鼻毛に白髪は精神的に大ダメージ…鼻毛白髪の原因と改善方法

「鼻毛出てるよ」と言われる以上に精神的につらい鼻毛白髪…

実は鼻毛は髪の毛よりも早く白髪になりやすいのです。
ただそれに自分が気づいてなかっただけ。
そうは言っても、鼻毛が白髪になったということは、やっぱり原因は「老化」なのでしょうか…？（涙）

■ 鼻毛白髪は「老化」した証拠なの？

鼻毛白髪について話す前に、「白髪」についての基礎知識を押さえておきましょう。
実は、人間の髪の毛や鼻毛のもともとの色は黒ではなく「白」。メラノサイトという色素細胞が働くことによって白い毛が黒くなっているのです。
しかし、加齢とともにメラノサイトの働きが衰えていき、だんだんと白髪に。

メラノサイトやメラノサイトの働きを活発にさせるチロシナーゼという酵素が衰えていくのは、だいたい「30代後半～40代前半」あたりから。
つまり、男性たちの鼻毛が35歳くらいから白髪になることは自然だということ。
簡単に言うと、”老化”です。

しかし！鼻毛が白くなることは「老化」だけが原因ではありません！！
読者のみなさんが、もしも「俺まだ20代なのに鼻毛白髪になってる…」などと不安に感じているのなら、それは以下の原因が該当しているかも。

具体的に、鼻毛が白髪になる主な原因は下記の5つが挙げられます。

① 遺伝
② 血行不良
③ ストレス
④ 間違った鼻毛の処理
⑤ 乱れた生活習慣

それぞれ詳しく見ていきましょう！

① 遺伝

白髪になりやすい家系の人は、鼻毛も白髪になりやすいと考えられています。
ただこれには諸説あり、遺伝というよりは家系的に「白髪の作りやすい生活をしているため」というのが1番有力です。
食の好みや、よく食べるもの、あまり食卓に出てこないものなどが白髪を作る原因になっているため、遺伝と言われています。

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【参考記事】『「白髪になる遺伝子」が発見される！ついに治療薬ができる！？』

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② 血行不良

加齢の次に大きな原因として挙げられるのが血行不良です。
加齢が原因でもないのに若いうちから白髪が多い人っていますよね？

これは髪の毛が成長する段階で十分な栄養補給がされていないことが原因なのです。
鼻毛の白髪もこれと同じ理由です。

体毛が成長するにはその糧となる栄養が必要不可欠で、それを運搬しているのが血管です。しかし、血管が血流不足となれば成長に必要な栄養の供給がされず、健康に成長することができません。
よって、本来なら黒くなるはずの毛が白くなって生えてくるのです。

③ ストレス

そもそも血行不良の原因がストレスの場合も多いです。
ストレスや疲れによって、副交感神経の働きが活発になり血行が悪くなります。

そして本来なら血流によって行き届くはずの『メラノサイト』という毛を黒くする色素細胞が、毛根まで届かなくなってしまうのです。これが原因で髪の毛に白髪が増えます。鼻毛も同じ理論。

④ 間違った鼻毛の処理

鼻毛の処理は正しく行わないと、白髪が増える原因になります。
特に毛抜きで抜くのはNG！この処理方法は鼻の中の毛根細胞を傷つけてしまい、『メラノサイト』の機能を著しく弱くしてしまいます。
「抜けばしばらく生えてこないでしょう」という安易に考えるのは良くありません。

⑤ 乱れた生活習慣

乱れた生活習慣は、結果として血行不良の原因となり白髪を増やします。
特に偏食と睡眠不足、たばこ、アルコールは髪への栄養や成分の行き届きを妨げる要因となるため、白髪だけではなくハゲになるリスクも高めてしまうのです。