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スーツの原型は命を守るための軍服だった

 

心臓を守るためにつけられた左胸のポケット

出典:洋服の青山

正装と言えばスーツですが、日本にスーツが広まったのは幕末から明治維新の頃とされています。
日本人が和服しか着ていなかった時代、西暦1543年種子島に鉄砲が伝えられた頃、ポルトガル人が着用していた洋服が始まりと言われている説が有力のようです。
その当時、日本だけでなく世界でもスーツを着用出来るのは一部の特定富裕層だけだったとか。現在は日本でも当たり前のようにスーツを着用していますが、それだけ世界が豊かになったということかもしれませんね。

さて、そのスーツの起源、それはイギリスの農民服だと言われています。その当時の農民服は今でいう燕尾服のような作りでした。丈も長く、前開きではなかったため動きづらく作業がしづらいことから前開きのボタンが付けられたのだとか。

 

鼻水ぬぐい防止のためのソデ口ボタン

出典:Wikipedia

その後、軍人や貴族が動きやすいように生地や縫製などが形作られていったと言われています。
例えば、スーツの胸ポケットは男女用共に左にあります。何故だかわかりますか?
そう、心臓です。
左の胸ポケットは銃弾から心臓を守るために鉄板を入れるために作られたものなんですね。
よくテレビドラマなんかで、銃で打たれた人が胸ポケットに入っていたモノ(手帳やジッポ)によって助かって、
「そんなわけねーだろー」と僕も思っていましたが、そんなわけあったってことで(笑)

軍服にまつわるエピソードとしては、ソデ口の話があります。
現在のスーツではソデ口のボタンは殆ど飾り付けとして使用されていますが、実はボタンを付けたのには理由があったんです。
ボタンをつけたのは、あのフランスの皇帝ナポレオンです。
ある日、ナポレオンが軍を連れて遠征をしていた際のことです。隊員が袖を使って鼻水をすすっている姿がとてもみすぼらしく見えるため、ボタンを付けたというのです。ソデにボタンを付けて以降、隊員たちはソデで鼻水をすすれなくなったため、瞬く間に広まったということです。
みすぼらしさを無くすためなんて、ナポレオンはオシャレ意識が高かったのかもしれませんね。

 

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