つまり身体を動かすことは大切である!
- 3. 日焼け対策はきちんとしていこう!
- 4. ビギニじゃないよ、ビキニだよ!
ライター後記
このビキニ記事を載せるにあたり、編集者に何度頭を下げたことか分かりません。
「みんながビキニを求めているんですっ!」「ビキニの日にビキニを載せないで、いったい何を載せるっていうんですかっ!」と。
nokotta
この記事が本当に採用されるとは思いませんでした……。
読書が趣味。休日は喫茶店をはしごしながら本を読みまくります。