流行り言葉を使うのって楽しいなと思ったりします。
マジ神! とか、
あいつクズ(糞)すぎ! だとかを使うと、
なんとなくその場が盛り上がる感じがあるし、
流行しているわけだから
コンセンサスというのでしょうか。
わかる~、みたいな共通認識が作られやすい気もして。
(あの番組面白かったよね! ってなことさえも一言で伝わることも)
流行言葉には、
その言葉自体に面白いニュアンスや時代の空気のようなものなど、
なにかしらのプラスαが宿っていて、
勢いがあるのかもしれませんよね。
などと考えてみると、
一言で伝わり盛り上がる流行りの言葉を使うことは
楽しくもあり、楽なことなのかもしれないなと思う。
ぼくは常日頃、楽を探し、求め、
楽へ楽へ、と流れているのですが、
これは作文で糧を得てきた妙なプライドなのでしょうか、
言葉に関しては、流行言葉をあまり使わないんですよね。
とくに、「神」や「クズ」って、
”極”を表現する言葉じゃないですか。
最高なら神で最低ならクズ、糞、ゲス。
たとえば「この歌、神!」を「神」を使わず表すならば
神様がこの世に贈ったとしか思えないほど琴線にふれる。
忘れていた大切な何かを思い出しそうで泣きそう。
ってなことだったりするかもしれないわけだけれど「神!」
もちろん、
感じたことにピタリとくる言葉を探し表現することが
良いわけでも正しいことでもないですが。
ただ、
感じたことを即座に流行言葉にのせてしまう前に
聴診器を心にあてるようにして、
自分の感覚にフィットする言葉、表現を探ることが
唯一無二の自分の感性を大切にすることなのかもな、と
言葉が大好きなぼくは思うので、
本日ぶつぶつ言わせていただいた次第でございます。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
ニュー男子 拝